【ネタバレあり】なのな フォト ゴローのレビューと感想

ほっこりだけではない

面白かった
ハラハラドキドキで続きが気になる訳では全くないのに１日2話ずつぐらい課金して、最後の10話くらいは一気に読みました。
興味をひきつけてクライマックスを引き伸ばして、という訳ではないのに、続きを読みたくなるのが不思議。
世の中の収縮版なのかな
世の中の世知辛さに悲しくなったり、でも人の情を感じてあたたまったり。
なのなはごろーとなんとなくくっついてくれると思ってたんだけどなー、、、というか、これからくっつく未来を思い描いて愉しめばいいのか？
二人が特別な関係なのは間違いないよね

ずっと変わらないと思いきや、皆少しずつ成長してる。失敗したりちょっと悪いことしちゃったり、等身大のホントにいそうな人たちなので、自分も頑張らないとと思える。

なのなが魅力的。素直じゃないけど優しいところが。
あーなんか、終わってしまって悲しい。なんとなくずっと続いてほしかったー
話全然違うけど、そういえば少年アシベの大ファンでした。同じ作者さんとは思えな、、、くもないか。人間観察よくされてるよね

イメージとのギャップ！

表紙絵を見てかわいいなぁ～と思い、あらすじを読んで、あぁ、たにしさんが猫をきっかけに、かわいいなのなちゃんと出会って、良いことなんかない毎日が変わった！みたいな話かなと思ったら！なのなちゃんwいきなり猫さらうwもう、ギャップにやられましたよ。登場人物も皆魅力的ですっかりはまってしまい、全話読みました。

ほのぼの

なんと癒やされる絵なのか…
毎日遅刻しそうに走り、大して面白くもなく失敗していじられ、おやつ代は２回徴収されても、争わず、流れに任せて生きる主人公。唯一の癒しのフォトちゃんて猫をナノナ〜と鳴くからとなのなちゃんという女の子に貸すはめになる。貸してるのにエラそうに言われそれでも受入れて…聖人なのかアホなのか（笑）
何とも愛すべきキャラですね。

なんとなく心がホッとする

気付けば増えてる周りの人達。それぞれ個性的で、だけど憎めないキャラ。この作者さんの作品は、読み終わった後もずっと心に残ります。
個人的には鍬田君がすごく嫌いだったけど、だんだん好きになっていきました。

森下先生らしさ

少年アシベから知ったのですが、実は人間ドラマを描いたら右に出る人はいないんじゃないかと尊敬しています。
情に通じているが情に溺れないという言葉を聞いた事がありますが、ラストにその言葉を思い出しました。
ほろ苦いけど温かなラストが好きです。

癒される

皆いろいろあって、癒される存在がいないとやってけないことあるよね。なついてくるねこちゃんいたら、それは可愛がるよね、女の子の自分の本当の感情に気づいた時が良かった。主人公の優しさも良い。

誰にでもある孤独と、周りの人たちの人間模様を描いたお話。登場人物の気持ちとか１人１人考えて読んでます。
その中のネコちゃん。ネコちゃんの存在がホッとします。

ゴロー…

ゴローがかわいそうすぎる…周りの人たちめんどくさすぎる…ある意味あるあるなのかなぁ…なのな、最初嫌いだったけど途中から良いとこもあるのかな？と。フォトちゃんがかわいいのが救い。

シュール

森下先生のキャラクター設定は、毎度のことながら、クオリティーがすごすぎますね。まったく別人の作品を見ているみたいですね。

絵柄も可愛く大好きな作者です。だいたいが女の子は可愛く男の子は格好いいとダメ人間、チビデブだとイイ子なのが分かりやすい。