二つの顔を持つ恋人
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あらすじ
「金持ちの男が必要なら、僕にしておきなさい」元恋人アントンの嘲りを含んだ申し出は、気高いクリスティーナのプライドを粉々に打ち砕いた。経営難に陥っていたクリスティーナは出資者を求めてパーティーに来ていた。そこへ世界的に有名な銀行の頭取となったアントンが現れ、彼女に蔑みの情けをかけたのだ。これはアントンの復讐だ。クリスティーナの脳裏に6年前、彼に浴びせた辛辣な言葉が蘇る。最愛の恋人を傷つけてまで別れなければならなかった事情も…。
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ユーザーレビュー
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リオのお話
ちょうどオリンピックパラリンピックの最中なのでタイムリーでした。
6年前にクリスティーナに起こったことが予想以上に切ないもので、その後6年間の苦悩と再会してからのアントンの仕打ちで「私は本当に疲れてしまった」という心の声が深く胸に刺さりました。
クリスティーナの愛が深い!アントンの憎しみも深い愛情の裏返しといったところでしょう。とにかく愛し合ってる2人です。
クリスティーナがアントンを「おまえ」と呼ぶところと、アントンの命令調の丁寧語には最後まで慣れなかったのと、ラストもう少し盛り上がりが欲しかったので星1つ減らしました。by ショクパンメン- 12
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5.0
面白かった♪
ぶっちゃけアントンが悪くない?
3ヶ月も放置する時点で有り得ないし
電話や手紙もあるでしょ?
プライドが高く、芯の強い女性は
自分がアントンの経験の一部なんて
思ってしまったら恥ずかしさすら
感じると思う。
放置して突然帰って来たかと思えば
いきなりプロポーズ?
何の疑問もなく「YES」って返ってくるって
思ってるところもムカつく!
クリスティーナは好感が持てる女性でした。
素直じゃないところも可愛いと思いました。
だから余計に自分本意なアントンに
イライラしてしまいました。
ちなみに、まだ2話しか読んでません(笑)by 小紫- 1
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5.0
情熱的なラブロマンス
シリーズすべて読みましたが、その中で一番好きなお話です!!ヒロインは悲しい秘密を背負いながらも強く生きています。ヒーローと再会し傷つけられながらも、それでもヒーローの幸せを思えるのは愛しているから。それがものすごく切ないです。なぜヒロインばかりが不幸を抱えてしまうのか?と思ってしまいます。
ただ、最後は感動のハッピーエンドでヒーローの生い立ちともうまく絡んでいてよかったので星5つで。by みなと。。- 0
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4.0
あそこ迄罵られ吐き捨てられたら
私なら絶対に立ち直れない😭
どなたかが、クリスティーナか言っていた『私は疲れた』の言葉が身に染みた。
何だか、物凄くその気持ちが解った。
クリスティーナがアントンに対して【おまえ】呼ばわりするのが、物凄く気になった。ブラジルで名門の家柄のお嬢様の筈なのに、言葉遣いが汚ない(私だけ?そうおもうのは?)し、超上から目線で、何とも言えない不快感を覚えた。
クリスティーナの深過ぎる愛故に、正反対の言葉をその口から放つのが、何とも遣り切れない😭
カブリエルだけが、親友として、顧問弁護士として、真実を見続け見守って来たからこそ、アントンが彼女の深い愛に気付けたのね。
クリスティーナの口の悪さで⭐️マイナス1で。- 0
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4.0
幸せは独りよがりでは生まれない
苦しみや悲しみは、誰にも訪れる。感じかた受け取りかたで、重さが変わる。
喜びは、感じかた次第で、何倍にも増幅する。
素直になれたら、そこから開けていくのに、プライドが邪魔して出来ない。
相手の幸せを願ったつもりでも、そんなことは相手は求めていない。
相手の幸せの本質を見誤ることのないよう、身体を合わせるだけでなく、口を開いて語り合うことが、男女間でも最重要ですね。
後を想像して嬉しくなる3つうちの1ピースでした。by ビオスの花- 0
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4.0