自殺島
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あらすじ
「自殺島」―それは、自殺を繰り返す“常習指定者”達が送られる島。主人公・セイも自殺未遂の末、その島へと辿り着いた。果たして、セイ達の運命は!?
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みんなのレビュー
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自殺志願者にこそ読んで生を感じて欲しい❗
最初はタイトル的に島流しされた人々が争い、サバイバルを繰り広げどんどん死んでいくバトルロワイヤル的な話かと思い、興味本意で読み進めて行きました。
しかし、こういう話は大抵主人公がマトモで格好よく、悪役に立ち向かっていく展開が多いですが、本作品の主人公は頼りなく、自分の意志もなく、パッとしないキャラクターだったので最初はある意味心配しながら様子を見ていました。しかし唯一の特技を生かし狩りをするようになってから、『生命』と真正面から向き合い、私達が生きていることが当たり前すぎて気づかない『1日1日を必死で生きる』姿が美しく、羨ましくも感じるようになりました。
それに自殺志願者1人1人にも現代社会におけるリアルなストーリーがあり、同じようにストレスに堪えきれず、誰もが1度は自殺を考えた経験があると思います。
そんな時にこの作品を見て、自分の生への答えのヒントを見出だして頂きたい。ネガティブな時には見ない方が良いというレビューを書かれている方が多いですが、私はこの作品に描かれているのは『希望』だと考えます。これは私の経験もありますが、ネガティブだからといって暗い考えからひたすら目を背けても何の解決にもならず、死への欲望からは抜け出せません。
人間はやっかいな事に生きる理由がないと生きられない生き物です。むしろ生きる理由を探す為に生きているような気もします。本作品の無気力で自信のない主人公がいかに自分の存在意義を見出だすに至ったのか、一見の価値があると思います。by ★アリス★- 34
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2.0
サバイバルごっこ…
自殺者の気持ち、幸せとは、そして死の島…と惹き付けられた。しかし、40話位で飽きた。生々しい生ではなく、たんなる無人島サバイバルごっこだったからだ。食べ物はたんまりあり、ノコギリ、ナタ、ライター、フライパンにフォーク、水着等々、何も困らない(笑)その上、色々な人が知恵を合わせれば…と言いたいのだろうが皆が博識すぎ。水や食物のさがしかた・漁・保存まで…。主人公にいたっては、木を見極め矢を作る、射る、動物解体の仕方までプロ(笑)もう、笑うしかない。作者が弓好きなのは分かるがホイホイ作れるものか。
博識で「持ってる人」のサバイバルゲーム。
自殺はどこに行ったのか…。
それに一話が非常に短く買って損をした気分だ。by 匿名希望- 21
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5.0
生きてくのは幸せなことだけじゃないから…
社会に上手く出られない
愛する人を失った
虐待にあいながら生きてきた
そんな経験があって自殺したいと思ったことのない人達でも
心の中に悩みや苦しみはあるし、今は幸せでもそんな時期が一度もなかった人なんて、いないはず
サバイバルドラマがうたい文句になってしまっているし、LOSTに似てるじゃんと思った人もいるかもしれない
でも、個人的には、自然との共存、戦わずに社会を築くことは本当に無理なのか…そんな深いテーマを感じます
そして、何故、苦しくても生きるのかということも…
共感出来ることが沢山ある作品です
女性にもぜひ、読んでほしいですby 真早- 13
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5.0
死ぬことも、生きることも、難しい。
よくある、人がどんどん死んでいく漫画かと思ったら正反対。
死を選んだ人が、生きなければならない状況の中で、生の意味や人との関わりを学んでいく。
他のサバイバルゲーム漫画とはひと味違う!by れたす3- 21
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4.0
心折れている状態の人には。。
自殺常習者の島流し。。
衝撃的設定で 常習者の思考の状態や
自殺者の現状などが リアルに描かれてます
同じ島流しになっても
後ろ向きのまま消えてしまう者
同じ経験者に出会うことで
改めて自分の心と向き合い前向きに行動する者
深く考えさせられるストーリーで
どんどん読み進めていってしまいます
ただ 現在 心折れている方や
精神的療養中の方は 要所要所で 桁外れに
重く感じることが心配なので オススメしません
それだけが気になり ★-1ですby ティア-ひん- 8
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5.0