みんなのレビューと感想「銀の匙」（ネタバレ非表示）（60ページ目）

荒川弘大先生やっぱ凄い。農業の無限の可能性を感じた。主人公八軒を取り巻く農業高校生のスクールライフは普通科の平凡な高校生の話よりずっと興味深いし、何より新鮮でした。久々に学べる漫画に出会いました。

酪農と学校と。

登場人物たちが、それぞれに成長していく様子がしっかり描かれているのが◎。農業に限らず、自分のやりたいことがまだわからない、迷っているという学生や若い人に読んでもらいたい漫画のひとつ。

食糧としての動物を育てる、ということ

人間か生きていくうえで誰かがしなければならない、畜産というお仕事。

頭では分かっていながら目をそらしていた問題に直面する主人公。

それでも逃げることなく向き合ううちに、様々な考えや背景を持つ人々が集まります。

主人公が変わってゆく姿が頼もしいです。

勉強にもなるし笑える！

お笑いの要素がツボで、かなり笑いました。
深刻なのは苦手なのですが、軽く読めてよかったです。
こんな風に書けるなんて凄いなーと思います。
最後の方は、地震の影響で取材不足だったようで、最初の方と比べると、物足りないような気もします。
そこが残念だったので４つにしました。
他の作品も読みたいです。

面白いだけじゃない

ただの農業高校マンガではない。動物がかわいいだけではなく、命を頂くという考えなければいけない所にも触れ、農林水産業はバカにはできないということがわかる。うちは農業なので、経営側からの視点もすごく理解できた。

荒川弘さん

鋼の錬金術師、アスラーン等の作風からは信じられないけれど、北海道の大地と、動物達のリアルな描写は流石です。百姓貴族の弘さんが出てきたりして嬉しい😆

舞台は違えど

ゼンサクカラガラッと舞台設定を変えてきて、最初はどうなるんだろうと思ったけど、やっぱり奥が深かった‼命について、別の角度から考えさせられた。

酪農通して命とか倫理とか、色々考えさせられます。食べることって大事です！そういう人がいて、おいしく食べれてて感謝ですし、残したくない。

農業について楽しく学べる漫画である。のほほんとしているが読みやすい。農業をしている人ならより一層楽しめる。ぜひ読んでもらいたい。

おいしい&楽しい！

普段あたりまえのように口にしているお肉や野菜のありがたみを改めて感じます。
そして、登場人物のキャラクターがとても魅力的！