みんなのレビューと感想「銀の匙」(ネタバレ非表示)
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命の重さ
沢山の事を学んだ作品。知らなかった事がこんなにも多くあるなんて。読んだ後からより感謝を感じながら生きるようになりました。出会えてよかった漫画のひとつです。
荒川先生の作品はいつも命の重さを感じる。体温や呼吸、漫画越しに「生きてる」温度を感じる。大好きです。by mame太郎- 0
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5.0
面白い
都会のガリ勉くんが農業を通して、成長する人間ドラマのような作品で、とても笑いどころが多く、素晴らしい作品
by フランク緑- 0
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4.0
前作の鋼の錬金術師と大分テイストが違いますが、作者の荒川弘先生の経歴的にはむしろこちらの方が得意分野って感じなんですね 普通科の高校に進学した自分からすると「北海道の農業高校ってそんなことするの?」と驚くこともたくさんあって面白いです
by h41992- 0
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1.0
八軒は進学校から逃げるようにやってきた真面目なお人好しで、ヒロインは逆白馬に乗った王子とでも言いましょうか馬術部仲間の御影。
スローに進む二人の恋も見ものですby トシカズ- 0
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1.0
勇吾は高校受験に失敗し、学力競争と高圧的な父から逃げるために恩師の薦めで遠く離れた寮制の農業高校に進学する。
by ゆっきーH- 0
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5.0
大自然と生命と、青春
都会で受験戦争に挫折し、農業高校エゾノーに入学した八軒君のお話です。
中学の担任に勧められるまま訪れた農業の現場は、八軒君にとって驚きの連続でした。生徒たちはガチで農業を学びに来た農家の跡取りばかり。誰もがしっかりした将来のビジョンを持っています。夢も何も持たずにやって来た八軒君は、なんだか肩身の狭い気持ちになってしまいます。
早朝から当番で鶏の世話、授業で豚の世話、馬術部で馬の世話、バイトで牛の世話……とにかく動物の世話、世話、世話。体力勝負の毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
そんな日々の生活の中で、八軒君は、畜産において避けることのできない現実と向き合うことになります。それは、『育てた動物は出荷して肉になる』という現実。名前までつけて大切に世話をした豚の出荷に直面した時、八軒君が悩みに悩み抜いて出した答えには、ぐっとくるものがありました。何が正解なのかは私にはわかりませんが、命について悩み抜くことこそに意味があるのだと感じました。
ちなみに、凄惨さは抑えられていますが屠殺の描写などが多少ありますので、極端に苦手な方は注意が必要かも知れません。
都会っ子の八軒君と農業ガチ勢の同級生たちとの関係は案外うまくいっていて、面倒な頼まれごとを断らず、苦手なことにも真摯に取り組む八軒君の人間性を、皆が認めて応援し、頼りにしてもいます。受験のトラウマに苦しんできた八軒君にとって、そんなエゾノーでの生活はかけがえのない青春の日々になっていきます。
作者さんの実体験が反映された作品ということもあり、農業高校での実習や寮生活、行事、部活、農家でのアルバイトなどの様々な場面がとても詳しく活き活きと描かれています。ばんえい競馬の様子などもリアルに描写されていて、地元民には嬉しい限りです。
ストーリーに笑いをふんだんに盛り込んでいるところがまた良い。お腹を抱えて笑ってしまう場面も多くあります。工業高校との意地の張り合いや、ブラジャー紛失事件などが私にはツボでした。by チールー- 0
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5.0
夢、希望、未来に溢れてる
人生一度きり。自分の人生は自分が生きると教えられます。切り拓いていくみんなの姿が羨ましく癒やされもします。
by おかかじ- 0
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5.0
鋼錬が好きでリアルタイムで観ていました。
鋼錬とは違う人間ドラマ、死生観を描けるのはさすがだと思います。
舞台の地域に住んでいるので、見慣れた文字が出てくると嬉しくなります。by 萌木- 0
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5.0
農業高校の漫画、という言葉では収まりきらない、舞台となった北海道のように壮大な物語です。
学生たちの青春模様も爽やかで胸を打つものが多く、あまり考えることがなかった一次産業についても知れたし、携わる人たちの苦労、苦悩に触れていろんな方向から物語の世界に引き込まれました。by うさこっつ- 0
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3.0
なるほど…
お噂は伝え聞いてましたので内容は何となく知っていました。前作との作風が違うのにヒットさせる作者さんの胆力は天晴。
農業高校という多くの人には未知の世界を描くので誰が描いていても、大枠はこのような内容になるかと思います。
けれどこちらの作者さんはやはりヒットメーカーだけあって、キャラの魅力を創り出すのが上手い。
個性豊かな面々の中で自然とお気にが出来てしまうのも流石だなぁと感じました。
ただハマるほど推せる漫画ってわけではないですが、人を選ばず多くの人に好感をもって読ませる事ができそうなかんじでした。by しろかね- 0
5.0