Mayayaさんの投稿一覧

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451 - 460件目/全748件
  1. 評価:4.000 4.0

    どうぞ幸せは結末を迎えますように…

     鬼の実景の血を呑んだことがきっかけで、妖を見分ける「異眼」となってしまった綾乃。異眼となったことで、必然的に実景の花嫁にならざるを得なかったわけですが、どうもそれだけではなさそうです。
     そもそも綾乃は、「天に魅入られし者」らしいので、初めから出生には秘密がある様子。「お母さん」と呼んでいる養母も、全然母らしくないし…。最強鬼の実景さんにさえ、簡単には口にできない秘密があるらしく、一見単純な妖怪探偵ものかと思われた物語が、実は見かけどおりではないことに気付かされます。
     今後は、伏線回収と同時に、実景と綾乃に夫婦としての進展があるかどうかが見どころ。そして、最大の関心事は、やはり綾乃が「異眼」となった意味についてです。人間と妖との寿命の違いから、哀しい結末になりかねないことの多い異種婚ネタ、どうか幸せな着地点に向かっていることを、切に願っています。

    • 2
  2. 評価:3.000 3.0

    The 韓流!

     生まれたお家柄のお陰で、若いのにやたら周囲にぺこぺこされるイケメンヒーローと、一般庶民女子(大抵お金がない)との、漫画みたいな韓流ラブコメドラマって感じです、あ、漫画だった…。
     とにかく、どいつもこいつも話が通じない、話を聞こうとしない、だから堂々巡りで、話が進まない、韓国の人って、本当にこんな人ばかりなの? きっとそのすれ違いを楽しむのが、韓流ラブコメなんでしょうけれど、本当にこんな人ばっかだったら、あの国で生活するの、疲れるだろうなあ…。
     韓流ラブコメが好きな方には、絶対におすすめ!あのドタバタ感が、忠実に再現されています。ハッピーエンドもお約束でしょう。普通の恋愛ものが好きな方には、全くおすすめ致しません。そもそも設定が、荒唐無稽過ぎますので…。面白くないわけではないので、韓流ラブコメへの入り口として読み始める分には、丁度良いと思いますよ。

    • 3
  3. 評価:4.000 4.0

    今、最も気になる漫画

     今の日本も、女性の権利が十分には守られていないといわれているが、それとは比べものにはならないほどの男尊女卑の国カルカス。モデルは、過去の日本か、あるいは海の向こうの彼の国か…いずれにせよ、歴史上どこかの時点で存在していた(している)はずである。
     そのカルカスの元囚人エボニーが、太公ダンテの後ろ盾を得て、直接的に、また、間接的に復讐を遂げていくという物語…だと思う。一見シンデレラストーリー、見方を変えるとモンテ=クリスト伯?エボニーが囚人とされるまでの経緯や太公ダンテの真の狙いが、巧妙に伏せられているだけに、一層興味は尽きない。ある意味、今、最も気になる漫画といえよう。
     画には独特の癖があって、読み始めは気になったが、ストーリーに引き込まれるにつけ、ポージングの美しさに目が惹かれるようになった。馬の疾走場面等に取り入れられている、コマの向きを90度回転させて時間と場所の変化を表す手法も面白い。このままサクセスストーリーとして描かれていくのか、それとも………やっぱり、今一番気になる漫画だ。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    フェアリー・ゴッドマザー金石悟郎

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     木曳野暁も大野ふみも、ある意味二人揃って、天然、鈍感、鈍チン。ほんと、それぞれが「ロンリープラネット」の住人で、なかなかそこから出てこられない…。その二人が、いかにしてくっついたか?それは、暁の中学校時代からの友人で、現在編集者でもある金石悟郎その人のおかげです!
     そもそも、中学校時代に彼が暁の小説を誉めなければ、小説家木曳野暁は存在しなかったはず。ふみが迷ったときも、暁が行き詰まったときも、いつも背中を押してきたのは、魔法使い悟朗。自分だって、ふみのことを憎からず想っていたのにね。
     番外編「エピローグ、未来へ」を読むと、この物語、悟郎さんが主役だった?と勘違いしそうに…。それほど、暁とふみの関係を俯瞰して捉えていた彼です。さすが、編集者?!何でこんないい男が、いまだ独り身なんだろ。でも、きっとこれからも、木曳野家をフェアリー・ゴッドマザーの如く、見守っていくんだろうな。よろしく、悟郎さん!

