ONE PIECE(ワンピース)名言・名シーン集(3ページ目)
更新日:2016/08/05 10:00
名脇役が熱い!感動的なセリフ
ONE PIECE(ワンピース)が多くの感動シーンを作り出している秘密には、数々の冒険のなかで出会う登場キャラクター達もしっかりとした信念を持っているから。
今回は多くの名脇役と言われるキャラクターの中から激選した名言をドン!と紹介。
アンケート回答の名言
アンケートで集まった回答には、自分の信念を曲げずに困難に立ち向かおうとする強い気持ちや、命尽きる最後にキャラクターが放つ真っすぐな言葉の名言が多く集まりました。
「…人に 忘れられた時さ…!!!」(Dr.ヒルルク)
ドラム島編。元ドラム王国国王ワポルの策略により一人城に乗り込んだDr.ヒルルクは、兵士達に銃を構えられて死の危険に直面する。
自身の命がもう長くないヒルルクは「人はいつ死ぬと思う…?」とワポルに問い、自分の意志は受け継がれること、チョッパーの毒キノコでは死なないこと、死を迎える最後に自分の死生観を語る。
ユーザーの声
- 「死してなお語り継がれることで肉体は滅んでも精神は生き続けると思います。」
- 「ヒルルクのあの言葉はこれからの自分の生き方を教えてもらった気がします。肉体の死だけが 本当の死ではないと思いました。」
- 「ヒルルクの言葉は忘れられない。この言葉で、大切な人と一緒に生きていける方法が判ったから。」
「たとえ命を落としても…………!! 口先だけでも親になりたい あいつら…私の子でしょ?」(ベルメール)
アーロンパーク編。魚人のアーロンによる支配を受けたココヤシ村。アーロンからの条件である「大人1匹10万ベリー、子供1匹5万ベリー」。貧乏な家庭であるベルメールには10万ベリーを払うのが限界だった。
養子であるノジコ、ナミには村の名簿記録にもないため、自身の分の支払いをすれば魚人達を騙すことが可能だったが、なんとベルメールは自ら2人の娘がいることを打ち明け、その10万ベリーは娘達の分だと話して涙ながらに一言。
ユーザーの声
- 「実の子ではないのに本物の母親みたいにしてあげていた。これは本当にすごいと思いました。」
- 「実の親でも親になりきれない人が居る中で義理の親でも心から子を想える人はいる。血の繋がりだけが親子や家族じゃないと強い気持ちがこもった言葉であり、現実的な言葉でもある。」
- 「血の繋がりがなくとも親としてナミ達を愛し、大切にしてきたから。親になり、自分の子への想いを考えると同じ親なんだと思ったから。」
「だってお前…いつかおれを思い出して貰うなら 笑顔の方がいいもんな」(コラソン)
ドレスローザ編。オペオペの実奪還に成功したコラソンだったが、ドフラミンゴの鳥カゴによる技で島からの脱出を包囲されてしまった。
自身の命の最後を悟ったコラソンは、ローとの最後の場面では笑顔で別れたいと、瀕死の状態ながらも作り笑顔で必死の一言。
ユーザーの声
- 「コラさんが死の覚悟をしてもなお、ローさんの未来を案じているのが伝わってくるから。」
- 「ロシナンテの台詞は、自分も誰かに思い出してもらうなら笑顔の方が嬉しいと共感したから。」
「この世に生まれて一人ぼっちなんて事は 絶対にないんだで!!!!」(ハグワール・D・サウロ)
エニエス・ロビー編。海軍のバスターコールによる襲撃をうけたオハラ。
自分の信念を通してロビンを島から脱出させようと動く海軍中将サウロであったが、同じく海軍中将クザンの「ヒエヒエの実」の能力によって、凍らせられて動きを封じられてしまう。
動きを封じられたサウロは泣きだすロビンに逃げるように伝え、今は一人でも必ず仲間が現れると最後の別れの一言。
ユーザーの声
- 「周りを見れば確かに独りじゃない支えてくれる人が近くに居るんだなぁって改めて思いました。」
- 「人払い他人に関わらず生きていくことはできない。」
「人の夢は!!!終わらねェ!!!!」(マーシャル・D・ティーチ)
ジャヤ編。モックタウンでの空島情報を聞きとりに向かうルフィ、ゾロ、ナミだったが、寄った酒場でベラミー海賊団にケンカを売られてしまう。
ベラミー海賊団から空島は幻想だと夢をバカにされたルフィとゾロは、ベラミーに何も抵抗をせずにケンカを一切買わなかった。ボロボロになって酒場から出てくるルフィ達に、酒場で会った男ティーチは堂々と海賊の夢についての信念を叫ぶ!!
