Mayayaさんの投稿一覧

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461 - 470件目/全748件
  1. 評価:4.000 4.0

    タイトル負けかなぁ…

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     こちらの作品、タイトルで損をしていないかなぁ…。だって「ケダモノ彼氏」だから、来るもの拒まずの肉食系で、ヒロイン振り回される話かなって思っていたら、そんなこと全くなかったぁー(汗)大賀見くん、見かけによらず?一途です。大方きっと、名前が「大賀見」だから、「オオカミ」と掛けて「ケダモノ」ってことにでもしたんだろうな。
     内容は、少女漫画テッパンの再婚義姉弟恋愛モノですが、ヒロインひまりが「家族」の形を大切にしようとするあまり、途中かなりグダグダします。家族のカタチなんて難しい問題、親に任せときゃいいんだよっな〜んて思いますが、そこはひまりだもんなぁ。側から見ると、完全に空回りをしているようにしか見えないんだけれど、ひまりなりに「家族のカタチ」を守ろうとしたのだということだけは伝わってきました。
    「家族」か「彼氏」か、ひまりは二者択一しか考えられなかったけれど、圭太は違います。二兎を追って、二兎ともつかまえる?再婚一つ屋根の下あるあるですが、ひまりと圭太はどんなあるある物語を紡いでいくのでしょう。タイトルに惑わされずに、読んでみることをおすすめします。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    みんなトクベツ

     国民的アイドルと一般女子の組み合わせって、少女漫画では、割と使い古されたネタ感で、「そんなおいしー話、漫画ん中だけじゃん!」と、穿った見方をしちゃいますねー。だから、ヒロインさほ子、地味子のくせにトクベツじゃん、さすが少女漫画!って、斜に構えて読み始めたのですが、これがどうしてどうして、話数が進むほど話に引き込まれていきました。
     それは、幸田先生が、全編通して「トクベツ」に想う相手がいることの素晴らしさを、伝えようとしてくれるからかも…。「トクベツ」は、皇太にとってさほ子がトクベツなように、さほ子にとっても皇太がトクベツで、誰か「トクベツ」に想える相手ができたときに味わえる幸せな気持ち。そこには、有名人も一般人も関係ない。だからこそ、さほ子と皇太だけでなく、えみかやその他のメンバーたちの「トクベツ」も応援したくなってしまいます。(時々、顔がごっちゃになってしまいますが…さほ子とえみか、似てなくない?)
     設定の実年齢より、やや画が幼い印象があって、そこが星マイナス1。それでも、夢を見せてくれる良作、おすすめです。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    「馬鹿は死ななきゃ…」って、あったっけな

     その昔「馬鹿は死ななきゃ治らない」という囃し言葉がありましたが、まさにそれを地でいくような作品です。とはいうものの、主人公ミーア、すっかり心を入れ替え、聖人のように行動するようになった…というわけでは、全くないのですが…。まあ、人間の性根、そんなに劇的に変わるわけではないってことなんでしょうね。
     ギロチン回避の生存欲求に従ってのみ行動するミーアですが、なぜかしら、やることなすこと全て良い方向へ…あ、もちろん転生後です。まるで、運命の神様が、全ての厄災または最悪のパターンから、ミーアを遠ざけているかのよう…。あまりにも都合が良すぎて、笑っちゃうくらい?ミーア本人、あるいは「解説者」は、それをギロチン回避のためだけと繰り返していますが、どうもそれだけではなさそうです。
     前世とは比べ物にならないほど友達(人脈)ができて、充実した日々を送っているミーア。彼女を取り巻く環境が、これだけ変化したのに、断頭台の露と消える運命からは、逃れられてはいません。新たにできた人脈と前世での失敗を生かし、飢饉を乗り切ったその先に、断頭台回避があるんだろうな…。人がやり直しの機会を与えられたら?そんな、ifの物語、まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    西洋風「天に恋う」どうするルーク?

