Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,494
いいね獲得
17,402
評価5 40% 593
評価4 35% 517
評価3 20% 304
評価2 4% 58
評価1 1% 22
441 - 450件目/全865件
  1. 評価:5.000 5.0

    ちょっとー、実はこれからでしょっ!

     常人より抜きん出た能力をもつ…子供の頃は単純にそのことに憧れたが、大人になった現在は、少し違う。何故なら、そこにリスクがあることを、今は知っているから。「出る杭は打たれる」だ。
     だから、小春が「目を合わせることで 人の心の声が分かるようになった」ことも、彼女を苦しめるものでしかなかった。人って、大体は表の顔と裏の顔を使い分けているから、心の声のほうは‥ね。
     家から出られなかった小春を救ったのは、京都の街と「さくら庵」に連なる人々。叔父宗次朗が澪人の姉杏奈にかけた言葉が、巡り巡って小春の背中を押すことになる。「妬みも本心なら 表の言葉も嘘じゃねーよ 片方だけで判断するな」結局、開き直るしかないんだろうな、高台家の人々のように…?
     コミカライズあるあるというつもりはないが、原作はまだまだ続くのに、コミック化は超中途半端!これから、拝み屋さんとしての本領発揮だし、京都の街の不可思議さも際立ってくるし、何より、小春と澪人の関係が…!?ぜひぜひ、蒼崎律先生の画で続編を!

    • 2
  2. 評価:3.000 3.0

    急転直下?やっつけ仕事感あり

    「ごめんなさい…生まれてきて…」今作も、◯◯がないせいで、ヒロインが徹底的に虐げられる家庭環境設定からのスタートです。家族なのになぁと思う反面、もし、民主主義教育に切り替わっていなかったら、そして、食料を十分に確保できる国でなかったら、案外日本でも、こういう家族内差別、あるいは口減らしが横行していたかもしれないと思うと、ゾッとします。
     基本設定は悪くない。つまり、黒魔法使いでも、愛と共感をもって寄り添えば、闇堕ちしないってことなんだよね、ライナーくん?「罪を憎んで、人を憎まず」の大前提が、生かされていると思う。そして、ライナーのティナへの傾倒ぶり、無償の愛で包み込む様子は、それまでの胸く◯悪さを一蹴し、ティナの自己肯定感も高まって、これからの展開を期待させるものでした。
     それだけに、ラスト5話の急転直下?やっつけ仕事感が、とても残念。初めから、こうするつもりだった?それとも、途中で思考が行き詰まった?まさかの、打ち切り? ???が並びます。ptの割には、フルカラーでボリュームがありますが、課金して読むかどうかはお任せします。

    • 14
  3. 評価:5.000 5.0

    メシマズの世界に咲いた一輪の花

     死んだわけでもないのに、異世界に召喚されちゃってって、その上、一方通行で元の世界には戻れないって、女神さま〜ぁ、何てことしてくれちゃってんの〜っ!?ヒロイン理沙は、この手の異世界転生ヒロインの中では、最も理不尽に?転生させられた一人かもしれません。
     それにしても、女神様都合で勝手に召喚されたのに、不貞腐れることなく、むしろメシマズを何とかしようと奮闘する理沙の、何と逞しいこと!理沙に料理を教えた、お母さんとおばあちゃんに感謝だね。理沙の料理を食べた人々みんながみんな、その味の虜になるあたりは、ちょっと都合良すぎな感じがしますが、それだけメシマズだったということで…。
     物語の主流は、料理に関わるエトセトラなのですが、理沙とジークの両想いコーナーもあります。二人とも、こっち方面は奥手で、やや鈍チン同士なので、ピュアな焦れ恋になりそう…。でも、これで理沙の異世界定住は確定的かな?
     メシマズの世界に、美味しい料理を広めたいという夢の実現に向け、工夫と機転で次々と「イベント」を乗り越えてきた理沙。このまま異世界で勢力?を広げていくのか、それとも…。見知らぬ異世界で、一人奮闘する理沙に敬意を表し、星5を捧げます。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    平安悪女って誰?

