2.0
前作ありき
10代の頃に夢中で読んだぼく地球(タマ)の続編、読むかどうか迷いました
あれだけ壮大で素晴らしい終わり方をしておいて続編〜? 昔の読者を引っ張りたいだけちゃうんかと…
でも気にはなっていたので散々迷った末に試しに読んでみたら、ストーリーは思っていたよりはずっとしっかりしていて面白かった
ただ、絵柄が変わり過ぎていて同じ人が描いてる気がしない!!
個人的には前の絵の方がずっと好きでした
原作・日渡先生で別の人が描いてるみたいで違和感半端無いです
スピンオフ作品だと思えば充分楽しめますが…それもどうなんだろう…
後はやはり、続編と言えども次世代を主役にするなら、ぼく地球を読んでいない人がここから読んでも解る話にするべき、
プロ、それもベテランなら尚更です
そう言う意味でもスピンオフ的だと感じてしまいました
あくまで前作ありき、コレをよみたければまず前作から全部読めと言っているようで新しい読者に不親切だと思いますし、
どうしたって前作を超える事は出来ないじゃないですか
だって設定そのまま持って来れば済む訳ですから、まっさらな状態から生み出したあの時のインパクトも斬新さも感動も敵う筈が無いと思うんです
前作のレベルが高過ぎたのも理由のひとつですが…
なので点数は厳しくしましたが、前作との比較ではなくあくまでこの作品のみの単体評価としては悪くはないです
- 40