ソムタム田井のコスプレリポート:15歳の「鬼滅の刃」甘露寺蜜璃 濃いめのチークと下まつ毛にこだわり
配信日:2025/07/12 19:55

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、世界最大規模のアニメイベント「AnimeJapan 2025」で撮影、インタビューした、「鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃に扮(ふん)する秘桃みらなさんを紹介する。
「鬼滅の刃」は2019年にテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送されて以来、コスプレ界隈でも根強い人気を誇る作品の一つ。主人公の竈門炭治郎や、その妹である禰豆子、柱をはじめとした鬼殺隊の隊士たちはもちろん、彼らと敵対する鬼舞辻無惨や、十二鬼月の鬼たちに扮するコスプレーヤーも多く、大人数で“併せ”を楽しんでいる姿もよく見かける。
シリーズ最新作となる「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」の「第一章 猗窩座再来」が7月18日より公開予定で、それに伴い、どのコスプレイベントにも同作のキャラクターに扮するコスプレーヤーが大勢参加することが予想される。
今回、取材に協力してくれた秘桃みらなさんは、取材当時はまだ15歳で、おもに“宅コス”でメークやウイッグの制作を練習しつつ、コスプレのクオリティーアップに励んだという。
「蜜璃ちゃんは初めて見たときから大好きなキャラクターだったので、コスプレができてうれしいです。今回は蜜璃ちゃんの可愛らしさを表現したくて、チークを濃いめに入れてみました。それと大きな目も特徴的なポイントなので、下まつ毛を強調することで目の印象を強めてみたつもりです。ウイッグはまだまだ改善の余地があるので、作り直して。また別のイベントで再挑戦したいです」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB