2.0
課金させる勢いはあるが読後感は…
昔流行った「イケパラ」の大正時代版みたいな感じで、言葉遣いや凛とした雰囲気に惹かれて思わず課金。
最後まで読むと、期待を裏切らない正道ど真ん中の展開で完結。
「課金は無駄だった」という読後感が残った。
他とは違う何かオリジナルな要素は、物語にはない。時代背景と言葉遣いのみ。
しかも、最後に読者が一番望む形でのカタルシスが用意されていない。不完全燃焼。
言い換えれば、最後の11話の後半を、数コマだけでも、その後の2人の様子が見れたら評価は違っていたはず。(以下事例集)
●男が女を無二と感じ募らせ強く抱きしめるアレ
●溺愛甘々な気遣いをされ赤面抗議のアレ
●女の格好をして対等に稽古を求めるも、どっちが組み敷かれても最後は熱い流れのアレ
- 78
鋼の華