Mayayaさんの投稿一覧

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481 - 490件目/全865件
  1. 評価:4.000 4.0

    結婚って…しなきゃダメなものですか?

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    「有機野菜もいいけど 私はカップ麺でいいの」(カップ麺大好き♡ 毎日毎食じゃ飽きるけど…)
    「1人で暮らせるだけの収入も 一生モノの趣味もあるし」(リストラされなければね…)
    「正直結婚なんてしなくても 今が幸せだから」(うんうん、それはよかった)
    「28歳という自分の年齢に 焦りが全然ないと言えば 嘘になるけど」(出産のことを考えれば、確かにそうかも…)
    『それが本心からの焦りなのか ただ周りに言われるからなのか 分からないし』(うん、言い得て妙!)

    桜のこのくだり、すごく共感できました。世間の目や出産・子育てのことを考えなくてもよいのなら、桜のように「結婚って…しなきゃダメなものですか?」と感じている独身者、きっと少なくないと思う…付き合っている人がいなければ! ぱか丸くん、もとい、三次元の世界で司と出会ってしまった桜は、これからどうするのかな?
     現実世界と並行して、「あにまる村」の世界も描かれているところがツボ。クールな傲慢社長瀬名司の素の部分を、ぱか丸くんとして垣間見ることによって、司がグッと魅力的な人物になりました。勿論、自信と劣等感が程よくミックスされた、ガッツある桜の姿も、ヒロインとして文句なしです。
    「結婚って何なんですか?」この永遠の命題に、桜と司がどう向き合い、どんな結論を導き出していくのか、これから興味深く見守っていきたいと思います。フルカラーのためか、ちょっと画がかための印象なので、そこだけ星マイナスで…。

    • 6
  2. 評価:3.000 3.0

    謎に満ちた壮大な物語の予感、でも…

     アイルとは?リーシャの生い立ちは?異能とは?ヘリオス皇子の立ち位置は?皇帝陛下の力とは?そもそも賎民思想が根付いている国家とは?そして、この物語の向かう先は…?あまりにも謎が多くて、時系列を整え、用語を整理しながら読んでいかないと、大事なことを見落としそうな、そんな謎に満ちた壮大な物語の始まりの予感です…が、作画はこれでよいのぉ〜?
     仮にも「女性漫画」を謳っているのだから、もう少し女性漫画寄りの画にできなかったかなー。特にキャラクターデザインが、少年漫画のようで、「◯RAGON ◯ALL」に出てきそうか?と思いながら、読み進めています。(あくまで個人の好みの問題です)
     教育を受けるどころか、人間として扱われてさえもこなかったリーシャ。自分を卑下することに、慣れてしまっている姿勢には、国家に対して怒りさえ覚えます。そんなリーシャが力を得て、どう自分を成長させていくのか…単なるファンタジーだけでは終わらない物語を期待しています。

    • 3
  3. 評価:4.000 4.0

    手なずけるど根性様イスティナ

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     レビュー評価かなり低めですが、確かに前半は、ラオンに対するイスティナのゴリ押しが鼻について、読む気が失せがちだったかも…。それでも、イスティナに対するラオンの態度が変化し、リリアナが転生してくる頃には、大分面白くなってきたと思います。
     そもそも、イスティナ(の中の人)、あれほどラオンに嫌われていたのに、物凄いハンデがあったのに、よくもまあ諦めずに七転び八起きのど根性で、ラオンに食らいついていったよね。他の男子に見向きもしない「ラオン愛」の深さは、あっぱれとしか言いようがない。「帝国の女神」の結末を知っているくせに、複数の男性ヒーロー攻略を目論んでいた転生リリアナとは大違い!
     いじめっ子が手のひら返しで、気持ちが悪いとの説もあるようだけれど、本当にいじめがなくなって、仲良くしてくれるなら、絶対そっちのほうが安心で嬉しい。ラオンだって、すぐにイスティナを許したわけではなく、何年もかかっての両想い、イスティナにとって、決して楽な道ではなかったのでは?
    「手なずける」って聞こえはよくないけれど、イスティナの願いはただ一つ、ラオンの死を回避すること。そのために、あらゆる手段を使って、ラオンを守ろうとするイスティナ。こんなに愛されていることが分かったら、そりゃ絆されちゃうよねー、ラオン?

