【ネタバレあり】一礼して、キスのレビューと感想（2ページ目）

ツンもヤンデレも好きなのですが

10話くらいまで読みましたが、個人的には好きになれませんでした。

弓道にイケメンって、とても素敵な要素があるのに画力と、ストーリー性がイマイチもの足りず勿体ない。

そもそもヒロインの杏、全く魅力的でない。
弓道に対する情熱もあるのかないのかわからない。人間性もルックスも特段魅力的ではない。
三神君がどの程度杏ちゃんを好きなのかが非常に伝わらにくい。
単に背中がエロいから？
それ本人から唐突に言われてキュンキュンする女子いるか？ひくわ～。

何もかも強引に自分の思うように進めたい三神と、それに振り回される自己主張の薄い杏ちゃん。
イケメン（という設定ですが、画力的にイケメンとは思えず）だと何やっても許されるのかな？というだけで、やってる内容にトキメキすら感じなかったです。

伝えたい気持ちほど上手く言えない

三上くんの謎めいた行動に、岸本先輩が じわりじわり と からめ取られて行く感覚が、前半の魅力。

絵柄は どちらかと言うと、男女とも丸顔系で繊細な可愛いさなんですが、赤面の度合い や 目のアップから、怪しい色気を感じるから不思議です。

また なんと言っても 、静謐さと凛とした強さを感じる弓道の世界が、独特な愛情表現を盛り立てています。射が艶めかしく見えるなんて！ 冷静さと、張りつめられた想いが 一層 際立ちます。

16話〜18話の「番外編」は、子供時代。5歳の曜太と ゆき との出逢いが描かれ、その背景から、形成された性格や、弓道を始めるきっかけ、杏ちゃんとの接点 などが 明かされています。

59話と60話「呼んで、キスして」は、-由木と奈智の恋-です。

58話「最終話2」の終わりと、61話「毎日、キスして。」では、少し先の二人が見れますが、杏ちゃんは未だに、黙ってる三上くんのことは、よく分からないようです（笑）

ヤンデレ男子三神クン最高です！

ヤンデレ⁉︎とレビューを見て読み始めました。
三神クンの重すぎる一途な愛がグッサリきます。
切ない表情で先輩(ヒロイン)を見つめるところや、好き過ぎて全部欲しいとか言っちゃう所にキュン死にします。
弓道も知らないけど、やってみたかった部活だったので、詳しく知れて楽しめました。
他の方も言っていたけど、終わり方がちょっとあっけなくて、ずっと寸止めだったので晴れて結ばれるシーンはキレイに描いて欲しかったな〜。
最後の薬指に毎日キスするって言ってたのは、三神クンまだ東北の大学に在学中だろうに、どうやって毎日するの？と思っちゃいました。杏ちゃんが、卒業して東北に行った事になってるのかな？私の理解不足？
そこが『ん⁉︎』でした。
でも、前半〜中盤が最高に良かったので、星は5つです！！

大人の恋愛物でももっと幼いのがあるのに、高校生らしくないほど落ち着いた真面目〜な恋愛。そして凄く凄〜く切ない！

幼少期の寂しい過去による陰(いん)ではない陰(かげ)があったり、その寂しさを埋めてくれた身体の弱い親友の代わりに未経験でもやり遂げて最高の結果を出したり、その過程で好きな人を強く想うがために心身共に傷つきながらも、好きな人を我が身に宿すように呼吸まで受け継いだり。

受け取り方次第では「重い」と簡単に片付けられがちな想いも、こんな愛し方があるのか・・・それも高校生で？と引き込まれました。

杏と曜太、曜太と父、ユキとなっちゃん…
ズルズルと描くべきではないけども、エピソードの切り方が手前過ぎで、正直ぶった切られた感があります。

曜太が父を殴ったのは良いけど、父が曜太に殴られ「自分の目的のためなら…」の一言で全てを悟らせないで欲しかった。
皆それぞれ自分の気持ちを伝えるために体当たりしてるのに、父は一時は家の処分を考えるも曜太のインハイでの様子を見て譲る行動に出るも、その後一切出てこないし、父も息子とは直接向き合うことなかったし、12年間息子と連絡を絶っていた本当の理由も不明。

