4.0
名作
この作者様の作品は、どれも面白いです。
BASARAが好きな方には、特におすすめです。
ひとりの主人公の視点で進むのではなく、春夏秋冬に分かれた各グループの子達の物語なので、やや散漫で話の展開が遅く感じる人はいるかもしれません。
それでも、最後まで引きつけて色褪せない面白さがあります。
骨太なストーリーです。
気弱なナツの成長、意外と泥臭い花、等々各チームに見所があり、それを見つけるのが楽しいです。
大半の皆さんのご意見と同じく、私も花が最後まである意味で「許さなかった」点には、うーんと唸りました。ですが、その十人十色の考え方こそがこの作品の魅力かもしれません。
たくさんいる各キャラの個性を、最後まで描き切った作者様の力量に、感服です。
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