5.0
時代性と普遍性
ネット配信を利用した愉快犯による劇場型の犯行、という極めて現代的な舞台装置だが、核のところにあったのは、時代性などとは無縁の、人間の普遍的な強さや美しさみたいなものだった。
時代に乗っかって始まり、時代に左右されない核心にたどり着く。
その返し技があまりに綺麗に決まりすぎていて、ちょっとムカつくほど感心した。
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ネット配信を利用した愉快犯による劇場型の犯行、という極めて現代的な舞台装置だが、核のところにあったのは、時代性などとは無縁の、人間の普遍的な強さや美しさみたいなものだった。
時代に乗っかって始まり、時代に左右されない核心にたどり着く。
その返し技があまりに綺麗に決まりすぎていて、ちょっとムカつくほど感心した。
ネットを使った犯罪予告
いかにも現代的な設定の
背景にあるものは、悲しすぎる
人間の物語でした。
当時最先端のネットの技術を
駆使した犯罪の手口が明らかに
されていく様は、非常に勉強に
なります!
明日食べるものもなく、
学校にも行けないことは「ない」
はずの日本の社会に、実は
結構転がっている悲しい現実。
それをうまくマンガで表現してくれた
作者に、感謝したくなります。
悲しいけど、ためになります!
だいぶ前に映画を観てからの原作読破です。同作者様の『マンホール』が面白かったので、オチはわかってるんだけど原作読んでみたらやっぱりおもしろい!なんか新聞男にシンパシー感じちゃう事もしばしばで、我ながらやばいと思いました。(特にシーガーディアンのとことか)ひょろとのやりとりは泣けました。ゲイツの用意周到かつ悲劇的なシナリオは秀逸でしたね。でもああいう最期しか選べなかったのは悲しいです。
うーん、、、
なんかこれといってハラハラするわけでもドキドキするわけでもなく、ただ難しいネット用語とか業界用語並べられて
でもまぁ今の時代っぽいお話ではありました。
ヒョロのために3年もかけて、しかも最後一人で自殺っていうシナリオもどうも納得というか共感できなかった。
なぜなら奥田がヒョロにそこまで思い入れしてるっていうのが伝わるほどの前置きがなかったからかな。
なんか惜しい漫画。
得たいの知れない怪しさが、ドキドキワクワクさせてくれます。
配信で世間にアピールしてるのが、予告犯がすごく大人なのか、滅茶苦茶ガキっぽいのか、よくわからないキャラではありますので、共感等は一切無し。
ただ、これからストーリーがどのようにまとまっていくのか?読んでいながら、まだついていけてないので、これから謎が少しずつとけけていくかと思います。
インターネットで私刑を配信する、予告犯シンブンシの物語。私刑の内容が結構読んでいてきついですが、おもしろいです。
しかも、最後のどんでん返しが!!そういうことだったのか!!っていうのがすごいです。人を思えばこその行動に、切なくなります。
最初はただのサイコパスの犯罪の話かとおもったけど当然そんなことはなく、話が進むにつれてどんどん引き込まれてしまった。
まあ犯罪を起こすきっかけになった事件についてはいろいろ「あれ?」って思うとこもあるけど…
現代の闇が痛い作品。“世の中の底辺”を生きる仲間で、ネットを巧みに使った“制裁”を行う。正直、そこまでの犯罪を犯した訳でもない一般人が制裁を受け、それがネットで晒される恐怖。“予告犯”の“摸倣犯”が現れる続編も面白い❗
映画を先に見て、漫画を読んだのですが、どちらもとてもよかったです!最後までどんな終わり方をするのがわからないところが良いですね。主人公の仲間思いなところがとても泣けます。
最初はただの快楽犯、サイコパス的な話かと思いきや…
しかも単独犯でもないという。
ただ、ヒョロの為にそこまで??(厳密にはそれだけじゃないのですが)という疑問が残りました。