Mayayaさんの投稿一覧

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評価3 21% 276
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441 - 450件目/全748件
  1. 評価:4.000 4.0

    最後がちょっとあっさりし過ぎかな?

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     ヒーローが獣人だったーとか、モフモフだったーとかいうお話はよくあるけれど、こちらは、ヒロインもモフモフもどきだったーというオチがついています。ざっくりいうと「美女と野獣」+「白鳥の湖」の美味しいとこ取りかな?
    「白鳥」のオデットは、夜になると人間に戻れたけれど、メロディアは逆!夜になると、獣の姿に変身しちゃうもんね。それから、狼魔女に呪いをかけられて、モフモフになってしまったディートリヒ、まさに「美女と野獣」状態です。タイトルに「モフモフ」とあるから、ずっとモフモフ事情が続く続くのかなと思いきや、前半でモフモフ卒業?!後半は、この世のものとは思えぬ美しさのディートリヒ様の真の姿に会えますよ。
     ちょっぴり残念なのは、かけ足で物語が進んでしまったこと。狼魔女の呪いの解け方なんて、あまりにもあっさりし過ぎていて、それまでの苦労は一体何だったんだーい?!という感じです。まあ、ファンタジーあるあるですね。そこは残念ですが、総じてワクワクしながら、面白く読める作品ですよ。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    性被害について考えさせてくれる作品

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     ヒロインの麗花もヒーローの陸斗も、直接的と間接的の違いはあれど、二人とも性暴力の被害者。その結果、外から見ただけでは分からないようなトラウマを抱えながら、日々生きることを強いられている。この物語は、そんな二人が、歩み寄り、寄り添い、支え合いながら、もう一度家族以外の異性を信じられるようになるまでを、丁寧に描いています。
     被害を受けたのは、本人たちかもしれませんが、同時に家族をも巻き込み、傷付けていること、加害者は知っているのでしょうか。明るみにしにくい分だけ、当事者たちが傷付いたままの時間は、長くなっていそうな気がします。その中で、麗花パパの対応は、素晴らしい!信じて見守るって、こういうことなんだと、改めて思いました。こういう人が社長をやっている会社って、きっといい会社なんだろうな。
     実際は、麗花と陸斗のようにハッピーエンドを迎えることなんて、そうそうあるものではないし、トラウマが残ったままのことだって少なくない。だからこそ、性被害について真摯に向き合ったこちらの作品、ユーザーさんみんなに読んでいただきたいなあと、切に願っております。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    ハヨンの粘り勝ち!…だよね?

     韓国通ではない限り、韓流ものの名前って分かりにくい…毎回思うところです。けれども、こちらの作品は、登場人物があまり多くなく、ヒロインハヨンとヒーロードユンの心の動きを中心に描かれているので、かなり分かりやすい。いろんな意味で、がちゃがちゃ、わちゃわちゃしておらず、韓流ものにしては静か…という感じかな?
     それにしても、ハヨン。素直でひたむきで、健気なまでにドヨンを想っていますが、見ようによっては、したたか。だって、ずっと想っていながら、自分が傷付きたくなくて間を置いていたのに、ドヨンが結婚しそうになったからって、自分を売り込む?契約結婚でいいと言いながら、相手の気持ちを計ってしまう?何だかんだ言って、あざといなぁと感じてしまう。無意識のしたたかさ、あざとさだね、きっと。
     ただ、基本よい子だから、ドユンがだんだんと絆されていくのも、よく分かる。そりゃ、あれだけ愛を向けられたら、気にならないわけないよね。このままハヨンには愛を貫いてほしいし、ドユンには愛を知ってほしいけれど、反面、ハヨン、漁夫の利じゃん?と思ってしまう天の邪鬼な自分もいる。ああ、複雑。だから星3?4?迷うわなぁ…。

