僕らが恋をしたのは
- タップ
- スクロール
あらすじ
とある山奥で定年後の田舎暮らしを楽しむ、4人の男。お人よしの「大将」、プレイボーイの「キザ」、ワイルドな山男の「ドク」、無口な「教授」。そこにある日突然、謎めいた美女が現れる。ひとり旅の最中に立ち寄ったという彼女だが、果たしてそれは偶然なのか。「男の楽園」の新しい住人となった彼女のあだ名は「お嬢」と決まり、お嬢が語る過去を聞くうちに男達はしだいに彼女に惹かれていくが……。これが人生最後の恋になる!? 平均年齢70歳の男女が織りなす、大人の恋と豊かな人生の物語。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
年を経てこその楽園
オノ・ナツメさんという作家さんをつい先日初めて知って、すごく魅力的な話を作られる方だなと。
絵も独特で、作品によってはほんとうにアートって言ってもいいくらい。
このお話は人生の酸いも甘いも噛み分けた、何も言わなくてもそっと寄り添ってくれる深みを持った登場人物たちが織りなしていきます。
舞台設定も言葉ひとつとっても、一遍の文学作品を読んでる感じ。
ひとつの謎に向かいつつもそれぞれのキャラとその背景にあるものが少しずつ語られ、不穏な感じになってもそれ以上には踏み込まない。
こんな年のとり方をしたいものです。
最後、どちらの終わり方になるかな?と思っていたけど、手の届かないものへの憧れを残した切なさの残る終わり方(これもいいけど)じゃなくてほんのりこちらも幸せを感じられるエンディングで、それもとても良かったです。by どれもこれも使用済み- 0
-
5.0
品のいい、大人の短編
人里離れた山中に暮らすリタイアした男4人。それぞれの理由で現在シングル、菜園やりんご園、薪割りや大工仕事などをしながら毎日を楽しむ気ままな生活。そこにふらりと現れた妙齢の美女。何やら訳ありな雰囲気で、、、。
話の展開が最初見えなくて展開もゆっくりなんだけど、何よりのどかな暮らしぶりが楽しい。(ジブリのアリエッティのような)
絵柄がお洒落で品のいい、大人の短編。
このお話しの、適度な距離感の人間関係、自給自足に近い晴耕雨読な生活がとっても羨ましい。
登場人物が個性ばらばらで自由なんだけど大人の気遣いはあるから、誰かに振り回され過ぎることもなく、一緒に食事や買い出しが楽しめる。
私もそういう年齢になったら、そんな風に生きたいなーと思った。by ニア☆- 0
-
3.0
イケオジの楽園
山奥で暮らすタイプの違う4人のイケオジ。
別々に住んでいるが一緒に作業をして、その後バーベキューをしてお酒を飲んで。
決して強制ではなく、食事もそういう気分でなければ断って一人で過ごす。
時間もゆったりと流れギスギスした人間関係もなくとても心地の良い空間です。
中でもキザさんは石窯でピザやパンを焼いたり、畑で野菜を作ったり楽しそうにやっている。
家も夢だった洋風の家でうさぎのオブジェが置いてあったりととてもかわいい。
若い頃女性がらみでいろいろあり奥さんとは離婚しているが今でも連絡はとりあっている。
近年独居老人が孤独死などという話はそこらじゅうにありますが、こんな老後が送れるなんて羨ましいですね。by きままなアーノルド- 0
-
4.0
10話まで読みました。不思議な空気感のあるストーリーであっという間に読みました。お嬢の素性がただただ気になります。
by こんぶしいたけ- 0
-
3.0
理想的な老後の生活。
本当に楽園のようにゆったりとした感覚になります。女神の訳ありな雰囲気も気になりまくります!by ととらんど- 0
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0