5.0
映画化作品よりもこっちのが好き
東京で色々ダメージ受けてUターンしてきた図書館勤務の40女が地元で名士的ポジションの変態イケメンDr.王子様と結ばれるっちゅー、現代風お姫様ストーリー。
素直に面白く読めたけど、真木の変態っぷりをもっと作中でぶっ放して欲しかったのが残念。
この漫画見て長崎と軍艦島に行きたくなったのは私だけじゃないはずだ。
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東京で色々ダメージ受けてUターンしてきた図書館勤務の40女が地元で名士的ポジションの変態イケメンDr.王子様と結ばれるっちゅー、現代風お姫様ストーリー。
素直に面白く読めたけど、真木の変態っぷりをもっと作中でぶっ放して欲しかったのが残念。
この漫画見て長崎と軍艦島に行きたくなったのは私だけじゃないはずだ。
現代では多い、結婚を諦めたアラフォー女性の葛藤がリアルに書かれてます!
結婚とは‥‥リアルに考えさせられたり、自分を一途に思ってくれる人がいる羨ましさを感じたり…大人の恋愛漫画になってます。
ピュアな恋愛漫画に飽きてる人にはオススメです!
読むのがやめられなくなって最後まで読んでしまいました。相当時間もかかったけど久しぶりに読んでよかったと
思える作品でした。再会してからの設定も、ワードチョイス(特に真木さん)も自分とは相当違って最初は戸惑ったけれど、独特な方言と島の街並みも相まって美しく切ない映画を見たような気持でした。
ヒロインへの初恋以外、女性を愛したことが無い真木さん。何人かの男性との関係がいつも報われない形で終わり40歳を迎えようとしているヒロイン。それだけでも相当切ないのに、血がつながっていることに甘え愛情表現をしてこなかった父親との確執、わがままで自分勝手な真木さんの妻が他の男性との間にできた子供を宿してから芽生えてゆく母性と強さなどそれぞれの登場人物一人一人にも共感と時には嫌悪を感じたり、まったく飽きることのない作品でした。
主人公ヨリさんと同年代かそれ以上の(とくに独身で自活している)女性には、彼女がなぜこれほど「愛」について悩むのか、どこか理解できるのではないでしょうか。彼女とストーカー粘着男ホワイトとのハッピーエンドは予定調和だとしても、妹ルイちゃんをはじめとして、多様でクセの強いサブキャラ達のそれぞれの行く末も気になり過ぎて、一気読みしてしまいました。西先生の読みかけ他作も読了しようと思います。
出色なのは、ホワイト精神科医・真木のセリフです。ヨリさんがなぜ「不幸な恋愛」ばかり経験してきたのか、真木に想いを寄せる花木准教授や女子大生の心の中、あるいは【final piece】(最終話)で語る真木本人の「結婚とは」について語るシーンは、精神科医という設定を外したとしても、なかなかの感動モノです。
まぁ、小さな人間関係のなかで、これほど「濃い」人達が集まるのはあり得ない!と思われる方もいらっしゃるでしょうが、他人に見せない所で懊悩したり涙するのが大人(というか中年以降)なんだよ…とシミジミさせられる作品でした。
難を挙げるとすれば、最後10話くらいのヨリさんの顔がやたら若返って(お目々がまんマル!)20代の小娘みたいになっているのが、アレぇ?!なところでしょうか。笑
今、56話まで読んだとこ、
なんかさぁ、せつなくてせつなくて泣けてきちゃってさ、、、、、
最初っから、ストーリー設定には非常識なとこ満載なんだけどさ、
この漫画、男が書いてる?ってか、女には普通思いつかないこと結構書いてあるし、
男の願望みたいな筋も結構あるし、
なんだけれども、
やっぱ主役の2人の成り行きは気になっちゃうじゃんさ、
で、課金で一気読み中なんだが、
今のあたりはせつなくて泣けてきちゃったんだよ。
ハッピーエンドだといいなぁ〜〜
この作者も天才だと思う。崖っぷちの土俵際女子がテーマ。
彼氏作ってやる!結婚したくて仕方ない!というありきたりな設定ではない。
仕事以外の全てを手放した干物女からスタートする。
紆余曲折の中に、女が人生で必ず抱くであろう複数の要因がちりばめられている。
自分の欲望希望に蓋をして、いつの間にか我慢することを覚えてしまったこと。
だったら最初から諦めていた方が楽だと、妥協に見せかけたギブアップに蝕まれること。
先走ってネガティブ堂々巡りの妄想に陥ること。
これまで我慢で自分を覆う蓋を、決心してこじ開けて外へ出る。その手間と骨折りのプロセスがあること。
妬み、落ち込み、玉砕、粉砕心、それでも相手を求める強い力...が空回り。
結婚に焦るすべての年齢の女性が激しく共感できる秀逸作です!
この方のたーたんを読んでいたが、好きじゃないわーと思ったが、こちらは面白い。大好きで何回も読んでしまう。衝撃的なストーリー展開があるわけでないが、丁寧に人生の心の中を描いて、重ねていく感じ。不倫であろうと、恋愛結婚であろうが、1人身を選ぼうが、女の幸せって何?と読者も一緒にたどり着く。名も知らぬ男の子を産んだ母も、不倫妻もただ、みんな幸せになりたかった、それだけ。幸いな事に悪人は登場しない。人生とはこんな感じだよねとじんわり泣けてきます。いいお話です。
大昔に全部読んだのですが、こちらで無料分と、最後の20話を課金して再読。
いやぁ、やはり良かった。
マンガだからこそ、かもしれませんが、マンガから得られる倫理観や勇気、そして希望は大きいです。
この作品に限って言えば、ヨリより若い頃に完読していましたが、ヨリより年齢を上回り今回一部再読。
感じ方は実際変わりました。(途中すっ飛ばしてるせいもある)
今回はじめて以下のように考えました。
真木先生の尋常ではない執着に見える愛。
真木先生は、常にいつでもヨリのことを調べ上げているはずで、それはヨリがどんな不毛な恋愛を経験してきたか、にも及ぶ。
ヨリの一番の問題「自分を愛せない、男を信用できない」は生い立ちにも由来し根深い問題だと知っていた。
それを治療するために、そして自らの初恋の人と共に愛し合うために、精神科医のスキルを使った。
全然こんな同級生いないしこんなに誰かに思われてもないんですけど、主人公にめちゃくちゃ共感しました。結婚てなんだろ、愛って?誰か他人に自分の時間を費やすパワーもないような、もう愛だの恋だので泣くような歳でもなくなり…。
だけどやっぱり心を動かされるのは人なんですよね、傷ついたりあきらめたり欲したり、いくつになっても形を変えて繰り返すんでしょうか。
なんだかすごく切なくて後半泣きながら読みました…。
「独身女性ヨリさん」と
「妻帯者のイケメン真木さん」が
お互いに愛おしいと自覚するまでに
様々な出会いと出来事があります。
しかも…この「ふたり」それぞれに
おモテになる…
だからこそ“愛おしい人”が
誰なのか求めるコトができるのかしらん…
大切にしたい「人」や「コト」が解ると
前向きになるよぅです。
ヨリさん&真木さんも
「ふたり」に関わる人々も
それぞれに満たされながら生きてるよぅです…
人はこれを“仕合わせ”と呼ぶのでしょう…
物語も終わりの頃
私の中で中島みゆきさんの「糸」が流れてました…