     ヒロインが異世界間を行き来しているうちに、ヒーローとの年齢が逆転して…という設定で、真っ先に思い浮かぶのは、望月桜先生の「天に恋う」 ただ、あちらのヒーローは、一国の皇帝だったため、立場上、妃を何人ももたなければならす、ちょっとモヤッ。その点、本作のルークは、単なる騎士なので、ほとんど障害なしの溺愛一直線!安心して読むことができます。
     強いていえば、ヒロインのサラが鈍チンで、今のところルークが寄せる愛情を、殆どスルーしてしまうところが、障害っちゃあ、障害かな? だって相手は、姉?母?のような気持ちで面倒を見ていた男の子で、家族みたいなもんだからねぇ…。急に年上といわれても、気持ちが追い付かないのは、仕方のないこと。
     さて、ルーク様、弟ハンデがあるとはいえ、あなたがサラのために積み重ねてきた15年間の努力は、決して無駄ではない。天性の美貌と一途な愛を武器に、サラの心をしっかりホールドしてくれることを、期待しています。二人の恋の行方、星5をかけて、見守っていきたいと思います。

    • 79
  5. 評価:3.000 3.0

    お前の方が「だっせぇ」よ💢

     あ〜、萎えた。何なん、この会社?何なん、この男?
     まず、発注ミスは、確かに会社の信用に関わるものだから、指導されて然るべきだけれど、オープンスペースでっ!?というのは、何事ぞ?そもそも、そんな大事な書類だったら、上司のチェック入るでしょ、普通。さくらだけをネチネチ責めるのは、お門違い。最悪、チェック漏れがあったとしても、最終的に自分でそのくらい見つけて当たり前じゃろ、自分の企画なんだから。衆人環視の下、不必要な圧力をかけたということで、パワハラ案件として取り上げられても、文句言わせねーし。そして、その様子を見て笑っていた他の社員も、何て奴らだ。さくら、こんな会社のどこがよいの?
     そして、極め付けは、高鹿匠の「だっせぇ」発言。今どきの小学生だって、そんなことは申しません。もっと、空気読みますがな。お前の方が、よっぽどだっせぇよっ💢
     この先も、此奴らには💢っとさせらそうなので、完結するまでは、もう読みません。呼び捨て高鹿匠を、「くん」「さん」を付けて呼びたくなる結末を迎えたときのみ、戻ってこようと思っています。高鹿匠よ、お前にイライラさせられるほど、こっちはヒマじゃないんだよー。

    • 4
  6. 評価:4.000 4.0

    勇者の元カノ・魔王の今嫁

     元ネタ三流小説「勇者の彼女」の如く、途中までは、ほんとに三流小説。まず、画の線が雑だし、ヒロインメイズのキャラもそんな魅力的ってわけじゃないし、ヒーロー?イスはどこか翔んでるし…。正直、無料だから惰性で読んでいました。
     あれ?と感じ始めたのは、40話あたりから。意味もなく溺愛モードだったイスに、実は深い事情があるのではと、匂わせてきます。同時に、メイズの転生にまつわる秘密も、徐々に明らかになっていき、それまで平板だった二人の人物像が、やっと血の通ったキャラクターとして、動き出したように感じました。
     歴史上、勝者側に都合のよい事情が「正義」として語られてきましたが、元ネタ「勇者の彼女」も、「運命」に操られたシュクール側の視点。メイズやイスの視点で描かれる物語は、二流、そして一流に格上げとなるのか、今後の展開を見守っていきたいと思います。

    • 5
  7. 評価:5.000 5.0

    完璧すぎる慶次サマ

     仕事もルックスも、全てにおいて完璧過ぎるハイスペックイケメン慶次サマ。あまりにも完璧過ぎて、性格の方もジェントルマン過ぎましたとさ…。確かに20歳女子大生という立場を考えると、和歌を大事にしたかった気持ちも、分からないわけではない。でも、2年もあったんだから、そこは何とかしようよー。
     でも、この手の両片想いの拗らせ婚モノ、実は大好物です。それまで女性関係には、割とクールな対応だったヒーローが、ピュアなヒロインを前にして、デレデレの(ヒロインには伝わらない)溺愛モードになっちゃうんでしょ?慶次サマが、和歌のために頑張っちゃうんでしょ?その布石としての2年間だったと考えて、一見この不自然な「白い結婚」の2年間も仕方ないのかな?
     慶次さんの頑張りは、勿論期待していますが、同時に、女性としての和歌の成長にも期待したいな。和歌だって、慶次さんのこと、好きなんだよね。相手の出方を待つだけでなく、関係を築くための努力は、夫婦にとっていろいろと必要。ハイスペック夫の溺愛物語と同時に、不器用夫婦の成長物語として、これから楽しんでいきたいと思います。

