5.0
捨て去ることの出来ない憎しみや悲しみを抱えた人々ばかりに囲まれたなかでも、ある意味純粋さを失わない主人公に引きずれるように心を占めていた憎しみが少しずつ愛情にすり替わっていく様子がよく描かれていると思います。
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捨て去ることの出来ない憎しみや悲しみを抱えた人々ばかりに囲まれたなかでも、ある意味純粋さを失わない主人公に引きずれるように心を占めていた憎しみが少しずつ愛情にすり替わっていく様子がよく描かれていると思います。
キャラ設定もストーリーもしっかりしているし、ベッドシーンや闘いなど、どんなシーンも安定して書けているのに、ものすごくテンポが悪い。
最終決戦までがやたら長く、そこまで行くのに、ムダなベッドシーンが何度もあって正直気持ち悪くなって、何度も読むのを中断してしまった。
敵の居場所も分かっているのに、それまでなんで攻め込まなかったのかが理解できない。構成的には「仲間が集まった、さあ行くぞ」的なことなのだろうけれど、シルヴェリオが仲間になったのは偶然だしね…
もっとちゃんとしたキッカケを書いて欲しかった。
ヒロインがヒーローを好きになったキッカケもあやふやなままだし…敵と容姿が似ているヒロインを早々に溺愛するヒーローにも違和感がある。
これだけしっかり書ける作家さんなら、その辺りをもっと自然に上手に構成できるのでは?と思った。
本文は☆4だけど、イラストが素人の下絵かと思うほどひどいので☆3にします。
プロポーションとか表情とか、仕上げの完成度が低すぎて興ざめしてしまう。
ストーリーもしっかりしてるし、ヒーローとヒロインの感情もしっかり書かれていて最後まで楽しく読めました。
ヒロインの控えめだけど卑屈になりすぎないところは良かったです。
ヒロインの愛され感がすごくてキュンキュン♡
心境もよく書かれていました。
ストーリーもしっかりしていて、読みごたえがありました。
読んでいてとてもドキドキする小説でした。実の母親の態度に驚きながら、主人公の女の子の対応に感動ですね。
こういう設定のものは多い気がしますが、中でも結構好きです。最初はちょっとひどい扱いな気もしますが…だんだん溺愛です。
ヒロインの愛され感がすごくて、けれど複雑な立場での心境がよく書かれていました。
ストーリーもしっかりしていて、読みごたえがありました。
親の仇同士の恋物語。
いっそこのまま死んでしまえたらいいのに。
中盤、そんなことを思うヒロインが薄幸で私的にはツボ。
そんなヒロインが結果的に愛されまくります。デレデレです。
起承転結あって、結末も満足。
ヒーローはヒロインの容姿や儚さに惹かれるのだけれど、仇敵の特徴をよく継いでいる女性をそこまで耽溺できるのか謎のため、星一つマイナスにしました。
ヒーローのツンデレが最高でした。ヒロインも天然で可愛い。
悲しい過去と状況をもつ2人。他の方のレビューにもあるように2人の心情や関係の成長過程が丁寧に書かれてあるのでスッと入り込んできました。一気読みです。エッチシーンも楽しめますし、イラストもよく合ってます。
また読み返したいと思える作品です。