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    偏頭痛王子はシンデレラに目覚めさせられる

     イケメンハイスペック御曹司かなんか知らんけれど、30にもなるのに、これまでスペック狙いの女たちしか、引き寄せられなかったってことでしょ?基クン。意地悪な言い方をすれば、人間として底が浅いってことじゃない?挫折を知らずに育った人間は、往々にして挫折に弱い…だから、今更だけれど、沙耶みたいな苦労を知っている女性と出会えた幸運に、感謝してほしいなぁと勝手に思っています。
     もちろん沙耶には、そうそう簡単に、基に落ちてほしくない。この勘違い俺様を少し、いえいえ、そーとーやきもきさせてほしい。教養もプライドもあるあなたには、相手を見極める目があるし、見極めどきも分かるはず。現時点では、ヒーローとしてクルクル天パの基クンを推しますが、どーしてもこの男がアカンかったら、他の第2、第3候補に目を向けても、読者は全然怒らないと思うよー。
     偏頭痛もちの俺様王子サマは、本物のシンデレラと出会って、人間として、男として成長を遂げられるのか…これから楽しみに追いかけていきたいと思います。基の、女性を軽く見た発言が気になったので、星5は付けず、4ということで…。


    沙耶 基

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    だんだんハマってくる!

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     話が進むにつれ、面白くなくなってきたというご意見も少なくありませんが、自分は逆。正直、物語の柱はどこにあるのか、ブレまくっている気がしますが、少なくとも人物は魅力的になってきました。
     まず、ヒロインのレアナ。ニートライフ希望か何かは知らないけれど、初めの頃は、ほとんど没個性。やけに達観しているふうで、全然面白味がありませんでした。話数が進むにつれ、ようやくお上品なお人形さんが、人間らしくなってきたって感じ。
     対ヒロインのミア。登場時はとにかく騒がしくて、ギャーギャーうるさくて、全く魅力が無かった。急に自分を見つめ直したことは(笑)だけれど、思慮深く行動するようになってからは、好感度⤴️
     原作には出てこない皇帝の弟ルマン。悪役っぽい立ち位置だけれど、本当にそうなのかな?彼がいるから、ややもすると冗長になりがちな物語が、引き締まってくる…。
     一番変化したのは、ヒーローの皇帝ウォルシュ。まあ、腹立つくらいの冷血漢だったのに、最近はレアナにメロメロ〜。こんな可愛い表情をするようになるなんて!って感じですかね。
     ストーリーの柱が、レアナとウォルシュの愛情物語にあるのか、それとも帝国の転覆にあるのか、あるいは二兎とも追うのか、ここまで話数が進んでもぼやけがちなのは、もしかして作者さん自身、まだ決めかねているから?それなら、登場人物たちのキャラ変も納得できます。
     レアナとウォルシュ、ミアとテリア、シヴァとポールが結ばれることは既定路線として、その他はどこに着地するのか、まだ見通しがつきません。だからこそ、エンディングを予想しながら、このダラダラとした物語を楽しんでいくのも、また一興かと…。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    やさぐれ勇者は成長中

     少女漫画ジャンルの異世界転生モノの聖女って、全然「聖女」って感じじゃないことが多いし、少年漫画ジャンルの勇者って、全然「勇者」って感じじゃないことが、多々ある。つまり漫画の世界じゃ、聖女も勇者も、単なる職業みたいなもんってことなんだよね、今更だけれど…。そこに「人格」を期待しちゃいけないわけだ。
     だから、今作の主人公尚文サマ、元々がごく普通の大学生なもんだから、そして、「盾の勇者」という貧乏神みたいなキャスティングをされ、初期の段階で酷い裏切りにあったもんだから、やさぐれてやさぐれて、ネガティブ思考全開って、これからどーすんのっ!?
     ただ、尚文サマ、あくまで普通の大学生だったから、いたって常識的であらせられる。そこから、成功体験を重ねて、一歩一歩勇者としての矜持をただしていくんだろうな。
     それにしても、 ラフタリアにせよ、フィーロにせよ、主人公の周りは、俗にいうハーレム状態! 何故に可愛いコ(どちらも人間ではないけれど…)ばっかり集まるの? あ、やっぱり少年漫画だからかぁ…。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    身代わりではなかった…歪みの犠牲者たち

    ネタバレ レビューを表示する

     よくある「身代わり婚姻もの」と思っていたら、大間違い!ヒロインクラリスはもとより、ファーレンハイト家の全員が、そう、あのク◯姉マチルダでさえも、歪んだ貴族社会の犠牲者だった…という大どんでん返しが用意されていました。その意味では、ざまぁだけれど、ざまぁと言い切れないというか…。もちろん、マチルダの愚かしさ、憎々しさは変わりありませんが、彼女の出生の秘密、そして、父ファーレンハイト子爵の心の歪みを知った上で読み返してみると、マチルダの言動一つ一つが、全て虚しく感じられます。と同時に、そんな中にあっても、人間として歪まなかったクラリスの強さは、本物だったのでしょう、彼女の母が言うように。
     気になるのは、現在27話までの配信で、一定度結末を迎えたようにも感じるのですが、果たして続話があるのでしょうか。決して「身代わり」ではなかったクラリス、ただ、ここまで溺愛っていうほど、溺愛っぷりが目立っていたわけではありません。(ま、ジークフリート様なりの溺愛だったのかもしれませんが…) この後続くのなら、やっとお互いの気持ちに気づき始めた二人の、もっとイチャコラな姿を見たいと願ってしまうのは、私だけ?