    • 90
  8. 評価:4.000 4.0

    どこまで続く?ただワールド

     う〜ん、画の線は荒いし、時々とんでもなく呆けた表情になるし、おまけにヒロイン涼夏もヒーロー陽生も、いつでも好感もてるキャラってわけでもない…。はっきり言って、好みの線からかなり外れているのに、なぜか読み続けている…そんな作品です、こちらは。やっぱり、涼夏と陽生には、くっついて幸せになってほしい、それを見届けたいって気持ちが、どこかにあるからなんだろうな。ハマると怖いただワールドです。
     ストーリー展開は、例に漏れず、陽生の元カノターン、涼夏のモテ期ターン、陽生のモテ期ターン、二人の痴話喧嘩ターンなどが、波状攻撃で襲いかかり、モヤモヤなしで読める回の方が珍しいほど…?それだけに、二人がちらっとでも歩み寄るシーンがあれば、胸キュン必然!アイドルに憧れた経験のある人ならば、妄想力爆上がり。やっぱりハマると怖いただワールドです。
     いずれはこの二人、本当の意味でくっつくんだろうけれど、陽生は人気絶頂のアイドルだし、まだ10代だし、涼夏は進路でふらふらしているしで、逆の意味で着地点がはっきりしない…。まさか、永遠にこのまま?!う〜ん、ますますハマると怖いただワールドです。

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    出来の良くない子ほど、可愛い?

    ネタバレ レビューを表示する

     ざっくりまとめると、「頑張る」と言いつつも、女だから、年下だから、吸収した親会社側だからと、いつもどこか言い訳を探していた出雲楓25歳が、部下の30歳鬼頭国彦に引き摺り回されるうちに、女性として、仕事人として、少しずつ成長していく物語です。
     正直、いくら吸収した側だからって、明らかに会社のためにはならない人事をするのか、日本の企業よ?とは思いました。そのくらい、楓は空回り、自己肯定感低めの性格も相まって、ヒロインとしては、かなり残念な印象です。だから、物語の前半だけを読めば、楓の評価も、作品の評価もかなり低めになってしまうのでは?
     そういう方は、中をとばしてもよいので、80話くらいから読んでみてください。夢を叶えるために、頑張る二人に出会えますから…。本当の会社で、キスから仕事をはじめたら、蹴りを入れたくなりますが、漫画の世界なら結果オーライ?出来の悪い子ほど気になって、結局絆されちゃうんだなぁ…と、しみじみ思ってしまいました。

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    ぐだぐだな彼女、それも悪くない

     もし、自分の姓が恵比寿だったら、娘に「福子」なんて名前、付けたかな?聞いているだけで、福がやってきそうな名前だけれど、かえって名前負けしそうかも…。実際、福ちゃんの人生も、なかなかままならないようです…。
     ヒロインが「フツー」、あるいは「ちんくしゃ」という設定はよくあるけれど、漫画的には、うっそ、可愛いじゃん!が一般的。けれども、こちらの福ちゃんは、容姿は並、性格もいろいろ拗らせちゃっている等身大、行動がブレまくりの、専門職だけは普通じゃない本当にふつーの女性です。普通すぎて、ヒロインとしては痛すぎる行動も…。でも、普通の女性だったら、普通はやってしまうかも?
     鬼塚サンは、ある意味、対人スキルに問題を抱えているんだろうな。なまじ優秀だったから、見逃されてきたんだろうけれど、彼にとって世の中は、かなり生きにくい場所だったと想像できる。そんな鬼塚さんにとって、泥臭く仕事に取り組んでいた福子の姿は、新鮮に見えて、とても興味を惹かれる存在になっていったんだと思う。
     3歩進んで2歩下がるような関係のこの二人、でも、こんな組み合わせがあってもいいのかな〜と思える、30オーバー女子に元気をくれるお話です。

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