5.0
もうひとつの
その時、その時で自分で悩んで選んで生きたはずなのに、もし別の選択をしていたら、どうなってたんだろう。パラレルワールドって、本当にあの時…って誰しも一度は思う世界があるはず。大人になってからの後悔は、若いときとは違って損得勘定で、例え今が幸せだったとしても違ったとしても、この漫画で考えさせられた。過渡期の翔には、母親の自殺がそれからの人生に大きく影響したはず。もうひとつの世界では幸せであって欲しいと願う。
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その時、その時で自分で悩んで選んで生きたはずなのに、もし別の選択をしていたら、どうなってたんだろう。パラレルワールドって、本当にあの時…って誰しも一度は思う世界があるはず。大人になってからの後悔は、若いときとは違って損得勘定で、例え今が幸せだったとしても違ったとしても、この漫画で考えさせられた。過渡期の翔には、母親の自殺がそれからの人生に大きく影響したはず。もうひとつの世界では幸せであって欲しいと願う。
映画化にもなった作品です。
正直、苺さんの絵は好き嫌いがあると思いますが、このストーリーはほっこりする話です。
ある日主人公菜穂宛に10年後の未来の自分より手紙が届きます。そこにはこれから起こる未来が書いてあり、自分がした事、しなかった事に対する後悔が書かれてあり、未来を変えて欲しいと書いてありました。
その内容は転校生、翔に関することでした。翔の母親は転校初日に自ら命を絶ってしまいます。翔はそれが自分のせいだと自分を追い込み、誰にも打ち明けられず、自らトラックに突っ込んで亡くなったと書かれてありました。菜穂と菜穂の仲のいいグループが協力して翔を救おうとするのです。
映画とは少し内容が違います。
誰もが羨む仲良し高校生男女6人グループ。
未来の自分から後悔を綴った手紙が届き、未来を変える指示を自分なりに出来る範囲で実行する。でもそれによって、手紙に書かれていたことから少しずつ違いも出てくる。
実際、あの時こうしてれば良かったのにな〜というのは歳を取る程思うものですが、その時の自分は精一杯やってたはずで、未来の自分がどれだけ後悔して助言したところで、全ては変えられないんですよね。
でもこのストーリーで助言通り出来なかった理由の大半が踏み出す勇気の不足。
読んでたら、なほちゃん何でっ!!と思っちゃうことが多々あります。
でも、助言と分かってても出来ないもどかしさ。
まだまだ続いている作品なので、今読んでる話のもっともっと先がすごく気になります。
未来の自分から来た手紙。
どうやって、なんでかは謎ですが...そんな不思議な世界観で、好きな人のために頑張っていく姿が素敵だなと思いました。
漫画の絵柄も好きで、引き込まれました。
ほっこりします。
また、人間関係も描かれドラマが1人1人あるなと感じました。
よく、主人公とヒロインが居てその二人がハッピーになればいいやと思ってたんですが。これは...みんなが幸せになって欲しい!と思いました。
運命は変えられるんだろうか…?あの日に戻れば違う未来を迎えられるんだろうか…?若い頃はそんなことを思ったこともあった気がする。過去に戻って間違えなければ友を失うことはない!そう思っても人はなかなか未来を変えられそうもない…過去に戻っても自分を変えられないから。それでも変わろうと、懸命に未来を変えようとする若者たちの心が切ない作品です。友達がみんないいヤツで泣ける。
40話無料となっていて、無料でけっこう読めるなと思って読み始めました。
最初の未来の自分から来た手紙という設定がすごく引きつけられて、どんどん読んでしまいました。
話のテンポや内容が本当におもしろいし、登場人物も表情が豊かで魅力的です。
何で10年後の未来には翔くんがいないのか、主人公と結婚したっぽい男の子は予想する子でいいのか気になることが多すぎて早く続きを読みたいです。
未来の自分からきた自分の宛の手紙。一見不思議なストーリーとは、最初かんじながらもコツコツと読み進めていけばいくほど、切ない感情が溢れて泣けてくる(T_T)
あの時にこうしていけば・・・・と思うことって、誰もがあることなんだけど、このストーリーは、あの時こうしていれば、翔くんの未来は、かわっていたんじゃないかと・・・翔くんの親友皆が同じ気持ちで、救いたいと願う思いに感動。
未来からの自分からの手紙によって、自分の行動を変えて行くラブストーリーですが、わかるようなわからないようなという切ない気分になります。
主人公の菜穂は翔君が気になりますが、行動に移せなくて悩むけど、行動も心も手紙によって変わっていく。
ハッピーエンドならいいけれど、もう一人の男の子と三角関係?となるので、どうなるのかなというところまで読みました。みんなお友達がいい人たちなので、ちょっと切ないです。
物語は主人公の菜穂と、高校からの同級生の夫、諏訪から始まります。二人の間には子どもがいますが…
過去に高校の時の友人翔がしんでしまうのを変えるためにパラレルワールドに宛てた手紙を送る物語。
高校生の菜穂達目線で考えれば、大切な想い人、友人の翔を救う感動の物語ですが、未来に生きる菜穂夫婦にとったら、翔が生きていたら二人は結婚をしなかっただろうし、子どもも生まれなかった、と考えるとモヤモヤが残ります。
パラレルワールドなので諏訪夫婦が消えるわけではないのかもしれないけど…。
どんなに過去に愛する人がいてその人が2度と会えないとしても、別の人と結婚をして子どもがいたらそれが全てなので過去を変えようという想いには共感出来ないです。子どもがいたら、その子が生まれないかもしれないなんて考えられない。
あと翔よりも絶対に諏訪の方が格好良いし安心出来るのに、なぜ不安定な方に惹かれるんだろう…。この手の話、いつも不思議です。
高校大学時代を共に元気に過ごして、
その後に病気でなくなってしまった、友人、先輩がいます。
もし、今わかっていて昔の自分に手紙をかけたら、何を書くだろう。
一緒に美味しいもの食べておいで。
もっと思う存分楽しんでおいで。
できるだけ、彼彼女が、楽しい高校大学時代を送れるように。
絶対にもう何も伝えられない。
こんなに早く死んでしまうとは思ってなかった。
会いたいなぁとただただ思います。
これから先読み進める中で、何かいいものを感じられますように。