    • 11
  4. 評価:5.000 5.0

    「はざま丘」発の不思議な物語

     バイオリンのピチカート?みたいな「ロンッ」という音…それは妖精の足音。幸村先生の新作は、人間と妖精たちが、「はざま」の丘の家で繰り広げるファンタジーのようです。
     ただし、今回の登場人物たちは、やたらと秘密が多過ぎる。まず、ヒロインのエミリー。明るく屈託ない体で登場したけれど、なんかピアノに関して、とてつもないトラウマを抱えていそう…。
     そして、旅人の少年シュラ。17歳という年齢とニンジンのグラッセが苦手なのは本当らしいけれど、他は???一見、人当たりはいいのに、この子、周りを信用していない…今の名前さえも「春と修羅」から、適当に付けただけ。「森」が呼ぶ声が聞こえることも気になります。
     ちょっと重たい秘密を抱えているらしい二人が、妖精エリソンとトロワの棲む「はざま丘」の家に、偶然?集まって始まる物語、まだまだ秘密が多すぎて、気になることだらけです。けれども、彼らがこの家で出逢ったことには、きっと意味があるはず。「悩んだときは テーブルを変えましょう ついでに部屋も!家も! 何もかも!」の如く、この先ポジティブな幸村マジックが見られることを期待して、星5です。

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    自分限定肉食男子に育てませう!

     出た出た〜、一井かずみ先生お得意の、何を考えているんだかよく分かんない男子キャラ♡今回の千早も、一井先生の画が醸し出す雰囲気にピッタリ!もう期待しかありません。
     心奈は心奈で、歴代ヒロインの中でも最強で頭ん中がお花畑かも…?でも、そこがいい。ここまで恋愛脳(強)で生きていられたら、きっと幸せなんだろうなぁ。(その分、辛いこともありそうだけれど)
    「絶食」って、さもさも残念そうに言われちゃうけれど、他の女に絶食で、自分だけを食べてくれるなら、それって最高じゃない?だから、心奈、「つき合う」だけじゃなく、千早を「自分限定肉食」に変えていくんだよ。読者はみんな、それを望んでおります。心奈のあの手この手の攻略作戦と、千早の堕ちっぷりに大きな期待を込めて、星5を捧げます。

    • 14
  6. 評価:5.000 5.0

    闘え、夏来!冬麻は、君のものだ!?

     宮園いづみ先生の名前を見て、スルーするわけにはいきませんがな〜てなことで、「好きな人ではないけれど、結婚するなら君がいい」という29歳イケメンハイスペック弁護士篁冬麻と「結婚するなら、素敵な人ではなく好きな人と」というエース事務員夏来の、丁々発止の恋のつばぜり合い、いよいよ始まりました。
     とにかく冬麻が、夏来を口説きにかかるところが可笑しい…この人、ふざけてんのか、真面目なんだか。でも、「10年、人を好きになっていない」と言っている冬麻が、夏来をロックオンしたのだから、無自覚であっても、何か夏来に感じるものがあったんだろうなと思いたい。それと、10年前、彼にいったい何があったんだろう…そこも気になります。
     口をきいたこともなかった冬麻から、いきなり?なプロポーズをされて困惑していた夏来も、彼のことを知るにつれ、少しずつ心が動いていきます。その様子が無理なく自然で、さすが宮園センセ♡冬麻のスペックにはさして興味がなく、その行動で冬麻という人を見極めていこうとする夏来のキャラ、宮園ヒロインそのものですね。
     冬麻の同級生の姉、上司の娘等、冬麻を巡る「女たち」は少なからずいそうですが、そんなもん蹴散らして、「結婚しましょう、恋しちゃってたから」になるよう二人を、夏来を応援します。負けるな、夏来!

    • 64
  7. 評価:3.000 3.0

    確かに「受難」ちゃあ「受難」か?

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     ヒーロー竹若和馬クンのヒロインユウカに対する「猛攻撃」も唐突だけれど、ストーリーも急転直下?が多く、アルファポリスーエタニティにしては珍しく外した感のある作品です…って書いちゃ、身も蓋もないかぁ…。でも、こちらの作品は、どうしてもその感覚が否めない。
     まず、ある日突然、竹若氏のユウカ(ユウカと呼ばれることは、ほとんどない。小日向葵さんかタンポポちゃん?)に対する猛アピールが始まるけれど、どうしてユウカがそこまで想われるのか、本編ではほとんど伝わってこない。(いつもながら、紙版の番外編で補足されています。)
     そして、ラブコメ風だったのに、いきなり起承転結の「転」で、犯罪に巻き込まれそうになるユウカ!一瞬、バイオレンスアクション風になります。「自分」より大切な「モノ」は、ないはずなんだけれどね、タンポポちゃん。かと思えば、差出人不明の悪意のメモ事案があって、二人の愛に赤信号?と思いきや、犯人は表面化されず、あっさり解決しちゃってるし…。
     以上、いろいろ「?」を感じる作品ですが、溺愛モノが好きな方にはオススメかな?

