5.0
皇帝陛下の崩れっぷりをご覧あれ!
全編読み終えて…冒頭、火の太武霊、土の伽由、金の陵和滅、水の泗与について触れているから、その全部が、本編ストーリーに絡んでくると思うじゃん。でも、蓋を開けてみれば、重要だったのは、火の太武霊と水の泗与。まあ、土の伽由もそれなりにキーマンだったけれど、予想とはちょっと違う役割。金の陵和滅に至っては、どーゆー扱い?!つまりは、このお話、神の子たる火の太武霊の流れを汲む皇帝丹と、水の泗与の流れを汲む泗与族出身の側室芭陽の、命を懸けた深い深い愛情物語です。
どのくらい深いかっていうと、前半では、冷酷非道としか思えない行動(←現代なら「責任能力がない」ということになるのかな?)をとっていた、というか、とらざるを得なかった丹が、後半は、芭陽なしでは何も手につかない状態に…?!その崩れっぷりが、たまりません!「運命」とはいえ、あのくらいストレートにお互いを必要とするのなら、それも悪くない感じ。
ライバル、敵役は、それなりに出てきますが、中途半端に退場(気分は、ナレ死?)することが多いので、そこが不満の方は不満かも…多分、全ての伏線回収には、至っていないような気がします。それでも、丹ののめり込みっぷりを見ていれば、全て許せるかもです。(←意見には個人差があります)
皆様お察しのとおり、太陽(丹)の主は、人間芭陽。では、どのようにして「太陽の主」の座を得たのか…詳しいネタバレは、ぜひ116話分をご読破あれ。外伝、中でも特別外伝は、特にオススメですよ〜。
-
11









太陽の主