ユーザーの声
- 「ティーチは大嫌いだけど、この部分は大好き。人に左右されずに自分の道を歩いて良いと背中を押してくれる。」
- 「夢が無い人が、前に進めるはずがない。夢は目標でもあるはず。目標が有るから努力する。」
筆者が選ぶ名言
選んでも選びきれないワンピースの名言のなかで、アンケート回答以外でこれだけは紹介したいと印象に残っている名言を激選して紹介!!
「バカな息子を ――それでも愛そう…」(エドワード・ニューゲート)
マリンフォード編。海軍の策略によって白ひげを刺してしまった部下の大渦蜘蛛スクアード。
突然の仲間内での裏切りにより動揺する白ひげ海賊団だったが、船長白ひげはスクアードを包み込むように抱き寄せて、自身の部下を「息子」と称する信頼の一言。
「……“新しい時代”に 懸けて来た…」(シャンクス)
エニエス・ロビー編。四皇の白ひげ「エドワード・ニューゲート」と赤髪の「シャンクス」の直接接触。
かつての海の話を酒を飲みながら交わす二人だったが、左腕の無くなったシャンクスに対し白ひげがその理由を問うと、シャンクスはかつてルフィを救うために犠牲にした過去を「新しい時代」と表現して未来を感じさせる一言。
「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない!!!! “奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!」(エンポリオ・イワンコフ)
インペルダウン編。監獄署長マゼランの猛毒に侵されたルフィは、インペルダウンLEVEL5.5番地のカマバッカ王国女王のイワンコフの「ホルホルの実」の治癒能力によって生死の境をさまよっていた。
自身の気力が尽きれば死がやってくるルフィの限界を超えた苦しみの姿に対し、動揺を隠せずにすがりつくボンクレーに、イワンコフは奇跡を起こすための強さをビシッと語る!!
「造った船に!!! 男はドンと胸をはれ!!!!」(トム)
ウォーターセブン編。司法船襲撃の濡れ衣を着せられたトム、アイスバーグ、フランキー。そしてその襲撃には、フランキーが造った戦艦が使われてしまった。
裁判の最中、その戦艦は誰が造ったかと問われたことに、フランキーは自分の戦艦を乗っ取られた悔しさから「おれの船じゃねェ」とウソをついてしまう。
それを聞いた途端、普段は温厚なトムはフランキーを殴り飛ばして、物作りに対しての責任と信念を強く叫ぶ!!
「――おれは…貴族に生まれて恥ずかしい!!!」(サボ)
マリンフォード編。ゴア王国の外側、通称「ゴミ山」のグレイ・ターミナルは天竜人視察に向けて貴族により放火をされてしまう。
グレイ・ターミナルにいるエースとルフィを助けようと奮闘する幼少期のサボだったが力及ばず兵士達に投げ飛ばされてしまう。
貴族に生まれながら、貴族たちの異常な価値観に疑問を持ち続けたサボは、通りかかった革命軍ドラゴンに向かって悲痛な想いを語る。
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作者
アナゴ
「アナゴさんの%表示マンガ感想」というマンガ紹介ブログを不定期に更新中。インドア趣味がマンガで、アウトドア趣味がロードバイクの1988年生まれ。好きな漫画家は「荒木飛呂彦先生」「福本伸行先生」「浅野いにお先生」「柴田ヨクサル先生」です。面白いマンガには「リアリティ」がある。それは「世界観に引きずり込む力」。そういうマンガに出会えたとき、マンガを読み続けて良かったと心から思えます。記事タグ
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