5.0
縛られるのも、裏切られるのも、争うのも家族。
家族だから許されること、許されないこと、捨てきれないこと、信じたくても信じられないこと…。
描かれているのは歪んだ家族の形であり、裏切り裏切られて再変していく家族でもあります。
無料で読み続けているからもありますが、伏線回収までの道のりが長くて忘れてしまっていることも多々あります。
登場人物が多すぎて、誰が誰だか分からなくなります。特に主要メンバー以外の人の描きわけがそれほど緻密にできてるわけじゃない(失礼)ので、あれこれ誰だっけ?ということもままあります。
他国の王子のくだりはややご都合主義感が拭えませんし、北方の魔族(?)とか、聖女設定はほんまに必要なんか?!と思うこともあります。
敵も味方も比較的モブ系キャラクターも、それぞれに思惑があり、愛憎あり、捨てられないものがあり、一見優雅で穏やかでも、実はそうではない背景があります。
まだ最後まで読んでないので、どうなのかなと思うのですが、セドリックという優しい伴侶を得て、愛娘を得て、めでたしめでたしではちょっと納得がいきません。ティアにもそれ相応の代償を払っていただきたいというのが、私の率直な感想です。
人が人を踏み台にする、それは世の中の理として仕方のないことなのでしょうが、ユニス伯爵夫人のように、分をわきまえ、本当に守りたいものだけを守って生きていくのはとても難しいことです。
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悪女は2度生きる