みんなのレビューと感想「バンビとドール」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

涙しながら、一気に読んでしまいました

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両親がいないとか、片親とか…、漫画にはありがちなストーリーですが、施設で育ってよそのお家に里子にいったバンビちゃん(:現実社会では、里親と養子として引き取られるのは、全然別物なのですが)の、居場所がないと感じる気持ちがとても丁寧に描かれています。そしてテツくんのおかげで、少しずつ壁を乗り越えていく様子も素敵です。私のモト彼が施設で育った人なので、身につまされる感じでした。また、年齢の割に精神的にオトナなところがあるテツくんの、まっすくでやさしくて真面目な性格ゆえの悩みも、とてもわかりやすいです。
ただ…、さっちゃんがよく理解できないです。教育実習に行くということは成人しているはずですが、あれこれ男を渡り歩いた上に中学生の男の子に手を出すって…。それ犯罪ですよね。法律で罰せられますよ。そして、誰の子かもわからない子どもを中学生のテツくんに託す…って、相当精神年齢が低い人ですよね。テツくんはそんな人のどこがよかったのでしょう？とても良いお話なのですが、ここだけ、とても引っかかります。
テツくんのおばーちゃんは、最高です！

とても素敵なお話でした。

初めてレビュー投稿します。
そのきっかけをくれた、とても好きなお話です。
他の方の評価も高いですが、とてもとても素敵なお話でした。
主人公は、家庭の事情で本当の自分を出せずに過ごしている子でしたが、長沢くんと出会うことで変わっていきます。
長沢くんも、背負うものがありながら、主人公との出会いでまた変わっていきます。
その二人が変わっていく過程がとても丁寧に描かれていて、とても良かったです。

最初は単純に、高校生の恋愛漫画がスタートしたと思ったのに、ヒロインは養子
面倒見の良いお姉ちゃんと思いきや、遠慮して、気遣いすぎての結果
一見、それでも良い家族そのものなのですが、ヒロインは居場所がないと感じている
ヒロインは捨て子で、自分の誕生日さえ知らない事に衝撃を受けました
養子という私のイメージのハンチュウに、誕生日もわからない捨て子は含まれていなかったから
高校生で３歳の息子を愛情深く育てる同級生との出会いで、ヒロインがどう変化していくのか…気になる作品です

ステキなお話

主人公、判美と、相手の徹を題名にもじりつつ、内容もバンビとドール(オオカミ)にもじりつつ、話の中の何気ない言葉も途中や終盤できちんと回収している丁寧な作りを感じた。
お話も、恋愛だけではなく、高校生ならではの思春期の成長だったり、複雑な親子関係と、それに対して高校生らしい悩み方だったり、ものすごくステキなヒューマンドラマでした。できれば実写化して親子で観てほしいと思いました。
今まで読んだマンガのなかで一番のヒット。

泣けます

こちらの作者さんの作品、とても好きです。
大切な人を失った徹くんと判美ちゃんがそれぞれに抱える想いや葛藤と戦いながら前に進んでいく様が描かれていて、高校生でこれだけ壮絶な人生を歩んでいると思うと今の自分の悩みがちっぽけに思えてくるほど二人は強いなと思いました。
強い二人だけど、そこに辿り着くまでたくさんたくさん泣いて傷ついて、二人だからこそ分かり合えて助け合えたんだろうなと思います。
あとは雷一くんが可愛すぎて！
癒されました。

泣けました

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高校生の甘い恋愛ストーリーかと思いきや、なかなか奥深い内容にいちいち「おっ？」「おっ？！」と前のめりになりながら読み終えました。いっぱい泣きました。結局は落ちつくとこに落ちつくんだけど、高校生というまだ不安定な時期の中で、それぞれの生徒たちの心理描写がリアルでした。個人的には、彼が元カノとキスしてしまう場面で、「我慢しろ」と口を押さえた徹くんにやたら萌えました。バンビちゃんが苦しくて泣いてるのに、とても萌えました。徹くんの優しさ、ホントすごいです。

涙が止まらない

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人にとって大事なものとは何か。
腹を割って話せる本当に信頼できる友達、愛する人、何があっても許せる家族。
それを教えてくれるストーリーに中盤からラストまでずっと涙が止まりませんでした。

複雑な生い立ちによって人を信頼できず、表面ばかり繕い、周囲がうまくまわるよう気を使う判美。
義務教育の歳から父親になって高校に通いながら子育てする徹。
あまり一般的ではない過去を背負った二人が出会うことで、互いに前へ進めるよう背中を押し合い、自らも認め、成長していく様は、大人顔負けの力強さを感じました。

二人の過去は軽く扱えるものではなく社会的要素も含まれているので、色々考えさせられることもありました。
でもそれを誰かに押し付けたり投げ出したり、投げやりにすることはなく、ちゃんと向き合って解決させ、自らの手で手に入れようとする努力もあって、素晴らしい作品だったと思います。
高校時代に徹みたいな人と出会えたら毎日が充実しただろうなと羨ましくなりました。

温かい気持ちになれます！

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本当の自分を出さないで平穏を守るバンビと、周りにどう思われようが自分の大切なものを守るテツ…この2人の関わりや出来事、それに伴う気持ちの変化が丁寧に描かれていて自然に感情移入してしまいます。テツの方が気持ちに素直かと思いきや実は変化を拒み、居なくなった大切な人に自分を縛り付けていて、テツがやっと変化を受け入れバンビに好きと言えた時本当に良かったと思いました。「あいつと出会う前の自分がどんなんやったか思い出せん」っていうセリフがとても印象的でした。何度も読み返したくなる心温まる作品です。

闇が深いからこそ

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主人公の友人にイライラしました
友達だから何でも話せるって
友達だからこそ自分の闇の話なんてしません、普通
それを話されなくてイライラするとか…
お前の悩みと一緒にすんなよって心から思いました
親がいない、親と血が繋がっていないことは成人するまでは非常に大きな問題です
うまくいく家庭、いかない家庭それぞれだからこそ…周りがとやかく言うことではないんです

それを全部話したところで
お前に何が分かる？って思いました
最低です。
この人の作品はギルティもたまに読んでいますが
周りの人間が最低すぎてイライラします
それが物語の面白さを引き立てるのかもしれませんが
少し嫌な気持ちになります

購入します。

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絵の雰囲気から軽い少女漫画だろうなーとレビューも読まず暇つぶしに読み始めたら泣きました。
判美ちゃんの境遇は彼氏彼女の事情の有馬くんにちょっと似てます。出来すぎたいい子でいなければならない…判美ちゃんの幸せなラストを見届けるまで購入せざるを得ないでしょう！！
雷一くんの可愛さにもやられます。背景が温かく描かれていて、白黒のマンガなのに色彩が見えてくるようです。
完結しているので、地道に読んでいきます！