[小説]竪琴姫~貴公子が奏でる蜜の旋律~
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あらすじ
十九世紀末、イギリス。一年まえ自分に関する記憶のほとんどを失い川岸に倒れていたリラは、『ティモシー吟遊楽団』に拾われ『竪琴姫』と呼ばれるハープ奏者へと変貌を遂げる。かすかに残っていた記憶は顔も分からぬ男に竪琴の手ほどきを受けた事実と、そのさい演奏されていた彼の即興であるらしいミステリアスな旋律だけだった。リラは親しみを込めて男を『竪琴の貴公子』、旋律を『貴公子の旋律』と呼んでいた。そして一年後、楽団に拾われた地であるコッツェルをふたたび訪れたリラは、そこで貴公子の旋律に精通しているとおぼしき美しい青年に遭遇する。彼の名前はアドニス、古くからこの地方の一部を治めている大貴族エルダーベル伯爵家の跡取りだった。旋律を知る自分以外の人間に初めて会ったリラは、竪琴の貴公子の情報を求めてアドニスに作曲者が誰なのかを質問する。しかし彼からは「僕を満足させられたら教える」という一夜の関係を示唆する条件が提示され……。
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十九世紀末、イギリス。一年まえ自分に関する記憶のほとんどを失い川岸に倒れていたリラは、『ティモシー吟遊楽団』に拾われ『竪琴姫』と呼ばれるハープ奏者へと変貌を遂げる。かすかに残っていた記憶は顔も分からぬ男に竪琴の手ほどきを受けた事実と、そのさい演奏されていた彼の即興であるらしいミステリアスな旋律だけだった。リラは親しみを込めて男を『竪琴の貴公子』、旋律を『貴公子の旋律』と呼んでいた。そして一年後、楽団に拾われた地であるコッツェルをふたたび訪れたリラは、そこで貴公子の旋律に精通しているとおぼしき美しい青年に遭遇する。彼の名前はアドニス、古くからこの地方の一部を治めている大貴族エルダーベル伯爵家の跡取りだった。旋律を知る自分以外の人間に初めて会ったリラは、竪琴の貴公子の情報を求めてアドニスに作曲者が誰なのかを質問する。しかし彼からは「僕を満足させられたら教える」という一夜の関係を示唆する条件が提示され……。
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みんなのレビュー
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ストーリーは中々面白く、キャラも悪くないです。
ただなくした記憶の断片・ハープを教えてくれた貴公子が誰かを聞くためアドニスと一夜を共にするのですが痛々しい表現でアドニスも甘い言葉を言うでもなく、愛している割にこんなかーって感じでした。
エッチはその一夜とそのご数回、ページ数が少なくて二人の絡みが物足りなかったです。特に後半はリラの記憶がなくなった理由が中心になり説明やリラの気持ちで話が進み、二人の会話があまりなく愛し合っている二人としては盛り上がりがいまいち。
表紙の絵は結構良いなーと思ったのですが挿し絵は微妙。頭身がちょっと変....by のんぱんだ- 1
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5.0
楽しかった。
読みやすかったし、キャラクターがかわいいから好感が持てました。
後半の展開も意外性があって個人的には最後まで楽しく読めた♪by 匿名希望- 0
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3.0