5.0
世界観がステキすぎる
着物にめちゃめちゃ愛着のある人達の世界に、知識も経験もゼロの主人公がたまたま飛び込んで、化学反応が起こるお話。
さとりが着物を通じて日本文化をひとつひとつ知 り、知るたびに驚きや喜びがあって、その感動が若者らしくてほほえましくて…。私も銀座でバイトしてるさとりの気分になっちゃいます。
銀太郎の歳を重ねた美しさと、若いのにやぼったさ全開のさとり。正反対の二人の雰囲気をあそこまでうまく見せられる漫画家さんはなかなかいないと思います。着物や器の細やかな表現も東村先生の画力があってこそ実現できるものなのですよね…すごいです。
32話まで夢中で一気読みしてしまいましたが、本当にステキなお話なので、1日1話とかでゆっくり味わいたかったかも笑。つづきは単行本で読もうかな。
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銀太郎さんお頼み申す