Mayayaさんの投稿一覧

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471 - 480件目/全748件
  1. 評価:4.000 4.0

    劇画ちっく!

     この作品、 攻めてきたなーというのが、まず第一印象。ジャンルは女性漫画でありながら、時々絵柄が劇画風、感情が昂ぶったときの瞳の表現や、過剰にも思える線の描き込みは、はっきり言って、好みが分かれるところかも?
     異世界転生ファンタジーには、ざっくり分けると、本人自身が生き直すタイプと、全くの他人がいきなり転生させられるタイプとがあると思いますが、こちらは後者。なりは悪女でも、中身は別人格なので、当然物語への働きかけ方も変わってきます。よく「歴史に干渉する勿れ」といいますが、自分や自分の大切な人の命がかかっていたら、そんなの多分関係ない。
     新レティシャ、自分がこの物語のヒロインになろうとは、思わないのかな?だって、話の筋は完璧に覚えているし、なんか魔法みたいなのも使えちゃうし、何より「王女殿下」という怖いものなしの称号だってもっている…何これ、最強じゃん!
     1話60ptですが、このボリュームと画の美しさ(好みは分かれます)、そして、目まぐるしいストーリー展開なら、それも納得。あとは、新レティシャの思惑どおり彼女は生き残れるのか、それとも、何をどう頑張ってもバッドエンドを回避できないのか、彼女のお手並み拝見といきたいと思います。

    • 12
  2. 評価:4.000 4.0

    幾重にも張り巡らされた伏線の物語

     とにかく人物の造形が美しく、ややゴシック?ホラー?めいた背景と相まって、独特の世界観に引き込まれます。特に青白髪に紅い目の皇帝カイルと、翠黒髪に碧眼の「ディア」は、まるで一対で創られた人形のよう…まさに、運命で結ばれた二人という感じです。
     当初は皇帝カイルが曰く付きで、何か「人間を超える存在」という雰囲気を醸し出していたのですが、物語が進むにつれ、どうやらディアのほうも、曰く付きであることが分かってきます。そのあたりから、場所や時代を遡ったり、時間が交差したり、名前が幾つも出てきたりして、ストーリーを追うのが、というより、覚えておくことが大変に…。1話分はビミョーな61pt、このまま課金を続けるのか、正直、迷いどころです。
     お話は、謎が謎を呼んで、登場人物たちの過去と現在とが複雑に絡み合い、この後どう転がるのか、現時点では全く予想がつきません。だからこそ、続きがとても気になるお話です。きっと、最終話のエンド仕様を見てから、遡って課金するパターンだろうなぁ…。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    負けるな彩梅、溺愛信じています

     スターツ出版のハイスペック年上モノ、大好物です。こちらの出版社、主役級の美しさ、可愛さは折り紙付きで、花野先生の画にも大満足、彩梅と千里の二人が、これからどんな表情を見せてくれるのか、ワクワクしています。(モブに関しては、多少手抜き感がありますが…)
    「間違い」から始まったお見合いで、高校生と年上御曹司が婚約を…の流れで、真っ先に思い浮かぶのは、師走ゆき先生の「高嶺と花」 けれども、アイアンメンタルの花と異なり、こちらの彩梅ちゃんの、何と照れ屋で引っ込み思案のことか…同じ「花」でも大違い?!こりゃぁ、九条さんじゃなくても、保護欲刺激するわ…。
     25歳独身完璧御曹司、ここまで何もなかったわけじゃあ、ありますまい。彩梅に意地悪しそうな元カノ候補も、それなりに出てきそうですが(例えば、高坂女史とか…)、スパッと切り捨て、タイトルどおり彩梅一筋でお願いします。そして彩梅も、守ってもらうだけではなく、自分の意志をしっかりもって、一歩を踏み出す女性に成長していってほしいな…うん、スターツ出版なら、きっと大丈夫。モヤモヤは最小限に、安心の展開を期待しています。

