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身分制度が裏テーマかも。。
とにかく主人公は頭脳明晰でお茶目な女の子なのに「身分が」ということで恋愛も事件の真相もフワッと流すのがヤキモキします。まぁこれくらい足枷がないと大体事件を主人公に頼ってる事態があり得ないのでちょうどいいのかも。私は恋愛ものを読みがちなので、壬氏さま側からみる駆け引きが楽しくて仕方ないです。
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2728位 ?
とにかく主人公は頭脳明晰でお茶目な女の子なのに「身分が」ということで恋愛も事件の真相もフワッと流すのがヤキモキします。まぁこれくらい足枷がないと大体事件を主人公に頼ってる事態があり得ないのでちょうどいいのかも。私は恋愛ものを読みがちなので、壬氏さま側からみる駆け引きが楽しくて仕方ないです。
読み進めていけば黄泉の世界へ去った人はもうどうしようもなくて。でも生きている人はこれからも塗り替えてゆくわけで。。というのを読者の心に楔のように打ち込まれて行くけれど、主人公の軽妙さと相手の不可解さでスピードをあげて読んでしまい、すごい作家だなあと思ってます。しかもこの人の描く男性はほんとうに清々しくてその所作がみたくて読んでるというのも本音かな。
最初のうちはよくありがちな困難や設定が襲いかかりますが、主人公エレミヤのやり方が大体正攻法なので王子やツガイであるユミルがどうしようもなくなります。最初はざまぁ系だと気分よく読んでましたがドツボにハマる二人をみてると、ぁあ。。私もこんな気持ちに苛まれていた時期があったなぁとなんだか回りの人達の動向も追いたくなりました。美しい世界に住まう高貴な方々って簡単ではないよねと思ってしまう作品です
もう、アニメみてこちらで読んでYOASOBIが頭を巡って離れない。。ヒンメルが笑ってこちらをみているシーンをみるだけでかきむしられてます。まだ私はまだ序の口しか読んでなくてやっと戦闘多めになってきたのでやっと穏やかに読めるようになってきましたが、最初はボロボロ泣いてしまいました。愚かなんですよね。。その時にはわかってなくて。。しかも、合間合間に入るちょっとした小話がまた愛おしいんですよ!ぜひ、大人に読んで欲しい。そして一緒に苦しんで欲しい作品です
途中までは定番通りの展開。でも問題は相手が主人公を覚えていた。。ということ。
相手が根に持って拗らせた事件を主人公は覚えてない様子。大体こういう相手は完璧な人が多いのに、昔にこだわりたじろいでいる彼とわかってない天真爛漫な主人公の彼女も好感をもてました。
それにしても高級車ででかけ服をコーディネートするっていうデートって夢なんですかね?
もう、この手の話は今の価値観からそぐわなくなってないか?とかいろいろ余計な心配ばかりしてしまう作品。
若くて、工場の小娘と邪険にし、顔が女子で変な広告をだしてオラオラやってる若造に会社なんか任せられるか?結婚してなんぼやろ?となるおじいちゃんは正しい。
おじいちゃんもコミカルにしてるが、普通に自殺したかったのでは?とも。
現代の任侠の世界って実際どうなのか?なんてわからないけど、あの中を生きる人達ってこうなんじゃないかと思ってしまう男性がウヨウヨ出てきます。
それぞれの男性がそれぞれの立場で生きる(それは非情であっても)のを見せつけられる作品。漫画の世界であたりまえに出てくる大金持ちとかトップエリートとかの男性って実際はその素晴らしいスキルを引き換えに人間らしいモラルや温情を捨て去ってる人がほとんどではないでしょうか?
もちろん、それに伴う主人公やその他の女性たちも何かを捨て去った人達ばかり。だからこそ没入感に浸れる稀有な女性漫画だと思ってます。
まぁ読み進めていけば、解りますがこれは男性向けエロ漫画設定そのもの。なのに作者の絵柄と技でちゃんと少女漫画にしてしまったという不思議な作品。あと、お相手の男の子がかなりの立派な人格者。ぜひ、男性目線で読んでほしい少女漫画です。
自分には全く無い要素として令嬢の世界には憧れたし古今の物語も現実のマナー本も一通り読んだ私にとってこの主人公は、まさに理想的な令嬢。
だから、題名の極悪令嬢と半笑い気味にいわなきゃいけない主人公が不憫になるくらいちゃんと自分の立場や言動、振る舞いをちゃんとおさえています。
しかもその世代らしい女の子の反応や心の声、ほんのりした恋もあってのがホントにかわいらしいのです。
題名に惑わされずお嬢様とは?に癒されてほしい作品です。
この本が出版された頃、もうほんと勉強が出来るひとが羨ましくて何度読み返しただろうというくらい好きでした。漫画というだけでなく理系の世界や大学事情を垣間見るとか、当時の服の流行という点から読むのも楽しいです。同世代の理系の大学に行った人たちの感想とかもどうなんだろうと思うし、あの時は皆着てる服いいなーって思ってたんだけど今読むと恥ずかしいし。作者は調べあげて描いてるので当時の資料としても面白いです。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~