野沢雅子:「ドラゴンボール」ピッコロは「悟飯にとってなくてはならない人」 古川登志夫との“ゴーヤ”エピソード明かす
配信日:2025/07/09 19:42

故・鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」(2022年公開)の上映前舞台あいさつが7月9日、丸の内TOEI(東京都中央区)で行われ、孫悟空、悟飯、悟天役の声優の野沢雅子さんが登場した。同作は、悟飯とピッコロがメインキャラクターとして登場し、野沢さんはピッコロについて「最初はどういう人?と思っていたんです。でも、だんだんよくなりますよね。すっごくよくなってピッコロはいなきゃなと。悟飯にとってはなくてはならない人です」と語った。
ピッコロを演じる声優の古川登志夫さんについて聞かれると、野沢さんは「家庭菜園にゴーヤとかキュウリを植えているんです」と語り始め、「ゴーヤがたくさんできたからスタジオに持っていって、『私が作ったの、食べない?』とみんなに聞いたら、『いや、買えますから』って。なんなのよと思っていたら、古川さんは『僕、もらっていいですか?』と。その後、あの方はすっごい器用で、お料理にした写真を見せていただきました」とエピソードを明かした。「うちの事務所は、みんないい人なんですけど、ちょっと群を抜いているのが古川さん。ゴーヤを食べてくれるから」と話し、笑いを誘った。
7月27日に閉館する丸の内TOEIのフィナーレを飾るプロジェクト「さよなら 丸の内TOEI」の一環として「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」が上映されることになった。野沢さんは上映を前に、丸の内TOEIでは“最後”となるかめはめ波を披露し、会場は大きな拍手に包まれた。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、2018年12月公開の第20作「ドラゴンボール超 ブロリー」以来となる劇場版。原作者の鳥山さんが脚本、キャラクターデザインを担当した。前作「ドラゴンボール超 ブロリー」で3Dパートを手がけた児玉徹郎さんが監督を務めた。かつて、孫悟空によって壊滅した悪の組織のレッドリボン軍の意志を継いだ者たちが、新たに最強の人造人間・ガンマ1号、2号を生みだし、ピッコロ、孫悟飯らを襲う……という展開。
全世界興行収入が135億円を突破し、「ドラゴンボール」史上最高のヒットを記録したことも話題になった。
提供元:MANTANWEB