    • 7
  4. 評価:4.000 4.0

    母なら誰もが願うこと…

     勝手な想像ですが、読者が母親かそうではないかによって、この物語の印象や感想は、ずいぶん違ってくると思います。そして、ほとんどの母親が、2度目のチャンスを与えられたエリサの動向を、固唾をのんで見守っていることでしょう。なぜなら、どの母親も我が子との接し方、向き合い方を、多かれ少なかれ後悔しているはずですから…。
    「1度目」のエリサに、子供たちに対する愛情がなかったとは言いません。エリサなりに、子供たちの幸せを考えていた、ただ、その幸せの源を、権力に見出そうとしたところが、彼女の過ちでした。「2度目」のエリサは、言葉でも愛情が伝わるように子供たちに接し、自信をもたせ、生きのびる力を自分自身で身に付けさせようとしています。皇妃さまならずとも、子育てをしている母親として、大切な姿勢だと、個人的に思いました。
     実際の世界では、転生してのリセットは無理だけれども、そして、精霊の力は借りられないけれども、自分の意思で「修正」はできます。2度目の生で、思惑どおりに事を進めるエリサを横目で見ながら、現実世界で足掻いていこうと思います。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    全てがゆったりまったりか〜い?!

     生涯未婚率の割合が、どんどん増えているってよく聞くけれど、確かに千世ちゃんのような30代や、一愛サンのような40代だったら、さもありなむ。仕事できるし、ルックス悪くないし、人柄だってマル、どう考えても相対的にハイスペックの位置に属しているのに、こと恋愛に関して、これだけ不器用な男女が多いのなら、こりゃ初婚年齢高くなるわ〜。
     そんな千世ちゃんと一愛サンの交際スピードと足並みを揃えるかのように、更新のスピードも、おっそ〜い!!その都度、前の話を読み返して、話の流れを掴み直してからにしないと、ここはどこ?あなたは誰?状態。さんずい尺先生の、そして、めちゃコミさんの術中にはまっています。こうなったら長期戦覚悟で、カラダはオトナ、心は思春期の二人の恋路を、全力で課金・応援していきます。かく言う自分も、配信当初から読みながら、今頃なってレビューか〜い。

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    ボナーラ先生流濃いキャラ登場

    「ライバル婚」のヒロイン福子のときは、キャラと設定がぴったしハマっていた紀田ボナーラ先生の画、今回は外した感があります。ヒロイン雪華もヒーロー高柳も、なんか目が強調されすぎて、モディリアニの肖像画を連想、その他のキャラも貌が歪んでいるように見えて、話の要所要所でそっちの方が気になって、今一つ話の流れに集中できていません。
     ストーリー自体は、含みもいろいろあって、興味をそそります。ただ、いくら親代わりだからって、勝手にお見合い相手を決めて、丸投げしちゃうかなーとか、同じプロジェクトチーム内で、足引っ張るかなーとか、そもそも高柳サン、2度も「初めまして」をしちゃうんかーいとか、ツッコミを入れたくなるのも事実ですが…。みんな、いい大人のはずなのにね。
     続きが気にならないわけではありませんが、課金まではしないかなぁ、今のところ。もう少し無料分が増えて、ストーリーへの興味がさらに増し、画のデフォルメ具合が気にならなくなったら、読んでみたいかな。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    「高嶺の〜」は数あれど…

     再び漫画にハマる生活に戻って、気が付いたこと、それは、各ジャンルとも「高嶺の〜」がタイトルにつく作品が、意外と多いということ。どれも、それなりに夢があって楽しめるのですが、男子が「高嶺の〜」になっている作品の中では、こちらが一番のお気に入りです。
     初見では、画はそれほど好みではなかったのですが、ヒロイン遙の一生懸命さ(これは、よくある)、そしてヒーロー壮汰の一途さ、誠実さ(これは、軽め風潮の最近では、割と貴重)に触れるにつけ、全然気にならなくなりました。そして、二人のピュアな恋愛を軸に、幼少期のトラウマ、家族の離別、性的虐待、さらには、夢に向かって努力するひたむきさなどが織り交ぜられて、この物語を深いものにしています。
    「高嶺」とありますが、壮汰自身はいたって普通の感覚の、遥を大切に思うごく普通の男の子。「高嶺」は、遥自身の心の中に聳え立っていそうです。遥の、そして二人の成長物語として、これからも読み続けていくつもりです。

    • 2
  8. 評価:4.000 4.0

    猫の恩返し〜帆波編

     青山先生、なんか柑奈に対する仕打ち、酷すぎまでんか?恋人も仕事も部屋も貯金も、ほぼ同時に失って、そして、家族にも友達にも頼れないって、ここまで追い詰められたヒロインには、なかなかお目にかかれない…これが実話だったら、彼女の行き先は、シェルター?それとも風俗?警察か役所に駆け込む?ごめん、分からない。会社に訴えられたら、逮捕、収監?つくづくフィクション(多分)でよかったと思います。
     だって、柑奈には帆波という守り神がついているものね。これも、フィクションでよかった。実話だったら、ほぼ初対面の相手の部屋について行くなんて、怖い怖いで、話が出来過ぎ。全て帆波が仕組んだのでは?と思っちゃうくらい、どん底〜からの〜上昇気流〜です。
     さあ、柑奈、ここから帆波のアシストという運気上昇の風にのって、あなたをハメた奴らを、けちょんけちょんにやっつけに行くぞ!青山先生、世の中には「正義」というものが存在しているんだということを、柑奈の再生を通して、私たちに教えてください。帆波くん、黒猫の恩返し、期待しているよ。

    • 18
  9. 評価:4.000 4.0

    異色の川上男子?

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     川上男子というと、速人を筆頭に、チャラくて、軽くて、下半身緩めという印象。後半はヒロイン一筋になるとしても、そこに至るまでがかなりキツい。
     けれども、こちらのヒーロー鏡蛇は、最初から最後までヒロイン余花一筋!これは、川上男子としては、かなり珍しい存在。いつも女関係で、ヤキモキハラハラさせられてきただけに、今回は安心して読むことができました。余花に対するスパダリ具合もハンパない♡さすが神様、蛇様、鏡蛇様です!
     ちょっと心配なのは、神様である鏡蛇と、人間の余花との寿命の違い。何せ、鏡蛇は1000年以上生きてきた蛇神様、このままだったら、確実に人間の余花の方が、先に年老いて寿命が尽きてしまいます。そこんとこ、いったいどーするもりなんだろ。本編では、なし崩し的に終わっていたので、ちょっと気になるところです。川上先生的には、後日談を描きたいとおっしゃっていたので、そこで少しは謎解きになるのかな?
     いくら格好良くても、浮気男子には魅力を感じない。その意味でも、今回のヒーロー鏡蛇は、絶対におすすめです。異色の川上男子万歳!

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  10. 評価:4.000 4.0

    ヒーローは誰だ?

     多分10歳位なんだろうけれど、妙に悟り切った感があるヒロイン水曜日=クロエ・アスカニア。それは、物心ついた頃から、自由と尊厳を奪われていたから?それとも、転生前の記憶があるから?彼女のモノローグ中心に話が進むせいか、子供らしくないその聞き分けのよさが、逆に気になります。そんな彼女に、どんな運命が待ち受けているのか、ここから先は、唯一の女性皇族として、幸せな日々が約束されたはずなのに、何故か不穏な雰囲気を感じ取ってしまうのは、私だけでしょうか。
     そもそも初代皇帝何をした?アスカニアの呪いって?愛するものにどうされるって?肝心な情報を小出しにされているせいか、いまだにこのお話の全体像が見えてきません。そして、クロエがヒロインであることは間違いないにしても、ヒーローは?3人の兄の誰か?日曜日=テオ?それとも、まだ登場していない誰か?実は、ヒーローいらない話?
     異世界ファンタジーものって、確かに?は多くなるけれど、それにしてもこのお話は、???が多くなり過ぎ、クロエの瞳の色数だけ?があるかも?星はそこまで多くはつけられないけれど、展開がとても気になる作品であることは、間違いなしです。

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