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    満井版F4?の物語(輝月推し)

    「仮面ライダーキバ」の如く2020年と2030年を往復?し、「花より男子」の如くF4に大切にされる日々…つまりは、ヒロイン西野水帆と幼馴染イケメン4人衆との、過去を追想しつつ現在を見つめる物語です。
     おそらく、女子なら一度は水帆の立場になりたいと思ったこと、あるんじゃないかな?タイプの異なるイケメン4人が幼馴染で、大事にしてくれるんだよ?花男のF4じゃないけれど、輝月派?深派?藍派?周吾派?推しの分かれるところだと思います。
     特筆すべきは、2020年の甘酸っぱ〜い鉄板青春群像劇風に対して、2030年の何と現実的で膠着状態風なこと!お疲れモードの水帆も心配だけれど、輝月が全く姿を見せないことが、すごく気になっていました。(私的に、輝月推しです。)
     最新話でようやく2030年に輝月が登場しますが、う〜ん、何か不穏な感じ…。ひたすら水帆に大好きと言っていた高校時代とは、随分違う雰囲気です。この10年の間に、一体二人に何があったのでしょう…まだまだ先が気になります。それでも、「つらくて泣きたい時は、オレが水帆の涙ふくから」と言っていた輝月の言葉を信じて、最終話まで追っかけるつもりです。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    (笑)キュン(笑)でいこう!

     部活を舞台としたスポーツ男子と女子マネとの恋愛モノは多々あれど、そこに「筋肉」が関わるとなると、多分この作品は唯一無二。はっきり言って、(笑)キュン(笑)の変わり種サンドイッチです。
     それにしても、かみのるり先生、筋肉をよく研究していらっしゃる。だからこそ、日比ちゃんの突き抜けた感も、リアリティがあります。ほんとに、「花より団子」ならぬ「イケメンより筋肉」よねー。でも、そこんとこがツボで、笑えて、この作品を単なる胸キュンものだけにはしていない感があります。
     そして、筋肉王子棗旺太朗センパイ、よきです!シャワー後の、はだけたシャツ越しに見える美しい大胸筋とシックスパック、筋肉フェチでなくとも垂涎のワンカットですわ〜。(ホントは、着替え途中の制服ズボンから見え隠れするボクサーのほうが、もっと美味しそうですが…)本命以外にはチャラくないし、結構ストイックだし、推しキャラ誕生の予感?
     そんなこんなで、毎日棗センパイに堕としにかかられている日比華帆サン、これからも(笑)キュン(笑)で、読者を楽しませてくださいませ。勿論、星5でお薦めです。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    パーフェクトセラピー王子 須永希夜

     ポーカーフェイスのミステリアス王子、人前では笑った顔を殆ど見せない須永希夜クンが、「初対面」のときから、なぜに花純にここまで優しいのか…まず、真っ先にそこが気になりました。母親同士が知り合いだから、実は以前接点があった?同じ高校だから、知っていた?う〜ん、何かいわくがありそう…。
     それにしても花純、同じ学年の王子にして成績トップなんだから、名前くらいはチェックしておかないと…でも、そんなところに気持ちが向かないくらい、心が傷付いているんだろうな。ケツの青い中坊の、どーしよーもない見栄っ張り事案だけれど、それは第三者だから、そう思うのであって、花純の苦しみは、花純本人にしか分からない。
     希夜クンの対応が、あまりにもパーフェクト過ぎて、何か落とし穴があるのでは?と勘繰ってしまいますが、とにかく彼が、花純の心を癒しつつあることは間違いなさそう。世の中、しょーもない男子もいるにはいるけれど、たいがいの男子は健全にスケベなだけだよーって、花純に教えてあげてほしいな。タイトルどおりの溺愛を、期待しています。

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