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何か人とは違う感性や能力を持った人間にとっては、日本はとても生きにくい国だと思うので、霖がアメリカに行って自分を全開に発散し、自分の生きやすい居場所を得られて良かったなと思います。
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何か人とは違う感性や能力を持った人間にとっては、日本はとても生きにくい国だと思うので、霖がアメリカに行って自分を全開に発散し、自分の生きやすい居場所を得られて良かったなと思います。
ちょっと昔に読みましたが
また、読んでみたくなり全話よんでしまいました。
やはり、何度よんでもよいなぁ・・・
是非、前作“朱鷺色三角”から読んで欲しい!
朱鷺色~で起こった大変な色々な出来事を踏まえた上で読んだ方が、数百倍!!楽しめます!
さて、こちら“パッション・パレード”は、舞台をアメリカに移します。
最初は霖が一人で悩んで悩んで苦労するんですが、イイ所で零ちゃん登場ー!笑
零はやっぱりカッコイイー!笑
そして霙まで登場すると、お話は一気に加速して、最後までノンストップで読みきっちゃいます!
このアメリカ篇で新たに登場してくる人物達も皆それぞれ個性的でステキでカッコ良くて魅力的!!
こんな人達に出逢えたら、もう、本当に人生の宝物ですよね!!!
この作品を最初に読んだ当時、まだ私も青春真っ只中だったし、アメリカにメチャクチャ憧れてたお年頃だったので、余計にキラキラして見えて、夢中になってました!
今は年齢も経験も重ねて、やっぱり日本が一番だ…と思っているけど、それでもこのお話を読むと“アメリカンドリーム”的なあのワクワクした感じにドキドキ出来て、何度も何度も読み返してしまう。本当に大好きなお話です!!
若いころのバイブル的作品でした。単行本は永久保存です。樹先生、お願いです!今からでも零と蕾ちゃんのその後を書いてー
こっちを先に読んで、過去を知りたくなって朱鷺色三角の方を買いました。霖の様な主人公が好きで、零はあんまり…。でも作者が零の人気に押されて段々気持ちがそっちに寄っていった感じも受けました。実際、ファンレターを読んでどうのこうのと後日談の対談で言っていましたが、そういうのあるんだなと。
リンが結婚するにあたり、父親に肌の色について聞かれ答えたくだりや、超能力が薄くなって来たけど頭痛を心配されるくだりなどを覚えています。
あと、ゲ○は身を助く、とか。アメリカの薬物やカルチャーや色んな情報も詰まっていた。
朱鷺色三角という作品の続編にあたるので引き続き主人公達は同じなのですが突然ガラリと舞台が変わってアメリカの高校生活になります。超能力や家の跡取りとかそういうドロドロしたものがなくなりテーマはバスケットボールやアメリカの留学生活の苦労、友情、初めての恋愛、などがテーマになってどんどん面白くなります。
文庫版で揃えていましたが、片付けのためにやむなく売ってしまった作品です…たまにこちらで読ませていただくことができ嬉しいです!
めちゃめちゃ懐かしい作品!樹なつみ先生のお話の中で最初に読んだのがこの作品で、すごくハマったのでその後前の作品を読み漁りました。
この頃のアメリカでの人種差別的なことも描かれていて、時代も感じます。
段々と逞しくなっていく主人公だけじゃなく、本当にどのキャラも好きです。
舞台がアメリカに移っての朱鷺色続編。無印では主に家族愛がテーマだったのに対し、続編は愛がテーマではあっても恋愛が中心にあって、相変わらず重い話はたくさんあるけどそれぞれの登場人物が、前に向かっている感じが好きです。新キャラもまたいい味だしてていいんだよなぁ🥰
朱鷺色三角の続編ですが、前作とは大分雰囲気が違い、霖が過去の血脈から飛び出して新しい地で新しい人間関係をつくっていく物語です。大まともなバスケシーンがあり、少女マンガとしては異色。霖のメンタルがしんどいシーンもあり、ハラハラしましたが、それを乗り越えていく過程がリアルで丁寧に画かれていて、今見ても新鮮さは失われていません。エピローグ的な場面が懐かしい思いと切なさが混ざった、とても印象的なラスト。