    • 16
  8. 評価:5.000 5.0

    お菓子好きの領地経営(オマージュ)

     大人が異世界の子供に転生し、前世でやり残したことを実現しようと奮闘する過程で、周囲を巻き込み、その世界をより良いものにしていく…このパターンで真っ先に思い浮かぶのは、「本好きの下剋上」シリーズで、本を読むためなら、何でもするという女の子マインが主人公。こちらは、そのパテシィエ版で、お菓子大好き9歳男子のペイストリーが、主人公です。
     ただ、この次期領主サマ、自分の作りたいお菓子を作るためなら、手段を選ばない…それが、領地経営と結び付いてしまうせいで、時々、お菓子がどこへいったのか分からなくなってしまうほどです。でも、最終的には伏線を回収して?お菓子に結び付いてしまうので、ペイスの「中の人」、さすが天才パテシィエって感じ。でも、天才パテシィエって、政治経済にも明るいのね。
     オトナ子供が主人公だと、多少あざとさを感じる場合もありますが、両親をはじめ、ペイスを取り巻く人々が魅力的なことと、ペイスの立てる戦略が面白いので、まあいいかなって思います。とにかく、ペイスの活躍が痛快で、面白いのです。
     ところで、このお話の着地点、いったいどうなるんだろう…願わくば、これからも少年ペイスのまま、活躍させていってほしいかな〜。

    • 15
  9. 評価:5.000 5.0

    あーたん、達観すぎっ!

     ふくふくしているから、「白豚」って二つ名で呼ぶんだろうけれど、それって豚に失礼。豚を馬鹿にする人は、一生豚肉食うんぢゃねーぞー💢
     鳳蝶くんにも文句を言いたい。いずれ弟のレグルスに討たれる運命だからって、さっさとそれを受け入れるなんて、いったいあなた何様? 確かに「中の人」は、5歳児じゃないけれど、それにしたって諦めが早すぎる。あまりにも達観し過ぎてる。生きるために、もっと泥臭く足掻いてみろ。何より、可愛い弟レグルスに罪を犯させるな。
     以上が、このお話への苦言で、他はもう完璧♡ レグルスは可愛いし、鳳蝶は賢く優しく、出会う人出会う人(神サマもエルフも)みんなを魅了してしまうスーパー5歳児!?それこそ、痛々しいくらいに…。
     転生前の知識そのものが、彼のチート能力として今生の助けとなっているなど、お話そのものはほのぼのとしたサクセスストーリーですが、見方を変えれば、身勝手な両親からネグレクトを受けている、幼い兄弟の成長と愛情の物語。まさしく親はなくても子は育つ?!ただし、周囲の適切な支援があれば(この場合は、使用人やエルフたち、時々神サマ?)だけれど…。
     こんなに愛情をかけられて育ち、こんなににぃに大好きなレグルスが、将来鳳蝶の命を狙うかもな展開は、愚の骨頂。このまま、神サマとエルフたちに祝福されながら、のんびりまったりと領地経営を成功させ、あーたんに長生きして欲しいなぁと思っているのは、私だけ?

    • 18
  10. 評価:4.000 4.0

    先の視えないノンストップミステリー

    「全てー かなえよう」 もしも神の如き存在に、こう語りかけられたら、なんと答えるだろうか…。古代神への生贄となったことによって、何故かしら人智の及ばない力を使役できるようになった第一皇女ルディス。彼女の「生贄」としての使命は、むしろ古代神ラベインと出会って後に、動き出したのかもしれません。
     それにしても、これほど先の見えない話も珍しい。物語の鍵を握る言葉は、「生贄」「古代神」「供物」 古代神たちが語る意味と、人間たちが認識している意味とにズレがあり、そこに謎が生じて、読者を混沌に導きます。虐待、冷遇されて育った人間が、偶然偉大な力を使う権利を手に入れてしまったとき、果たして正義を行うことができるのか…ルディスの目を通して、人間の究極が試されている気がします。
     ルディスの選択は?古代神の真の姿は?を筆頭に、伏線回収に向けて、最後の最後まで気を抜けそうもない物語、ダークファンタジーがお好みの方に強くお勧めです。

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