5.0
くたびれた日常に灯る幸せ
この作者が描く女性はストレス溜めて、諦めて、でも腹くくって生きる人が上手く描けてるなぁと思います。あと高齢の親の言動がリアルすぎて共感できます。
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この作者が描く女性はストレス溜めて、諦めて、でも腹くくって生きる人が上手く描けてるなぁと思います。あと高齢の親の言動がリアルすぎて共感できます。
お茶目で女心を忘れない母親とバツイチで女をとっくに忘れたタカコさんの日常生活の物語。元旦那やそこに引き取られたむすめ、憧れのバンドなど、懐かしい感じ。
45歳バツイチで、ソフトな毒母と同居中の女性の生活と心の動きを丁寧に描いている作品です。
まるで映画のような進み方で、始めは主人公のたか子さんの暗い部分ばかりなのですが、6話くらいから徐々に光が見え始めてきます。
登場人物や起こる出来事が、現実にいそう、あり得ることばかりなので、その言動に共感したり、イライラしたりさせられる所にベテラン作家さんの力量を感じます。
読み進める程味わい深くなる作品なので、まず一度はしっかりと読んで欲しいお話です。
親への言動とか、リアルすぎて目を背けたくなるほど。
ただ、主人公自身にも子どもがいるのに、母親感がないのが引っかかる。
ゆりあ先生から来ました。
今どきの45歳はもっと若々しい人もいると思いますが…同じ中年女性としてはわかるところもあります。
この作者さんは妙齢の描写が上手いなぁと思います。
ゆりあ先生の赤い糸から作者にハマっています。
作者の作品はリアルなんだけれど少女漫画要素も含んでいて面白い。尚且つ山岸先生に影響されただけあって独特の残酷さも描かれている。
主人公の母親が私の実母に似ていて、私自身が娘にやっているかもと反面教師となっております。この母親自分自身に対してはポジティブなんだけど娘にはとてもネガティブな呪文を毎日のように投げかけていて毒親だなと腹立たしかったです。
なかなか味のある登場人物と展開と…です。心の声のボヤキだったり、建前だったり。沁みるものがあります。のんびりと読み進められるので心地よいです。
まさに「たそがれ」のような物語。
人生の悲喜こもごも、哀愁、喜怒哀楽。
素朴なタッチで描かれる母と娘の物語に、自分の人生を重ねずにはいられません。
最後まで読みました。
どうして言っちゃうんだよ〜!と思いながらも昇華したい気持ちもわからんでもない…のかな??
引き込まれてしまうのが入江さんの手腕だなあ。
グサグサくる、、、
無料分よんで投稿してます。
アラフィフです。
いろんな気持ちがゴチャゴチャのまま
日々過ぎていく感じ、一緒。
たかこさんが実際にいたら、
ただただ一緒に泣きたい、そして笑いたい。