5.0
夢見心地のオブラート
アデル殿下が突拍子なく、夢見がちでほんわかしてしまうのですが、境遇は結構つらいし、傷ついている心を抱えながら前向きに生きているからこそ、傍目には滑稽に映ってしまうのかもしれません。
年の差婚で政略結婚。後宮には40人もの妻がいました。その最初の結婚が終わり、8年の月日が流れて、初恋の人から妻にと望まれます。
でも、初恋は実らない、恋愛小説のヒロインに未亡人はいない、そして何かにつけてルイスに愛される現実が仮初めではないかと、暴走気味の妄想を発動させてしまいます。
おとぎ話は結婚がラストシーンですが、現実はそうではありません。
絵柄は昔の少女漫画のようにふわふわで、でも随所に少女漫画らしからぬ表現や設定が出てきます。
おとぎ話のような体裁に惑わされてしまいますが、昔少女だった大人女子こそ楽しめると思います。
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出戻り(元)王女と一途な騎士