Mayayaさんの投稿一覧

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501 - 510件目/全747件
  1. 評価:4.000 4.0

    将を射んとすれば、胃袋から!

     この手のお話は、揃いも揃って姉妹仲が良くない!一体どーして?親は、何していた?ましてや、ヒロインソフィアは、これだけ周囲及び他国の人々に認められているのに、なぜ家族だけ?婚約者だけ?彼女に冷たいの?そして、何故それが罷り通るの?っと、まずはひとしきり怒ってみました。こんなストレス溜まる設定にしなければ、お話が始まらないのかもしれないけれど、それにしても妹も婚約者もサイコパスか?だとしたら、まともに相手にすることもないか…。ソフィア、あんな奴ら、諦めな。前だけを見て、前に前に進もう!
     けれども、捨てる神あれば、拾う神あり、天知る、地知る、人が知るで、ソフィア、貴方の味方は、思っている以上にたくさんいるよ。将を射んとすれば、胃袋から?今こそ、料理スキル・レベル10の実力を見せてやれ!水戸黄門じゃないけれど、ソフィアを陥れた全員が、こてんぱんにやっつけられることを、切に願います。可愛い画なのに、あまりにもヒロインの初期の扱いが理不尽で、ちょっと迷走してしまいました。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    古典と少女漫画の融合

     古典を原作とした漫画としてのイチオシは、大和和紀先生の「あさきゆめみし」これは、自分の中では、揺るがない。けれども、古典をモチーフとした新解釈漫画としては、この「とりかえ・ばや」、最高です!それもこれも、さいとう先生の崇高なる画力と、少女漫画ユーザーの期待を裏切らない物語再構築力の賜物。(女性漫画にジャンル分けされていますが、さいとう先生の中では少女漫画とのこと)
     とにかく、登場人物たちが美しい、特に、主要男性キャラたちが、敵役も含めてみんな美しい。その中でも、今上帝が素晴らしい!御髪を垂れた様子の、何と艶っぽいこと…光源氏かって。さいとう先生の源氏物語も、絶対ありだな〜と思いました。
     原作の「とりかへばや物語」が好きな方にとっては、「もののあはれ」感が薄まったり、部分的に話が変わっていたりして、?感があるかもしれませんが、こちらは、さいとう版「とりかえ・ばや」物語、ちゃんと少女漫画ファンが満足するように着地させてくれています。ちほ先生の平安大美麗絵巻、星5超で、超おすすめです。

    • 2
  3. 評価:3.000 3.0

    いろいろあり得ん!

     桃子サン、いくら義理だったにせよ、12回しかお見合いしていないのに、久人サンみたいなハイスペック、全く覚えていない?まず、そこから不可思議。なのに結婚するって?曲者って分かっているのに?全く理解できない。政略結婚をしなけりゃならない身でもあるまいし、直感で結婚かーい。
     久人サンも、そーとー面倒くさい奴。こういうタイプが好きな人には、堪らないほど、傲慢で、自信家で、魅力的。でも、この、人を小馬鹿にしたような態度はいただけない。まるで、桃子を試しているみたいだよね。これが素だとしたら、あ〜、やっぱ面倒くさい。
     二人の丁々発止のやり取りは楽しいけれど、うん、どこが最愛婚?久人サンは、確かにハイスペックで、家事でも何でもできるから、「すてきな旦那さま」候補ではありますが…。定番のヒーロー、ヒロイン像からは、ちょっとズレちゃってり二人、この二人が本当に「最愛婚」っぽくなる日を信じて、もう少し読み進めていきたいと思います。でも、画やキャラ設定の好みからすると、やっぱり星3かなあ…。

    • 19
  4. 評価:4.000 4.0

    不遇な二人の成長物語

     まず、出だしでヒロインをこれでもかっというくらい不遇な境遇に追い込み、そこから、ヒーロー登場!それなりの紆余曲折はあるものの、基本的にヒロインの人生どんどん上向きに…そして、最後はハッピーエンド♡…異世界ファンタジーの定石ですね。こちらの物語も、期待どおりの進み具合、画は綺麗めで、ところどころ癒しキャラ風に転換するのも、可愛らしくて好感がもてます。だからこそ、途中からエロ要素が入ってきた展開は、嬉しい驚き!まさかこの流れで、ここまで描いてくれるとは…。ジークハルトとフィーネ、まるで、光源氏が、紫の上に手ほどきしているが如く?でも、よく見ると女性ジャンルか。さもありなむ。
     定石どおりに進んでいるので、この後波乱があるとすれば、ジークハルトの即位にまつわるあれやこれやか…?愛を知らずに育ったジークハルトと紛い物の愛で裏切られたフィーネが、二人でいることによって、どんな成長を見せてくれるのか、今後の展開を楽しみにしたいと思います。

    • 6
  5. 評価:4.000 4.0

    うぶ・らぶ未満キュン以上

     ヒロインは、七瀬まい高校2年生。ヒーローは西野壮太高校3年生。あー、こんな高校生が、まだ漫画の中に存在してくれていて、よかったーっていう感じです。それくらい、この頃はカルい高校生(特にヒーローがっ!)がメインキャストの少女漫画が多すぎて、辟易していました。
     ただ、その分、もどかしいもどかしい、じれったい。でも、初めて異性を意識して、初めてお付き合いをするなら、こんなもんでしょう。二人は勿論のこと、周りの登場人物も、ガツガツしていなくて、とっても健全な高校生活っぷりです。
     ドタバタはありますが、ドロドロは皆無。まいが所帯じみている(そのどこが悪い!)ためか、寄ってくる友達も、ちょっと変わってはいるものの安心の良い子たちばかり。その中で繰り広げられる、二人の思い込みや勘違いが妙におかしくて、キュンとクスッとニヤニヤが止まりません。
     最後までこの調子なので、正直、「らぶは、どこえいったぁ〜?」と言いたくなるほど、純な仕上がりなのですが、それもまた一興。爽やかに、あくまで、爽やかに…で、うぶ・らぶ未満の物語をお探しの方、必読です!

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    絵に描いたような王道!安心して読めます

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     赤ん坊の頃、人質としてイスパニアに連れてこられたシャノワール国第八王女ブランシュが、優しくしてくれる王太子リカルドを、慕うようになるのは当たり前。そして、それが、恋心に変わるのも時間の問題でした。そしてリカルドも、「赤い悪鬼」の自分を恐れることなく、素直に愛情を向けてくるブランシュを憎からず思うようになるのは、自然な流れ。普通なら、身分違いがネックになるところですが、ブランシュは小国ながらも一国の王女。あとは、どうやってこの二人に、お互いの想いを伝えさせ合うかだけでしたが、こちらもしっかりとリカルドが腹を決めてくれたので、ぐだぐだせず意外とスムーズ♡ 結論として、絵に描いたような王道恋物語となり、安心して読めるお話になりました。ただ、ルナの存在は、本当に必要だったのかな?星はちょっと緩めで、星4で。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    ん?昭和か?

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     昔々、昭和の時代に、山口百恵主演の「赤い〜」シリーズなどというものがございまして、その一つに、ヒロインが放射能漏れ(現在は、こんなふうには言わん)の事故に巻き込まれて、白血病になってしまう…というお話があったとさ。いつの間にかできている腕の内出血とか、頻繁な鼻血とか、やたら疲れやすいとか…う〜ん、ある意味ベタな展開。白血病とか、再生不良性貧血とか、本当にこんなことで発症が分かるもんですかね?いつか、その道の専門家にお聞きしてみたい気もします。
     琉聖さん、遊び人設定だけれど、画のタイプが幼めなので、そんなふうには見えないところが、ちょっと惜しいかも…。その分、溺愛モードに入ってからは、絵柄と役柄がぴったり嵌まります。もちろん、柚葉はいうに及ばすで、逆に、薄幸感、ちょっと薄いかも…。星野先生、ごめんなさい。若菜先生に原作と星野先生の作画、実はミスマッチかもです。(あくまで、個人の感想です。)
     昭和の時代には、“不治の病”といわれていた病気も、現代では十分対処可能、そしてQOLなども重要視されています。劇中の山口百恵も、今ならあんなに苦しまずにすんだ?今時珍しい闘病つき恋愛漫画ですが、昭和の雰囲気を味わいながら楽しむのも、また一興かもしれません。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    顔プイ男子のルーツはここに?

    「勘違い妻は騎士隊長に愛される。」のヒーロー、ヴォルク・レグナガルドの両親の物語です。
     それにしても、あの照れ屋で無愛想で、顔プイヴォルクの父親が、こんな脳筋男だったなんて…。愛した相手のためなら、国も王様も、自分の命さえも関係ない、名付けて、溺愛押しの一手KY男!こんなのに見込まれたら、静かに波風立てずに生きてきた、生き残りの魔女エレニーだって、絆されないわけにはいかないよね。
     そのエレニーは、ヴォルクの母親。彼女は、東国の魔女の生き残りだけあって、逞しくはっきり物申すタイプ。やっぱりヴォルクとは、タイプが違う。う〜ん、親子って似て非なるものなんだね。
     そんな二人の馴れ初めと結ばれるまでの物語、最後はちょっと急ぎ過ぎた?どうしてヴァルフェンは、そこまでエレニーのことを好きになっちゃうの?等、ツッコミどころはそれなりにありますが、そこはヴァルフェンの溺愛っぷりに免じて、見て見ぬふりを…。レグナガルド一族による「勘違い」シリーズ第二弾(世に出た順番は逆ですが)、「勘違い妻〜」と合わせて読むことをおすすめします。

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    ぎゃあぁぁ〜っ、この線の粗さは何だ?!

     31番目の貧乏くじのお妃様フェリア、その智慧と勇気と逞しさと、そして、想像の斜め上を行く鋼のメンタル、大好きです!そのフルカラーverということで、表紙絵のような絵柄のテイストで楽しめると、わくわくしながら紐解いてみると、!!! なんじゃこりゃ?!? 輪郭線が粗さが、気になって気になって、話を読むどころではありませんでした。いったい、どーしたん、これ?
     フルカラーだから60ptが定番だけれど、この画に60pt は高すぎ。ストーリーを追うなら、こちらよりはややリーズナブルなモノクロverで十分だと思いました。敢えてフルカラーで読むよさが、見い出せません…ということで、ストーリーにのみ、星3を差し上げ奉りまする…。

    • 14
  10. 評価:5.000 5.0

    片想いを頑張った結果が両思い

    「片想いの逆襲」完璧超人の霧島くんと、彼にポンコツ猿人と思われている不動ちゃんのお話です。女の子として見てもらうために頑張る不動ちゃんが、可愛いです。
    「ごめんなさい、大好きです」先生を好きになってしまった女子高生、吾妻ちゃん。「私じゃダメなのも 全部わかってて 好きなんです」だから、ごめんなさいなんだ…。良沢先生の覚悟は如何に?
    「100年たっても」彼女と別れて、人は「心変わり」するものだと思ってしまった翼先輩。1年後だって、100年後だって、先輩を好きという気持ちを信じてもらうために、天城ちゃんのとった行動は?
    「この初恋のれきし」家庭的に恵まれない男子高校生甲斐くんの、本当の優しさを知ってしまった小学生の藍。そこから、16歳、23歳と、変わらず甲斐くんを想い続けた彼女の片想いの歴史です。森野萌先生の「マイ・フェア・ネイバー」を彷彿とさせる年の差ピュアラブです。
     馬瀬先生いわく、「両想いはどっちかが片想いを頑張った結果」だそうです。誰もが一度は経験しているであるであろう片想い。締め付けられるような胸のときめきを、思い出させてくれるオムニバスです。
     ところで、藍以外の女の子たちは、みんな苗字だけなんですが、それって馬瀬先生のポリシーなのかな?

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