4.0
夫婦の愛を軸にした不思議物語
紅緒が一歩敷地の外に出ると雨が降る。
離れようとすると様々な災いがふりかかり、周りの人にまで危険が及んでしまう。
家に懐かれた(祟られた)幼な妻紅緒と彼女を守るために民俗学を専攻し、謎に立ち向かう久世七史教授の不思議系ラブストーリー。
途中、二人が結婚するきっかけとなった祟りによる過去の出来事やびくびくしながら読んだ(ちょっぴり怖い❔)部分もあり、エンディングに向け盛り上りを見せるのですが…
読み終えてみると不思議の部分は思ったよりあっさりな印象。
ですがそもそも二人の一途な愛情が重視でしょうね。お互いが相手を想い守ろうとする姿が素敵です✨
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