5.0
形になる願望
普通の、ごく普通の家庭に育つ女の子。なかなか言いたいことが言えない、嫌なことを嫌と言えない、ありふれた女の子。
当たり前の女の子の中の願望は、結構色んな人が内に秘めているものなのではないか。それが形になってしまうゾクゾク感を味わえる作品。
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549位 ?
普通の、ごく普通の家庭に育つ女の子。なかなか言いたいことが言えない、嫌なことを嫌と言えない、ありふれた女の子。
当たり前の女の子の中の願望は、結構色んな人が内に秘めているものなのではないか。それが形になってしまうゾクゾク感を味わえる作品。
「私の幸せな結婚」と余りにも設定が似ている。意地悪な家族も、美人な妹も、その妹が美形の旦那をゲットした主人公に嫉妬するところも、主人公の嫁ぎ先に優しいばあやがいるところも、婚約者の風貌まで、ちょっと似すぎなんじゃないんかい。と思いつつ、絵がそれなりに丁寧で宜しいので、読めます。
この人の作品には、異質なものが見る色鮮やかな世界が表現されているといつも思う。
ただそこにあるものとして、ごく自然に。
絵がきれいで読みやすい作品。
主人公パーティーのメンバーの名前と、モブキャラの名前が似ていたりするところはもう少し気を使っても良いところかなぁ。
どこかで見たキャラ造形も、ペーパーバッククオリティだと思えばそれほど気にならず…。
主人公のおっさんが可愛い。
自分が思っているよりも強いところがチャームポイント。若い弟子にモテモテなのも分かる。
永遠に年を取らない娘と喫茶店でお茶をする女。
何もかも全て分かっていて、大切な者の影を生かし続ける主人公に、精神の強靭さを感じる。弱かったのは、耐えきれなかったのはむしろ夫で、だからこそミチの幻影もパパに付いて行くと言ったのかな。
どうか幸せに。
お仕置きタイムになると目が猫目になるところがスケバン刑事を彷彿とさせます。死人のために生者を裁くところが面白い。
先生がパンツスーツなのが素敵です。
サバイバル…と言うには不可避のデッドエンド。繰り返す今日、越えられない夜。あんまりにも惨殺シーンが多いので、これが少年誌に?!と思ってしまうが、読み進めると分かるように、熱血、友情とジャンプの王道が感じられる作品。身体のパーツを集めるのもゲームっぽくて、怖さはじきに薄れてくる。
記憶を失くした悪魔、斉藤悠介。知らない過去に追い詰められ、大切なものを削り取られる日々。
記憶を失くしたら同一人物と言えるのか?贖罪の意味はあるのか?
悠介よりもむしろ相澤に天誅が下れば良いと思うのだが…。
主人公の拓海が車に詳しくないところが、親しみやすく入りやすい。
拓海の親友であるイツキも、ハチロクと思い込んでハチゴーを買ってしまうボケをかましている。落ち込んだイツキを拓海がフォローする(本人は本気で羨ましがっている)ところが、拓海の性根の良さを表しててイイ。
拓海が秋名から飛び出して遠征するなかで、車の知識を身に付けステップアップしていくが、そのテンポも車オンチに優しい。
車漫画の鉄則?である丁寧な解説で、私も沢山勉強させて貰いました。オーバーステア・アンダーステアにおける車の挙動、大事です。試験に出ます。
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私の胎の中の化け物