Mayayaさんの投稿一覧

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441 - 450件目/全945件
  1. 評価:4.000 4.0

    リベンジ最優先でお願いします

     タグはまだないけれど、多分異世界転生ファンタジーなんだろうなぁ…ただし、転生してきた(聖女)セリカは、自己中で、傲慢で、キレやすくて、ただただはた迷惑な存在。召喚されたっていうより、現実世界から追放されたんじゃないの?って思うくらい、見事な悪聖女っぷりです。
     こちらの世界では、実は何人も「異世界人」が存在していて、それぞれ何かの能力に秀でているって設定が面白い。まるで、ウルトラマン?スーパーマン?でも、ヒロインのミネルバも、何かの能力をもっているようで、それは今後明らかになっていくのかな。
     一方、ヒーローのグレイリング帝国皇弟ルーファスは、体の弱い兄の立場を護るため、目立たぬように、隙を見せないように、利用されないようにと、漆黒の騎士として人を愛することを禁じられてきました。だから、恋に対する免疫がなかったのかな?ミネルバに会うなり、一発ふぉ〜りんらぶです。相手がセリカじゃなくて、取り敢えずよかった〜💦
     みんなで力を合わせて、セリカの陰謀に立ち向かう関係上、どうしても登場人物が多くなるのが玉に瑕ですが、とにかく、できるだけ早くセリカの高慢ちきな鼻をへし折ってほしい…自分としては、珍しく「溺愛」よりも「リベンジ」に目が向きそうな作品です。

    • 13
  2. 評価:4.000 4.0

    ハッピーエンドを信じて読むしかない!

     なんか、ものすごいお話が始まりました。異世界転生でもなく、タイムリープ回帰でもなく、魂入れ替わり?それも、ヒロインと悪女の?婚約したばかり?こりゃ、アドバンテージ大きすぎです。まあ、結婚した後ではなかっただけ、よしとするべきでしょうか…。
     (悪女)ベルナデッタは、確かに真性の悪女ですが、もし彼女を取り巻く環境が、もう少し違ったものだったら、案外まともで優秀な皇太子妃候補になれたのではないでしょうか。それほど、彼女にかけられた「期待」は、過酷で冷たいものでした。魂の入れ替わりを考え、提案できたほどの頭脳の持ち主です。彼女の悪女っぷりが、際立てば際立つほど、哀れに思えてなりません。
     この手のお話につきもののジレジレ感は、他の作品よりやや多め、(悪女)マリアを筆頭に、(ヒロイン)ベルナデッタの足を引っ張る輩が、次から次へと登場するので、読み進めるのに結構忍耐を必要とされます。ただ、ヒーローのヘンリーをはじめ、少しずつ(ヒロイン)ベルナデッタを見直す人々も増えているので、タイトル「返り咲くまで」を信じて、読み続けようと思います。
     ところで、最後のハッピーエンドは信じているものの、ラストでヘンリーの隣にいるのは、元どおりマリアの体なのか、それとも中の人はマリアのベルナデッタなのか…ものすご〜く気になりますねぇ…。

    • 17
  3. 評価:4.000 4.0

    好きになった相手が、恋愛圏内

     亜耶サン、挙式前にも関わらず他の女に絆されて、一方的に別れを告げるような優柔不断男との失敗を、10年間も引きずるの、もったいないと思いませんか?結局あなたは、二股男に共感と理解を示してしまったけれど、そこはすんご〜く怒るところでしょう。怒って、怒って、相手を罵倒して、後始末を全部押し付けて、社会的に抹殺して、慰謝料ぶんどれるだけぶんどって、そして、次に進めばよかった…そうするには、あなたは優しく、頭が良すぎたのかもしれません。
     天に二物を与えられたことが仇となって、生きづらさを感じている遥クン。確かに大変そうだけれど、きっと向けられているはずの「善意」までシャットアウトしてたら、もったいないと思いませんか?せっかく天から与えられた二物です。うま〜く使いこなしていくと、この上ない武器になると思いますよ。
     こんなもったいない二人が、神の采配で(実際には部長だけれど)、「疑似恋愛」というリハビリ?上書き?シミュレーション?にチャレンジということで、どんなポンコツっぷり、もとい戸惑いとドキドキを提供してくれるのか、早くも楽しみでなりません。好きになった相手こそが恋愛圏内、不器用な二人の接近を、ゆる〜く見守っていきたいと思います。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    実名でかなりネタバレなので…

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    (→レビュータイトルから続く)自分で読み解きたい方は、読まないでください…とお断りしておきます。
     まず前半は、美千花と恭平が、スイーツを媒介にどんどん距離を縮めて、甘々なシーンをこれでもかというくらい繰り広げ、読者を胸焼けさせます?ただ、よく気をつけて読むと、恭平の言動の幾つかに、伏線が…「もし、僕に秘密があったらどうする?」そう、恭平は、美千花も勤める渋神銀行頭取の長男で、後継者候補の一人だったというオチ。

     後半は、前半とうってかわって、重〜い雰囲気。嶺沢から本名の渋神に戻り、専務に就任した恭平は、仕事に忙殺されて思うように美千花に会えず、二人の関係に暗雲が立ちこめます。まあ、仕事が忙しいだけだったら、まだ我慢できるんだけどね。そこに、特定の誰かの「悪意」が入ってきたもんだから、ああ面倒くさい!今回のラスボスは、恭平の継母で、頭取夫人の昌子氏。正直、この人が出てきたら、このお話、一気に陳腐なものになってしまいました。

     とっくに財閥解体されているんだから、たかが一頭取夫人が、銀行の人事に口出しなんかできないはず!にも関わらず、「貴女を全力で潰すだけよ❤︎」なんてのたもうもんだから、あー、勘違いも甚だしい。そもそも、自分が夫に顧みられない鬱憤を、前妻の息子の恭平に向けるなんて、大人の風上にも置けない。中学校から全寮制?死んだ母親の旧姓を名乗れ?理不尽にも程がある💢それを許した、父親も父親だけれど…。こんな親の風上にも置けないような人物たちを両親にもちながら、恭平と異母弟の絋平がまともに育ったのは、奇跡に近いよね。

     結局、最後は恭平の一発逆転ホームラン?で、大団円を迎えるわけですが、「気持ちは変わらない」と言っていた美千花が、恭平のために身を引こうとした流れは???そこは、恭平を信じて頑張って欲しかったよ、美千花。タイトルどおり、恭平の強さと溺愛っぷりが際立っている作品なので、そこを楽しんでいただきたいと思います。

    • 30
  5. 評価:5.000 5.0

    鳴り響く音は、何のために?

    「何があっても生き抜いて…」自分を律し、感情を殺して、ここまで生きてきた、美しき逃亡者ダオン。
    美しさも実力も、富も名声も欲しいままにし、自分の思うがままに生きてきた、若き公爵エクサー。
    立場も身分も違うこの二人が、戦いをきっかけに出逢ったところから、運命の歯車が回り始めます。
     全てのことに秀で、女性は暇潰しの相手でしかなかったエクサーにとって、謎に包まれたダオンは、格好の獲物。けれども、その賢さ、度胸、そして異国めいた美しさを知るにつけ、どんどん彼女の魅力に引き込まれていきます。一方、ダオンにとって、周囲は敵ばかり。それは、相手がエクサーでも同じこと。「何があっても生き抜くこと」こそが、彼女の絶対条件です。
     今は「陥落させること」しか考えていないエクサーが、どの時点で「本気」に気付けるか、そして、硬い殻に覆われたダオンの心を、どうやって解かしていくのか、今から楽しみでなりません。

     タランタランタラン…鳴り響く音は、幸福を報せる歓喜の音なのか、哀しみを報せる弔いの音なのか、或いは…。「結婚商売」のリバースから、今後の展開がもの凄く気になる、またまた新しい物語が誕生しました。

    • 287
  6. 評価:4.000 4.0

    悪くて嫌味な女子オンパレードを蹴散らして

     敵と味方が分かりやすくて、2周目ならではの倍返しができて、更にこの時代設定の中で、女性が専門職に就いて上を目指す…「チャングムの誓い」じゃないけれど、ヒロインが幾多の困難に立ち向かいつつ、自分の立ち位置を高めていく、タイムリープサクセスストーリーです。
     画は、ヒロインが下ぶくれに見えたり、表情が固かったりと、当初あまり上手な印象を受けなかったのですが、慣れるとアラ不思議、このお話の世界観とマッチして、全然気にならなくなります。むしろ、雨後の筍の如く、次から次へと登場してくる悪くて嫌味な女たちの描写には、ぴったりハマっているかも?
     九卿は、1周目の経験と反省を活かして、自分を陥れようとする輩の企みを尽く潰していきますが、ここまで賢いのなら、なぜ1周目でももう少し見抜けなかったのか…。これって、全転生モノに課せられた宿命の?命題かもしれませんね。失敗は成功の母(父だっけ?)、やはり人は学ぶ必要がある生き物ってところでしょうか。
     どーしよーもない男たち(例えば、九卿父)もそれなりに出ていますが、やはり、このお話の真骨頂は、悪くて嫌味なライバル女子たちを、知恵と度胸を使い分けた九卿が、涼しい顔でやりこめていくところ。まだまだ困難はありそうですが、この先も理不尽に屈することなく、林越と幸せになるラストまで突っ走ってほしいと思います。

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    タグに「純愛」とありますが

     タグに「純愛」とありますが、決してプラトニックというわけではありません。きちんと?「体験」もしています。それでもこの二人、「純愛」なんです。特に、この男子の一途さは、全ての女子にとって超理想、超嬉しい、超夢のような展開です。あー、誰かたった一人でいい(ただし、必要最低限の好みの基準は満たして欲しいけれど…)、こんなに想ってくれる相手がいたら、それだけで生きていけそう…。
     漫画としては、面白い手法。どちらかというと、一枚絵にたくさん「ほのぼの」を詰め込んだ感じ。これ、簡単そうで、結構大変でしょ。だって、どの台詞も絵に合っていないといけないから。二人の声の感じを想像しながら読むと、すっごく楽しいので、この読み方、ぜひおすすめします。
     画の雰囲気も、大好き。水彩画調の優しい色彩のためか、カラー漫画にありがちなべったり感がなく、繊細な画を引き立てています。「プロポーズ」までいったので、もう最終話?!と焦りましたが、どこからでもエピソードを広げられるこの作品、まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。
     ところで、この主人公二人の名前、どこかで紹介されてましたっけ?

    • 9
  8. 評価:3.000 3.0

    ドラマティックすぎて、もはや(笑)

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    「大人の男女のドラマティックラブ」という触れ込みですが、まさにドラマティックすぎて、僅かなリアリティさえも感じられず、逆に引いてしまった…って感じかな、正直なところ。
     まず、妹に婚約者を寝取られたところまではよくある話だけれど、そのあとヒロイン杏子が、一人でハネムーンツアーに出発した神経が信じられない。そして、ヒーローの大輔と、席が隣り合わせになる偶然も、よくある話だけれど、機長が怪我?副操縦士が、パニック?だから、パイロットの大輔が旅客機を操縦して、緊急着陸?その目まぐるしさに、もはや笑うしかない…。そもそも旅客機のコックピットって、関係者以外そうそう入れるもんじゃないでしょ。そして、「運命の愛」に溺れた挙げ句(別名:旅の恥は掻き捨て)、妊娠って…正直、力が脱けました。
     ドラマって、つくりものの物語の中に散りばめられたほんの少しの真実を、自分と重ねることによって共感が生まれ、リアリティを感じるんじゃないかな?その意味でこのお話は、あまりにも詰め込み過ぎ、ここまでドラマティックにする必要、ある?

    • 10
  9. 評価:5.000 5.0

    え?どゆこと?

     え?どゆこと?ネクストF消えた?世事には疎いので、全然知らなかった…。じゃ、単行本にして16巻まで出ている「おじさま侯爵」の続きは?天下の集英社さまが、引き継いでくださるわけ?既刊分だけ?続話は出るの?あ“ーっ、何が何だか、大混乱です。
     だって、やっとライラとジェイスが、「本当の夫婦」らしくなってきたところだったんだよ。子どもをもつことについても、少しずつ意識し始めていたんだよ。イリスとケビンだって、すんごくいい雰囲気で、みんなで応援していたんだよ。ロッテとシュウでさえ、何かが始まりかけていたんだよ。まさか、それらを全て宙ぶらりんにしたまま、打ち切り〜っ!?なんてことに、ならないよね?
     電子書籍は嵩張らないし、本専用の四次元ポケットみたいで、とても便利なんだけれど、ときどきこういうことを、やらかしてくれちゃうからなぁ…。やっぱり自分、紙書籍派です。集英社さま、お願いです。「おじさま侯爵」、ぜひ「16巻」以降も配信、出版してくださいませませ〜。

    • 20
  10. 評価:5.000 5.0

    上書きデキなかったふたり

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     こんな美味しい話、見たことない!だって、奈緒も孝仁も、皆が認める美男美女な上に、仕事もできて、周囲からも一目置かれている…誘惑だって、それなりに多いでしょ。でも、そんな二人ともに、いまだに未経験!(だった)それも、相手のことが忘れられなくて!(別名トラウマともいいますが…)こんな素敵に美味しい話、里村先生じゃないと、考えつかないよ〜。
     別に「ハジメテ」に執着するつもりは、毛頭ございません。それでも、もし相手にとって、自分が「唯一」だったとしたら…それはそれで嬉しいと思う。だって、誰かと比べることも、比べられることもしなくていいもんね。
     でも、奈緒や孝仁みたいな経験をしたら、取り敢えず「上書き」と称して、さっさと他の相手と済ませてしまうケースも少なくないはず…。だから、上書きしなかった(できなかった?)二人に、大人のロマンを感じてしまいます。8年間、待ったかいがあったよね〜。里村先生、有り得ないくらい夢のある、素敵な大人のお伽話を届けてくださって、どうもありがとうございます。
     ところで、田村由美先生の「イロメン」ではないけれど、登場人物の名前が何気に色分けされているのは、ご愛嬌?

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