みんなのレビューと感想「パーフェクトワールド」（ネタバレ非表示）（5ページ目）

表紙が綺麗で普通の恋愛漫画だと思って読み始めたのですが、初恋の彼との再会、仕事も頑張っていて変わらず素敵だった彼は障害者になっていた。事故前後の一番辛かった時期は描かれてなくて、障害と日々付き合いながら懸命に過ごす彼と、そんな彼を支えていく彼女のお話です。決して綺麗事では済まされない、とても壮絶な日々を過ごしている彼の姿を知れば知るほど理不尽で、最初のコンペの時や歩ける夢を見るところは涙が止まりませんでした。お話に出てくる人みんなが、それぞれ大切な人を思い、心配して、わかりあえないこともあるけど誰も悪くなくて、それぞれの気持ちがとてもわかる。心がとても揺さぶられます。特別ではなくて誰にでも起こりうるリアルなお話で、とても引き込まれて一気に読みました。まだ最後まで読んでいませんが、どうかみんなが幸せになってほしいと願ってしまいます。大事な人を、毎日を大切にしようと思えるお話です。

無料で読んで·····

そのまま一気に購入しました。
涙腺崩壊。明日の私の顔は酷いことになっているでしょう。
友達が同じような出会いで車椅子の方と結婚したので、ほんの興味本でした。
そして背中を押したのも私でしたが、その裏で友達もこのように苦労を重ねていたのかと思うと色んなことが重なり涙腺崩壊しました。
とてもリアルに障害について書かれてあり、ただ歩けないだけ、では無いんだなと少しは理解することが出来たと思います。
とてもいい漫画に出会えて嬉しいです。紙で全巻揃えようかな。

とうとう、最後まで読んでしまった…

最初は、つぐみの幼さや、すぐ気持ちが揺れてしまう弱い感じが好きになれず、なんでこんなに評価が高いのかな？と疑問を感じながら読み進めましたが、これは、つぐみや、登場人物それぞれの成長の物語だったんだ、と最後に腑に落ち、人生の交差するのは一瞬なんだと、涙が流れます。
長い付き合いの看護師さんや、同級生の是枝くんの登場、バリアフリーの設計とインテリアで組むとか、地震が起きるなどは出来過ぎてて…という感じもありますが…ストーリー的に必要な部分なのできっと、作者さんは様々な場面や、その状況を描きたかった素材が溢れてだのだろうな、と想像してます。
是枝くんが素晴らしくいい人物だったり、家つくりへの想いや、死が目前に迫っている二人、車椅子のカップルなど…胸が温かくなったり、感動したり、途中、涙が流れてしまうことが何度もありました。

絵が綺麗だったのと無料だったので何気なく読み始めましたが、もう毎回、涙無しには読めないと思いました。私はリアルで周りに障害を持った人はいないので、読んでいると知らないことだらけで勉強になりますし、すごく考えさせられる内容です。自分がもし障害を持つことになったら…どれほど絶望してしまうだろう……綺麗事ではない相当な努力が求めれるんだと思い知りました。これからは障害者の方を街で見かけたら、もっと優しく接したいと思いました。ぜひ多くの人に読んでもらいたい漫画です！

深い深い作品

最終話で鮎川君がつぐみさんとの思い出を語るシーンで胸の中にあったつかえが取れました。この気持ちを聞けてつぐみさんはきっと良かったと思う。鮎川君は見られたくない所を好きな人に見せないといけない覚悟、そしてつぐみさんは見る覚悟。どちらも生半可じゃ一生付き合えない。年を重ねて介護の段階でではなく、若い内での決断だからお互いに本当に難しいはず。沢山の問題に向き合って乗り越えて行く2人を、読んでいて羨ましくも感じました。そこまで相手を深く愛する、受け止める事に憧れる。

ただの恋愛話ではなく、障害のある生活を恋愛を交えて分かりやすく、伝わりやすく作られている作品だと思います。
脊髄損傷によって起こる様々な症状のことや、バリアフリー化も全部ではなく敢えて残し、出来ることはやった方が良いということなど、知らなかったことがたくさんありました。
とても勉強になりました。
いろんな人の立場で様々な感情を細かく描いてあって、心に響くものがありました。
読む前と読んだ後では、　価値観が変わると思います。
一度は読んでいただきたいオススメの作品です！！

パーフェクトワールド

この本を初めて見て。本当に泣ける本です。けど。障害だとか回りで決め付けて居るけど。けど普通の1人の人間です！そこは変わりの無い事だけど。皆んなの目線は全然違う所のストーリーが凄く伝わる本になって居ます。今も昔もこれは変わらない事かも知れないけど。人間としての考え方人それぞれだけど。もしかして自分がって考えたら違う考え方になるのでは無いのかなぁ？本当に凄い本だと思います。是非皆んなも自分の為になる本なので見てはいかがでしょうか。気持ちの無い人は無理だと思います！見ても分からないと思うから。以上

考えさせられる問題

ただの恋愛漫画ではありません。これは中学校や高校の道徳の教科書として取り上げてもいい作品です。
健常者にはしょうがい者の困っていることに気づけない。ヒロインは気づかされる度に衝撃を受けますが、彼を受け入れようと頑張るのです。実際にここまで頑張れる健常者がいるのでしょうか？
各言う私も気づけない健常者です。
この漫画を通して、少しでもしょうがい者に寄り添いたいと思うようになりました。

人を愛すること

最初は障害があっても、結局２人は結ばれるんだろーなーと、簡単に考えてました。でも、内容が濃かったです。私達が楽に歩ける所でも、車椅子だと本当に大変なことにきづかされました。体調が急変した時、つぐみがどうしていいのか、わからなくなったり、逆に樹君はホームからつぐみが落ちてしまった時、助けられず苦しんで、悩んで、でも、お互いを想う気持ちの強さに感動しました。この先辛いことが待ち受けてるかも知れないけど、２人なら乗り越えて行けるのかな～？って思えます。この先も楽しみにしています。

すごく考えさられる物語

最初はどうかなぁと思ったけど、絵も綺麗だし、ストーリーも良くて、障害者の詳細や状況や心理的なものも丁寧に描かれている作品だと思います。健常者と障害者の恋愛の難しさ、本人同士だけでなく、障害者と娘とのお付き合いを心配する家族の反対、新たな出会い(恋)など…。
目が離せなくて、一気に読んでしまってました。これからも二人には試練がやって来るとは思いますが、心から幸せになって欲しいと願ってしまう作品だと思います。