もう少し其々の先の生き方を見たかった。

展開が不自然？

試し読みとレビューで期待して単行本を六巻まで読みましたが、私には展開が不自然過ぎて…。
三神くんはかっこいいし、歪んだ愛も嫌いじゃないんですが…
三神くんのライバルに対して、え？この人ヒロインのことなんで好きなの？と思ったり…
キスする展開なんかにしてもなんだか強引にもって行きすぎて…
それまでのプロセスがあってこそ良いんじゃないかなぁ？と思ったり(´・ω・`)
いや、三神くんはかっこいいんですけどね三神くんは！それだけに展開が強引過ぎてなんだか期待外れでした。色んな意味で、もっと焦らしてほしかったのは私だけ？(笑)

愛が重い年下男子ときめく！

三神くんの捻くれた愛の重さにキュンキュンさせられました。
ヒロインもかわいいし画面も色気があって素敵です。
だらだら長引く展開もないので夢中で最後まで読みました。

ヒロインに想いを寄せる青少年が数人現れますが、三神くんがやっかいすぎて基本的に誰も話の主軸に絡めません。伏線も全てスルーされますので、どんなに意味ありげに出てきてもそっと目を伏せましょう。

話も雰囲気もとても好きです。三神くんはちょっと近寄りがたい雰囲気を持ってるけど、小さい頃に親からの愛情をあまり感じられなかったり、病気のユキくんのことをとても大事に最優先にしているからかなと思います。最初は天才肌の男の子がヒロインにぐいぐい迫ってかっこいいなーとひたすらキュンキュンする漫画かと思っていたけど、だんだん三神くんが抱えてるものとかが重くてより話に引き込まれました。ヒロインの家に送りに行って遅くなった時にきちんと親に挨拶したりするところは高校生なのにすごいかっこいいなぁとキュンキュンしました。ヒロインも真面目で少し自信がないところも可愛らしくていいです。

身も心ものめり込んでる三神くん

三神くんすきです！
こんなに想われたい(笑)というくらいの愛を感じます。
ただ、現実にはその愛もやや屈折してるし身を滅ぼすかんじの恋愛だけど。

こういう、切実に求められる愛情に惹かれる気持ちはよくわかります。
高校生の若さと刹那的な純粋さが綺麗に描かれていると思います。

個人的には、三神くんが弓道をがんばる理由に衝撃をうけました！
痛そうで辛くてぎゅーっとなりましたけど、、ここまで想ってもらえたら幸せかも、、

腑に落ちない点もある

５話無料だから読み始めました。
全話読み切っての感想ですが…

話はいいのに絵が全体的に淡い感じなせいで、印象に残りずらい、思い出そうとしてもぼんやりとしか思い出せない……。
話の流れは起承転結があって惹き込まれた、面白い。
三神君の気持ち、重いとは思うけど私は好きです。
好きな人にここまで思うのは当たり前の事で、それに応えたいと思う杏ちゃんの心情も共感出来ました。
ただ＂先輩になりたくて＂みたいな三神君の台詞を見た時、杏ちゃんを好きなのか、よく分からなくなる台詞回しだった。
好きすぎるが故に、その好きなモノになりたい気持ちはわかるけど、恋愛にそれを持込む流れは若干違う気がした
でも、三神君の杏ちゃんに伝える言葉は、足りずとも全てが、素敵だなと思った。
ストーカーじみた言い方や想い方だけど、それだけ好きが沢山あるんだと感じれた

ラスト、駆け足気味だったかなぁと感じました。
大学になったからの大会のシーン、キリッとしたところが見られると思ったのに残念

三神に好意を寄せてからの杏ちゃんは、全てに対して中途半端過ぎかな……
全ての物事に気持ち切り替えられず、あれで大学受かったのは、ないなと思った。
＂道＂を三年も歩んできた人間にしては気持ちが弱い。

登場人物の設定がみんなしっかりあるのに、主役に枠を取られすぎて個々の話が全く無いのが残念。
特に、２人をよく見抜いていた嵐紫くん、もっと話があってもいいと思う
スピンオフ的な読み切りが合ったらよかった

主役2人にスポットライトを当てるのは当たり前だが、当て過ぎたが故に周りの人間が消えて勿体無い……。
全てもうちょっとの付け足しで最高になると思う！

重すぎる想い💓

三上くんスッゴい重いです‼

ずっと一緒に…死んでも一緒に…ってもはや怖い(>_<)

けど、そのくらい好きになれる人に巡り会えた奇跡みたいなものが羨ましい💓

想いが重いのに、受け止めた杏ちゃんも素敵‼

矢を放つ姿にも、道場の静寂の中の凛と張り詰めた雰囲気にもきゅんきゅんしてしまいます‼

弓道独特の用語一つ一つに、現代用語の成り立ちも交いまみえて、凄く引き込まれる話でした✨