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    チギチギ実写版(涙)

     チギチギが実写版映画になったってぇ〜?チギチギ役のジャニタレは、23歳だってぇ〜?真綾役の子だって、20歳?あー、無理無理。どーして成人男女を配役しちゃうかなぁ…。16歳スタートだよ、原作は…。
     チギチギ役の子は髪型とかを本物に寄せてきて、頑張ったんだけれど、いかんせん声のイメージ違いすぎる。真綾役の子に至っては、喋り方がいろいろイタ過ぎて、あざと感強めで、やめてくれ〜〜〜って感じ。
     結論→やっぱり、チギチギは2次元、漫画で楽しむべし!原作は、チギチギの元カノ風が出てきて、真綾、まだまだ安心できないけれど、うん、きっと大丈夫。だって、「千輝くんが甘すぎる。」んだもんね。

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  6. 評価:3.000 3.0

    話が進むにつれ、面白くなってきたけど

     異世界転生って、荒唐無稽すぎて、なんて都合のよい設定なんだろって、眉に唾して見ていたけれど、こちらの「仮想現実世界に入ったら、なぜかしら元に戻れなくなった」という基本設定なら、実際にありそでなさそで、それなりに納得。そこは、ポイント入ります。
     ただし、主人公リノの魅力のなさには辟易。中身がアラサー天才リケジョだから、余計そう感じるのかもしれませんが、とにかく「ラスナロク」世界で傍若無人の好き放題!それでいて、カワイイ設定だそうだから???エドワードの純朴さとイケメンぶりがなかったら、読むのやめていました。
     ストーリーは、初め冗長な感じで、今一つのめり込めませんでしたが、70話も超えるあたりから、やっとノってきた感じです。それと同時に、作品タイトルとストーリー展開も、ここにきてようやく結びついたかな?あとは、このまま、「ラスナロク」どおり皇帝エンディングを迎えれば、めでたしめでたし…。
     ただし、ヒロインリノ(マリナ)は、どうなっちゃうんだろ?仮想現実世界にとどまれば、本体のマリナが弱っちゃうだろうし、現実に戻ってくれば、リノとエドワードは結ばれないだろうし…。今、一番エンディングが予想できない作品かもしれません。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    歪なジグソーパズルの如く

     落花と楽禍、落花と咲夜、椿と蓮美、小梅にあやめ…まあまあ名前の感じ(植物由来)が似ていれば、顔も似ている。落花と楽禍は双子だから、同じ顔をしているのは当たり前。けれども、椿と蓮美まで似て見えてしまうのは、何故?この2人が「似ている」ことは、このお話←「初恋相手の兄に嫁ぐ」ことに大きく関わってくるので、似る必要があったのでしょうけれど、読者はたまったもんじゃありません。
     おまけに、あやめと蓮美も、決して他人とは言い切れず…この複雑怪奇な人間関係、まるで嵌まりそうで嵌まらない、形が歪んだジグソーパズルのようで、どうにも気持ちが収まりません。きちんと名前を追っていないと、椿なんだか蓮美なんだか、落花なんだか楽禍なんだか、現在なんだか過去なんだか…作者さんの画力にもよるのでしょうが、顔認証システムが崩壊している者にとっては、ココハドコ?ワタシハダレ?状態にしばしば陥り、ストーリーの行方を見失いがちでした。1話ずつちまちま読むのではなく、一気読みしたほうが分かりやすいかもです。

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  8. 評価:4.000 4.0

    健全過ぎてごめんっ!

