4.0
丁寧に紡がれていく物語
洋裁で心を込めて丁寧に美しく作られていく洋服たちのように、心の機微や想いなども丁寧に優しく紡がれていくような感じの物語になっているように思いました。
主人公にオートクチュールの服を私も作ってもらい、大事にして仕立て直しをしてもらえたら幸せだろうなとちょっと羨ましくもなりました。
素敵な物語です。お薦めです。
- 0
洋裁で心を込めて丁寧に美しく作られていく洋服たちのように、心の機微や想いなども丁寧に優しく紡がれていくような感じの物語になっているように思いました。
主人公にオートクチュールの服を私も作ってもらい、大事にして仕立て直しをしてもらえたら幸せだろうなとちょっと羨ましくもなりました。
素敵な物語です。お薦めです。
地味なんだけど、見た後にホッとします。
アクティブな感じじゃなく、溜まったストレスが解消されてるんだろうって思います。
静かな作品だなと思いました。
読んだ後にスゥッと風が通り抜けるような。
こんな人が近くにいたらきっと憧れてしまうだろうなと思いました。
無料だったので、読みました。
以前から気になっていた作品だったし。
はじめは絵が苦手でした。
目に表情がないっていうか、、、。
でも最後まで一気読み。
洋裁って素敵、洋服って素敵。
私の近所にもこんなお店があればいいのになぁ。
ラストはあっけない!!
続きがないのか!!!もっとからんでくれ〜
ポイントがある限り読んでました。
静かに物語は進んで、読み終わった時、静寂なピュアな気持ちにさせてくれる漫画です。
事件が起こるわけでもなく、
激しく感情吐露するわけでもなく、
ただ、淡々と静かに進みます。
それが、あったかくて、柔らかくて読み進めていくのが心地いいと感じたのは初めてです。
映画では、中谷みきさんが市江さんを演じていますが、まさにぴったりだと思いました。
たった今読み終わって、とても穏やかな気持ちで満たされています。絵もストーリーも派手さは全くないけれど、読んでいる間じゅう、まるでひなたぼっこをしているようにあたたかでゆったりした時間が流れていました。
物を大事に大事に使うこと、相手の気持ちを尊重すること…子供の頃に教わり、大切なことだとわかっていたはずなのに、知らぬ間に随分ないがしろにしていたんだなぁ、と気付かされました。「どうせ100円ショップで買った物だから」と、壊れたら躊躇せずにポイポイ捨ててしまうような自分を恥じました。
ちょっとした一言や出来事が、水面の波紋のようにじんわ〜り胸の中で広がっていく作品です。
シンプルな画風の中に五感が冴え渡る作品です。特に音が生み出す行間がステキです。主人公の人生に気になる男性の人生が交叉し、また他の登場人物の人生も交叉していく様は心地よささえ感じます。みな一つや二つ悲しみを抱えていますが、それぞれの生きざまに感銘を受けること間違いありません。派手でなくとも、丁寧に生きていきたいと思わせてもらえました。
セリフも少なく画もシンプルで、人物の表情や動きも平坦なんですが、全く退屈せず、どんどん引き込まれてしまいました。余白とコマのカット割りがとても生きた作品です。
物語の終盤、モノローグも表情も描くこと無く、主人公の切なさと孤独感を描写したシーンにはグッときました。
おすすめです!!
絵が、10代に読んでた画風で、最近の
綺麗な描画ではないのは好き嫌いがあるかも。
「懐かしいなぁ」からハマりました。
モノローグは全くなく、ミシンを踏む音、ワンシーンで語られる機微…
インパクトや強いテーマ性はなくても、まるでシンプルな塩おにぎりのような落ち着く作品です。