5.0
幽幻な世界に酔いしれる
作家さん独特の画と作風が醸し出す
なんとも言えない雰囲気に惹き付けられます
古い家を舞台に 幻想的でミステリアスな
ストーリーの短編集★
それぞれ味があって 不思議な世界に浸りきり
余韻が残ります。。
特に 心に残ったのは 最後の話で
『あの日』を迎えてしまった 全ての人達への
そうあってほしい という切なる願いと
祈りに思えて 涙があふれてしまいました
- 10
作家さん独特の画と作風が醸し出す
なんとも言えない雰囲気に惹き付けられます
古い家を舞台に 幻想的でミステリアスな
ストーリーの短編集★
それぞれ味があって 不思議な世界に浸りきり
余韻が残ります。。
特に 心に残ったのは 最後の話で
『あの日』を迎えてしまった 全ての人達への
そうあってほしい という切なる願いと
祈りに思えて 涙があふれてしまいました
波津先生の描く世界の集大成でした。幻想的な、お話が多く心が温かくなりました。実は今の現実が夢で波津先生の描く世界が本物やったら良いのになぁ。なんて思ってしまいます。最後のお話は衝撃的でしたが、どうか世界が平和で笑顔が一杯でありますように。
蔵、骨董、猫…と、お約束キーワードが出ただけで大興奮の私です。波津彬子先生のファンタジーはどれもハズレなしだなぁ。
読み切り短編集です。猫も出てきますよ。日本の戦前のお話が多いです。ちょっと不思議でロマンティックな素敵な本です。
波津さんの初期の頃の短編集ですね。こちらにもニャンコちゃん。紙が手元になくなってしまったので、電子化に感謝です。
無料分を読ませていただきました。
素敵な世界観です。
ファンタジックでちょっとゾクッとしますが、これからが楽しみです。
奇談とか好きな人にはもう最高かも。この作者の超代表作の「雨柳堂夢話」に引っ張られてる話かなという気もするけど、オカルトまではいかない結果摩訶不思議好きな人には絶対見てほしい
本でも持っています。この作家さんの作品は絵もきれいなことは、勿論ですが、古き良き日本や時代を愛していらっしゃるのが感じられます。
面白かった。
もともとこの人の姉である漫画家「花郁悠紀子」(早逝)の独特な作品が好きで、
この人の作品を読み始めた。
最初は姉の強烈な個性を少し薄めて一般向けに読みやすくしたような感じだったが、
年を経るにつれ、妹であるこの人の作品にも強烈な個性が出てきた。
姉はインドや西欧のファンタジーの香りが漂うのに対して、
この人には日本の古風な御伽草子の趣きがある。
どちらも、おどろおどろしい怪奇ものではなく、
優しい話が多い。
暖かな心になれる作品である。
この作家さんのストーリーが大好きです。
幻想的で美しく、不思議な世界。
そして物の怪達がちょっと可愛らしい。
短編集なので、色々なストーリーを楽しめました。