【ネタバレあり】外道の歌のレビューと感想（4ページ目）

『善悪の屑』の“カモ”が何故、復讐屋になったかの過去がわかるのはいいけど、街の人がなんとなく復讐屋の存在を知っていて、小さな女の子まで復讐依頼しに来るのは、ちょっと。。。

(そもそも、すぐ足がつきそうな復讐のやり方で逮捕されない設定こそ不自然なんだけど、現実にできないからこそ、不自然さに目を瞑っても処罰感情を満足させてもらってるわけで。。)

それがきっかけで、女の子はとんでもない犯罪に巻き込まれることとなり、31話はなんともやり切れない。外道てんこ盛り回。

善悪の屑の続編

善悪～も、無料分しか読んでいないのですが。

こちらは、はじめにカモさんの過去がわかるので。

こういうものを背負っての復讐屋なのだな…と

奥さんと娘さんを殺した犯人は、カモさん自身の手で葬っておりますが…

立場によって、法で裁かれない。なんてことになったら…否。

法で裁かれたとしても…許せない思いがある…それを代行する訳だけど…続けてる間は、カモさんの気持ちは。

ずっと晴れないのかな。

幼稚園ママの途中ですが、意識高い系ママが…山田邦子さんにしか見えません…

登場人物みな外道

カモさんの過去が明かされます。
猫の名前が切なく悲しい。
事件後に無気力になったカモさんは猫にエサを与えなかったんだね、猫は調理パンのウインナーを食べていた
その一コマが妙にリアルに迫ってきて辛かった。

復讐を依頼する人も復讐を実行する人も外道なんでしょう、でもその人たちは 惨殺されても償いきれない重罪を我欲のためだけに犯した外道がいるから存在するのであって、外道がいなくならない限り復讐する外道もいなくならないんだよ
復讐鬼が外道なら自分はいくらでも外道になる そんな気分にさせられました。

激オモ作品

復讐依頼を受けて司法以上の裁きを与えていく作品
とにかくグロいけれど、
復讐当たり前！報復しても許される！と思うような復讐される相手が至極極悪人な設定ではあるが、16話がこの作品の復讐する上でのコアな部分を語ってると思う。
悲しみの当事者以外まわりは当事者に何も求めるべきではない、確かにその通りだと思う。
わかりたくないけれど、奪われ失った人の気持ちは当事者にならないとわからない。

刺さる

「加害者には反省も後悔も求めていない。ただ、消えて欲しいだけ」という台詞に泣けた。
被害者の果てのない怒りと悲しみを表してる言葉だと思う。フィクションだけど何処にいるんじゃないかとも思ってしまうけど居たら居たで複雑かな。
話の背景を丁寧に描いていて乱暴なテーマだけど引き込まれます。子どもが絡む話は目を背けたくなるけど…。先が読みたくなる作品です

そんなはずはない

カモさんとトラちゃんがどこかにいる…そう思うと救われた気持ちなりました。きっと入院しているだけ。あんなザコにカモさんが殺られるはずがない。第一部『 善悪の屑 』、第二部『 外道の歌 』そして第三部がいつか配信されるのを首を長くしてお待ちしています。いつもスカッとする話をありがとうございました。

やはり前作に続き消費pt30に加え無料話数も多い。本当にありがたい。
内容は前作の続編で、登場主要人物の過去が明らかとなる。復讐屋という代行業を担うだけあって、アンダーグラウンドは相当なもの。まだ途中しか読んでいないが、同業者同士手を結ぶ事があるのだろうか。
相変わらず前作に続き、現実社会では軽視されがちな被害者感情に重きを置いた、人生や命の尊厳を考えさせられる内容。

世の中が、悪いのか？環境なのか？

息子が、まだ学生時代に、非行少年に、なる子供は、自分の言葉で喋れず、自己肯定感を持ち辛い環境で、生まれ育ち、愛情を感じられないなとキレ安く、薬等依存症に、なりやすいと、聞きました。今の大人にも、言えますが、我慢仕切れず、感情の赴くままに行動する、理性を失う事件事故多すぎます。かつて、治安と水は、タダと言われた時代終焉を迎えましたね。

悲しい、苦しい、残酷

他の方のレビューにもある通りです。
あまりに残酷な事件の描写があり、何と言葉で表現して良いのかわからない気持ちになります。
漫画だから、というわけではなく、現実にこのような事件って実際に起こっているんだと思うと、とても怖くなり、気持ちが悪くなり、悲しくて辛くなります。なぜ自分勝手な犯罪に手を染める人がいなくならないのか…どうして平和な世の中にならないのか…そしてなぜ裁かれない悪が存在するのか……色々な負の感情が湧き起こり、読んでいてつらく、星を少なくしてしまいました。
自分以外の誰かを思いやる暖かい気持ちであふれる世界になれば、悲しい事件なんて起こらなくなるのに……難しい。人間とは、何なんだろう、と思ってしまう漫画です…

ネタバレ！？

続編だ！ と思って『善悪の屑』と並行して読んでみたら、あちらでまだ読み終わっていない話の登場人物が出てきて｢アワワワ｣となった。そんなに重大な事態にはならなかったけど、ネタバレ嫌いな人には順番に読むことをお勧めします(と書いてる時点でネタバレ気味だけど)。
カモさんの過去が読めたのと、髪上げたトラさんがかっこよかったのがとても良かったです。知らない登場人物が色々増えていたけど、1部にはこれから出てくるんでしょう。