     平安悪女ってタイトルにあるけれど、誰のこと?タイムスリップしたヒロイン「五月」はもちろん違うし、平将門の娘「安芸」だって、罪人の娘ってだけで、悪女とはちょっと違うよね。そもそも将門の評価だって様々あるわけだから、単純に将門を悪とする考え方には賛成できない。
     安倍晴明をヒーローにした作品はたくさんあるから、タイムスリップ+将門の娘で、差別化を図ったのかな。そのため事実1%、空想99%の割合で、自由度の高いお話作りをしていると思います。一話64pは、決して安くないけれど、それなりのボリュームがあるので、許容範囲。
     気になったのは、フルカラーなのに、何か絵柄や色が地味な感じがすること。一昔前の学○漫画や漫画で読むシリーズって、まさにこんな感じ?ストーリーはなかなか面白いのに、今一つのめり込めない理由の一つになっています。結構、あちらこちらに話を広げているので、うまく回収して、きちんと完結してほしいかな。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    Lv999の恋って?

     やったことのあるゲームは、インベーダーゲームとスーファミ時代のドラクエⅤくらい。だから、作中のゲームの話とかお約束とかは、ほぼほぼ全く分からない。それでもこの作品が、現代ゲーム事情を程よく混ぜ込んだ、ゲーム通あるあるの恋愛漫画だということくらいは、理解できる。
     とにかく、山田秋斗がかっこいい。顔よし頭よしゲームよしなのに、基本対応は、基本「塩」でも、その泰然自若としているところが、たまらない!その山田が茜と出会い、天然な?構えない人柄と接するうちに、絶食男子→塩男子→草食男子→ロールキャベツ男子→肉食男子と変貌、もといLvを上げていく様子は、身悶えするくらいワクワク。
     しかも、山田はあまり喋らない。その彼が、何を考え、何を想い、次に何をしようとしているのかを、目線と行動、そして周囲の言葉をもとに理解していく…これ、なかなか楽しい作業かも?
     冒頭で述べたとおりゲームをやらないので、どうなればLv999の恋になるのか、見当もつかない。それでも、人見知りの母親との約束を踏まえて、茜を「そのうち」母親に紹介しようと思っていた山田秋斗…まだ高校生だけど、その気持ち、信じて待っていていいんだよね?二人の恋愛Lvのランク上げ、ガチで期待しております。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    え、え、え、なぜにスピンオフ???

     胸きゅん焦れキュンしながら読んでいる「虎王の花嫁さん」のスピンオフ?それも、いきなり110pt?!フルカラーでもないし、それほどボリュームがあるわけでもないのに、このお値段だと正直お高め感は否めない。まったく虎王ファンの足元を見おってぇ〜っ💢て感じです。
     これは、凛花が中学生、アヤが高校生の頃の、出会いとハジマリの物語。それなら、本編「虎王と花嫁さん」の回想回の中で扱えば良さそうなものだけれど、きっと片手間で描くには、二人の、特にアヤの想いが、大きすぎるんだろうな。なぜアヤが、あそこまで凛花のことを、好きで好きで大切にしているのか、こちらを読めば、その背景がより分かるという、ズルい仕掛けのようです。
     ということで、結論!虎王ファンなら、110ptでも購入すべし!です。本編では、すでにお亡くなりになられている凛花パパもご健在で、なかなかの大物感を漂わせておられます。現在より若く、まだあどけなさが残るアヤも、一見の価値あり!やはり、眼福です。「虎王の花嫁さん」の始まりに繋がる、更にその前のハジマリの物語、ptは高いけれど、やっぱり星5でお薦めです。願わくば、次回以降の配信は、1話分がもっとお安くなあ〜れ〜。

    • 40
  7. 評価:4.000 4.0

    マイ・フェア・レディ王子版

     最近では珍しい異世界転生ファンタジーではない設定、そして、王子様が全く王子様らしくない!ということで、ちょっと毛色の違う物語の始まりです。
     ただし、家族の情愛が全く欠けているという歪んだ世界観は、相変わらず。何をどうしてどうなれば、こんな人格的に欠損した兄や妹ができるの?教育のせい?それとも、たまたまみんな、サイコパス家系ってことですかい?主人公たちとの差を、より鮮烈にするための設定なのでしょうが、いつ読んでも気持ちのよいものではありません。
     見たところ、生意気殿下第2王子ジルは、根っこのところで父王にそっくり。ヤンチャな性格とか、髪色とか…そして、全体を俯瞰する能力も。スラムで育っていなければ、なかなか頼もしい王子様に成長していたはず。そのあたりの事情も、追々説明があるんだろうな。
     さて、目下の興味は、エリシアとジルに恋愛感情が生まれるかどうかということ。今のところ、教師と生徒、姉と弟という感じですが、それだけじゃ盛り上がらない!エリシア&ジルのざまぁ案件+ジルのマイ・フェア・レディ案件+二人の♡案件の揃い踏みで、このお話、もっと面白くなるはず。スッキリ展開を期待しています。

    • 43
  8. 評価:4.000 4.0

    KADOKAWA vs講談社?

     何だ?いったい何が起きてる?一つの原作を、二つの出版社がそれぞれ別作画者でコミカライズ?連載誌が廃刊に追い込まれたので、それを引き継いでというケースは、無きにしも非ずですが、こちらは如何なものでしょう。詳しくは、Webで…ということで、気になる方は検索してみてください。
     女性漫画と青年漫画ジャンルに分かれているとはいえ、キャラクターデザインがどちらもLaruha 先生なので、雰囲気は似ています。構成は、多少違いがあって、こちらのほうがやや内容を端折り気味。その分、少ないポイントで、ダイジェストに楽しめる可能性がありそうかな。毎話の消費pt数にばらつきがあるのは、話の区切りを重視したからか…個人的には、定額ptのほうが覚えていやすくて、好きですがね。
     衣丘わこ先生の「かくりよ」は、葵を筆頭に登場人物の心の機微を丁寧に表現していて、紙でも購入を続けている作品の一つです。講談社verは、せっかく青年漫画ジャンルで参戦しているので、もっと「青年漫画」っぽく?ダイナミックに表現してもよいかもしれません。二つの「かくりよ」が、どのように差別化を図りながら、私たち読者を楽しませてくれるのか、期待して追っていこうと思います。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    スッキリしてくれぃ!

     悪役令嬢ものって、転生後?タイムリープ後?は、自分が断罪されないよう先手を打って、不利な状況をコントロールしていくのが常道なのに、このお話はそうでもなく、いつもかなり綱渡り。「2回目」感はあまりなく、下手すりゃ「1.5回目」か?って感じ。それだけフェルミナが凄いのか、周りが騙されやすくって馬鹿なのか、それともヒロインクラウディアが残念過ぎるのか…とにかく、イライラ展開が重なります。
     クラウディア自身は「完璧な悪女」を目指しているようだけれど、その割に、いつもフェルミナの様子ばかり覗って、その対応に追われて、全然悪女っぽくない。完璧な悪女なら、先手必勝、公爵家の評判を落とさない程度に、フェルミナだけを追い詰める策を講じて、修道院送りにでもしてやればいいんじゃない?
     1回目が酷ければ酷いほど、読者は2回目の「スッキリ」を望んでいます。ちょいスッキリはあるけれど、なかなかビッグウェーブがやってこない展開、いつかフェルミナを完膚なきまで叩きのめして、超弩級の「スッキリさっぱり」となることを期待しています。

    • 4
  10. 評価:4.000 4.0

    じわじわと面白くなる…

     画は大雑把だし、登場人物の性格も偏っている感大アリだし、韓流モノだから名前や役職や言い回しが独特だし…etcで、読み始めは???、退屈、無料分消費って感じでした。うん、読み続けてみるもんだ、今では、かなり面白いです。
     占いによると、6歳のマンヒョの未来は、「生き物の血で手を汚すとよい」「手を荒らしてこそ天寿を全うできる」とのこと。身分が高いままでは、それは叶わないはずでしたが、一族が滅ぼされ、酒幕の小酒母ソンイとして生き延びる上で、見事にジョブマッチ♡転生前、有名料理人だったスキルを活かし、「料理の力で全ての願いを叶えられる」運命に、まっしぐらです。
     ソンイにとっての全ての願いとは「①一族を襲った悲劇の謎を解き、②犯人に正当な裁きを受けさせ、③好きな人と結ばれ、④毎日美味しい料理を作ること」だと思います。①②④については、多分何とかなりそうだけれど、③はどうだろ。だって、世子嬪になったら、料理なんて作ってらんないでしょ。それとも、型破りお坊っちゃま世子のイ・ピョと、中身は33歳百戦錬磨のソンイだったら、新しい王室の慣例を作っていくのかな。うん、やっぱり続きが気になる…。
     エロ要素は全くなく、邸下イ・ピョがソンイに転がされている夫婦漫才風で、ほのぼのします。この流れだと、大ハッピーエンドだと思うんだがなぁ…。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています