【ネタバレあり】ただ思うことはのレビューと感想（2ページ目）

面白い

えっち少なめ(ほぼなし？)ほのぼのストーリー。何度でも読み返せそう。攻めの言葉足りなさすぎでしょ。やりとりがおかしかったです。

ひろや君とゆうき君。
余りに言葉足らずや、勘違いで
くっつくまでにまどろっこく
感じる所も有りましたが
やはり作者さんの優しい絵が好きで
最後まで読んでしまいました。

ハードな部分は有りませんが
とにかく応援したくなる２人。
そして2人を支えてくれる友人夫婦も
素敵でした

10年も！

10年両片思いだったなんて…。言葉足らずで進展しなかったのがお酒のおかげで…。そこからがまたおもしろい。長年一緒にいたのに気持ちが分からず勘違いが重なりドギマギしました。もう一度読み返すとおもしろいですよ。絡みは少なめであっさりです。

うまいなー

勘違いでちぐはぐになって、って掛け合いの天才ですね。おもしろーい。脇キャラとかも面白いし。心の声とかマジで確信ついてるし。おもしろ～い。

この作家さん好きなのでほとんどの作品も読んでいます。この話は高校時代からずっと広也のことが好きだった友貴が酔った勢いで関係をもったことから始まるドタバタ？劇といいますか(^^;; 結局はお互い好きだったんだから、ハッピーエンドなんですけど。あまりに友貴の悲観的な考えにほろっと泣かされたり、お互いきちんと話をせず逃げたりしてイライラしたり。でも毎回思うのが、この作家さんの作品には嫌な人がまったく出てこないんです。特に今回の友達2人もほんとナイスアシスト！こんな苦労してくっついた2人だからずっと幸せが続く友達願います！

すれ違ってるのに成立してしまう会話のせいでお互いの思いがすれ違ってくのがおもしろく切ない…けど最後「すごいな！」でなんかもう諸々全部ふっ飛んだww

勘違いの連続でもだもだして、少しずつ誤解が解けていく感じ
ギャグ要素もあり一気読みしました。友達夫婦もいい味出してる😊
完結ではないようなので続き期待してます！

読み終わったらすぐに再読して答え合わせ！

相手を思う健気な恋心、軽妙な会話、練られた構成と、作者らしいすれ違い＆勘違い＆思い込み＆早とちりが爆発した傑作です！
今作は特に読者も騙されるミスリードが効いていて、最後まで読んで誤解がきれいに解けるともう一度最初に戻って「あーこれってこういう意味だったのか！これは勘違いするわー！」と膝をたたきながら答え合わせをしたくなります。

高校の同級生・部活(男バド)で部長だった木宮広也(きのみやひろや)とマネージャーだった長岸友貴(ながぎしゆうき)。
真面目だが言葉が足らず誤解されがちな広也と、そんな不器用な広也を理解し一番近い存在としてフォローしていた友貴は、周囲から長年連れ添った夫婦のようだと言われるほどで、社会人になってからも親しい友だちとして付き合っていた。ただ友貴は当時から十数年も一途に広也を好きで、事情を知る共通の友人陽一(男バド副部長)＆都(女バドマネ)夫婦に苦しい恋心をぶちまけて発散する日々だった。

ある日いつものように陽一と呑んでくだを巻いていたはずなのに、朝起きたら広也が裸で土下座をして「間違えた」と謝っている。どうやら勢いでヤッてしまったらしいがまったく記憶がない友貴。なかったことにして今まで通りの関係を続けようと決意するが、広也はこれまで以上に頻繁に連絡をくれて会うようになり、真意が読めず混乱し…。

箸や箸袋、プラスプーンでちくちく手を刺すとかおしぼりを投げるとか、グチグチ悩む友貴がいちいち可愛いし、ひたすら友貴に寄り添う陽一くん＆バッサバサ切ってズバズバ言う都ちゃん夫婦の助演賞っぷりがブラボー！！

描き下ろし「友人の思うことは」は友貴の健気さに陽一と一緒に泣くとともに、陽一ほんとにいいヤツとしみじみ思います。主人公ふたりにとって陽一がいてくれてよかった。そんな陽一が都ちゃんとお互いに信頼して幸せそうに暮らしている風なのもステキです。

騙したり駆け引きしたりとかはなく、純粋に相手を好きなんだなー頑張れー！と素直に応援したくなる愛すべき主人公たちと、コメディタッチのなかにマイノリティの切なさがにじむ絶妙な塩梅の、安心して読めるハッピーエンドでほんと大好き。
驚いたときやあきれたときの作者特有のまさに目が点な表情もたっぷり楽しめ、付き合った後を描く健気ゆえの斜め上の悩みっぷりが描かれる恒例の後書きも最高です！

作者さん買いです

今まで何作か読みましたが、今作では絵の雰囲気が変わった様に感じました
今までの絵が好きだったのでちょっと残念です
高校の時から広也に片思いしている友貴
言葉足らずの広也と、一番近いポジションの親友のままで良いと言ってるけど思ってない友貴の両思いになるまでの話です
2人の勘違いやすれ違いが面白く、その度に友貴の相談にのる陽一は凄く良い奴
メインはもちろん広也と友貴ですが、私は陽一がとても気に入りました
高校から社会人になっても、ずっと友貴の良き理解者で、こんな良い奴がいてくれたからこその2人だと思います
都ちゃんも素晴らしい
メイン2人のもだもだも笑えますが、2人に振り回される陽一も笑えます

萌え

萌えすぎる……
この作家さんの作品はすれ違いとかさり気ないギャグ調が醍醐味だけど、この作品はそれの最たるもののような気がします。
「それそういう意味じゃないと思うけど…」とこちらは思うのだけど、いつもなら攻めの思ってることはほぼ分かる受けが、自分に向けられてる感情や言葉に限っては鈍くなるのって、かなり萌えですよね！笑
両片想いってオイシイ…σ(´~｀*)ﾓｸﾞﾓｸﾞ
分かってたけど、お互い通じ合ってくっついた時はホッとしたよ。末永くお幸せに。

それにしてもちゃんと相談に乗ってあげてる陽一＆都夫妻が良い人達すぎる。
都ちゃんは言うことズバズバ言うから発散出来てると思うけど、旦那の陽一くんは大丈夫かな。
陽一はちゃんと聞いてちゃんと答えてあげるし、男が好きだって知っても態度変えずにずっと真面目に相談乗ってあげてるなんて、なんて出来た男なんだろう。
友貴も広也も陽一を労わってあげて！！