名探偵コナン:邦画初の快挙 2年連続で動員1000万人突破
配信日:2025/07/17 13:31

青山剛昌さんのマンガが原作の人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作「名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)」が4月18日の公開から90日間で観客動員数が1000万人を突破したことが分かった。興行収入1は44億円を突破した。2024年公開の「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」に続き、2年連続で観客動員数が1000万人を突破し、邦画初の快挙となった。
原作者の青山さんは「どーも青山です! お陰様で、『隻眼の残像』が1000万人を突破したそうでおめでとう&ありがとうございます! 前作に続き、2年連続1000万人突破は邦画では初めてらしいので、 突破ファイルのウッチャンに『突っ破ァ~!!』って言ってほしいです♪(笑)」と喜んでいる。
江戸川コナン役の声優の高山みなみさんは「祝!1000万人突破! 劇場に足を運んでくださっている皆様、応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。これはコナン愛の快挙であり、作品の原動力です。この先もドキドキワクワク、ラブ、コメ、ミステリー全部ひっくるめて、皆さまにお届けしてまいりますので、『心のコール&レスポンス』よろしくお願いいたします!」と話している。
アニメを手掛ける重原克也監督は「観客動員数1000万人突破おめでとうございます! これもひとえに、毎年継続して映画を作り続けてきたスタッフ含め毎年、足を運んで盛り上げてくれる人たちや今年初めて映画を観に来てくれた皆様のおかげです。応援を続けてくれることが、次の作品を作る原動力になります。これからも名探偵コナンをよろしくお願いします」とコメントを寄せている。
劇場版の第28作となる「隻眼の残像」は、「名探偵コナン」の劇場版では史上最大規模となる522館で4月18日に公開された。前作の515館を上回る公開規模となった。公開初日に興行収入が10億5000万円、観客動員数が69万人を突破し、好スタートを切った。公開から19日間で興行収入が約104億円、観客動員数が約726万人を記録し、2023年公開の「黒鉄の魚影(サブマリン)」、2024年公開の「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」に続き、3作品連続で興行収入100億円突破の快挙を達成したことも話題になっている。
「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。コミックスの累計発行部数は2億7000万部以上。テレビアニメが1996年から放送されており、劇場版第1作「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」が1997年に公開された。
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