3.0
切ない
お隣同士の幼なじみとして出会った奈都と双子の令と臣。
奈都はいつの間にか令にひかれていて、想いが通じた頃、令が病気になってしまう。
しかも、進行性の病気で、令に求められた朝に令は亡くなってしまう。
残された臣は、両親が離婚したために引っ越してしまう。
高校2年になり、転校してきた臣は暗い影を持っていた。
臣も奈都を想っていたけど、令がいたから想いを伝えられずに、屈折していた。
令のことを想いながら、関わる度に傷つけあう二人。
やっと想いが通じたら、階段から落ちて臣が記憶喪失に。
それでも想いを伝える奈都だったけど、親の海外赴任でまた離ればなれになる。
想いあったまま、離れて1年、突然現れた臣。
ようやく前を向いて歩けそうな二人。
切なくて長かった。
思春期にあんなに真剣に人を想ったら、簡単には次にいけないよなぁ
でも、やっぱり純粋な想いが人の心を動かすのだと思います。
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