5.0
北海道と厳しい時代で生きる人の優しさと業
今の時代や喧騒を忘れ、その時代に入り込んで読める終ってしまうのが辛くなってしまった作品。出ている人に清廉潔白なのは本当にわずか(三人くらい?)。後はみな何かしらに手を染め苦しみ開き直り出し抜き知略をつくす、しょうもない我を引きずりながら懸命に生きていく人達に圧倒されました。
ほとんどのキャラクターが今でいう変態や修羅や悪鬼なのになぜかここでは本当に魅力的。もしかして地獄という場所はこんな人たちがいるのだろうか?と「人」とは世の中の物差しで図るにしてはありあまる。。そんな気持ちになりました。
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ゴールデンカムイ