     自分史上、元祖年の差夫婦幼な妻ヒロインは、酒井美羽先生の「ミルクタイムにささやいて」のミミ。彼女と本作のヒロイン真夏と、どっちが手に負えなかったかな?けれども、ミミが、完全に甘ったれだったのに対し、真夏は、荒れることでしか自分を守ることができなかったという点で、全くタイプの異なるヒロインだといえます。
     大抵のお話は、結婚+αというところで、めでたしめでたし終了となるのですが、こちらは結婚がスタート。真夏が、自分の正直な気持ちと向かい合いながら、人間として少しずつ成長していく様子が描かれています。同時に、一見完璧に見えていた?忍も、真夏の真っ直ぐな愛情に触れることで、男として、大人として自信をつけ、さらにイイ男になっていくのだから、この夫婦、最強ですね。
    「ミルクタイムにささやいて」は、あの時代にしてはエロかったけれど、こちらの真夏と忍、夫婦生活のシーンがあっても、ほとんどエロくありません!真っ直ぐ過ぎるほど真っ直ぐな、二人の健全な結婚生活ストーリー、一見の価値はあると思いますよ〜。

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  9. 評価:3.000 3.0

    ヒロインの扱いが酷過ぎる

     日本人は、古来から八百万の神々を大切にしてきた民族なので、妖たちとの共存のお話大いに結構。そ
    の上で、ヒロイン柚子をめぐる家庭環境には?を付けざるを得ない。
     例えば、妹花梨と柚子の扱いの違い。柚子の両親は、何故に花梨だけを可愛がり、柚子を無視したのか?妖の花嫁として見初められることを期待して、容姿のよい(らしい)花梨を特別な学校に通わせたらしいが、花梨が妖狐の花嫁に選ばれたのは結果論。花嫁として、何か特別な能力が具現化していたのなら、両親の期待、溺愛もある程度理解できるが、そんなことは全く分からないわけで、花梨だけを可愛がり、柚子にあれほど酷く当たる理由が、普通には見当たらない。
     ましてや、柚子の祖父母は、至極真っ当な人々で、その人たちに育てられた柚子の父が、ここまで歪んだ考えをするのは、それこそ妖に取り憑かれたか、あるいは、柚子の可哀想さを際立たせるための作者さんの陰謀か、どちらかだろう。
     願わくば、前者であってほしい。嫌われる理由の全くないヒロインが、実の両親や妹から、差別され、虐げられ、愛されないのは、読んでいてとても気分が悪い。玲夜の力を魅せつけるための設定なのかもしれないが、ある種のいじめを見ているようで、気持ちのよいものでは決してない。

    • 7
  10. 評価:3.000 3.0

    「美女と野獣」と「シンデレラ」?

     呪いをかけられた「怪物」と呼ばれる侯爵と、家族に虐げられる薄幸の令嬢とくれば、「美女と野獣」と「シンデレラ」のハイブリットお伽話?とも思ったのですが、話が進むにつれて、主役二人の「思い込み」が、鼻についてきました。まさに、拗らせ両片想いの極みかいなって感じです。
     そもそも呪いの治療に「体液の交換が必要」って設定が??? 意味深に語っているところによると、体液の交換って、あの方法だよね、多分。そして、治療のために、異母妹エマのところに通っていたんだよね。そんときのエマって、一体何歳設定?レイラとの歳の差を考えて整合性をとると、多分10代も10代、10代前半かも?!?いくら治療目的とはいえ、そりゃないよなあ…。そこだけは、エマに同情。エマが治療を拒んだ事実も、肯定したくなる。
     更に、相手を想う故の、二人の自己肯定感の低さ…レイラとアレン、それぞれのモノローグが、ちょっとしつこくて、気になってしまうところ。フルカラーで、そこそこボリュームもあるので、67ptは妥当かもしれませんが、微妙な整合性の綻びがそこかしこに見られ、最後があっさり終わってしまいそうで、積極的な課金をためらってしまいます。さて、この先どうしようかな?

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