みんなのレビューと感想「オルフェウスの窓」（ネタバレ非表示）（8ページ目）

とんでもなく壮大でした

なんとなくきらびやかな少女漫画だなーと読み始めたら思いの外サスペンスになっていって、一体どこへ連れて行かれるんだろうという戸惑いと共にぐいぐい引き込まれてしまいました。なんとなく学園悲恋ものかなーぐらいの気持ちで読み始めたので、まさかこんな展開になるとは・・・。さすがベルばらの作者、スケールが違うと感服しました。

古き良き時代のかほり…

ベルバラ以外の池田理代子先生の作品をちゃんと読んだことが無かったのですが、大変引き込まれました。特にユリウスが姿を消して以降！高校生位の時にこの作品を読んでたら、世界史をもっと楽しく勉強出来たのに、と悔しいです。

壮大すぎる始まり

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長い壮大な物語の始まりの章。運命の出逢いをしてしまったユリウスとイザーク。ずっとピアノとバイオリンが流れているようなイメージすら感じる。
最後、イザークがユリウスの秘密をしっていたことを告白する所は何度読み返しても、切ない。このあとの話を想像して何度も読み返した。

懐かしい！

もう40年位昔のマンガだが、全く色褪せていないのは、池田理代子のまさに才能だろう。

昔、音楽に夢中になっていた頃、ベートーベンのピアノコンチェルト第五番を聴きまくっていた。

まさに青春と共にあった、本だ。

壮大な物語

叶わない恋ばかりで切ないです。もし１歩でも違っていれば幸せになれる道があったのではないかと残念に思いました。
辛い場面が多くて苦しくなります。
壮大な悲恋ミステリーです。

日露戦争やロシア革命などの史実がところどころストーリーの中に出てくるので面白いです。
ただ、登場人物がたくさん死ぬのでそこはちょっと死にすぎ？と思ってしまいます。

登場人物の多さと展開の複雑さと物語の重たさでちょっとくじけそうになるけど、でもハマってしまった。２回読むと、散りばめられた伏線も人間模様もよく理解できる。まだ最後までは読めてないし、読み進めるのに少し気が重いけど。でも最後まで読むと決めている。

とても苦しいストーリーですが、登場人物それぞれが魅力的です。はじめはセリフなのか、頭の中の声なのか、読みづらい感じがらあったのですが慣れてきます。

さすがですね。
こんなにもわかりやすく時代物を描かれていて、そして古さを感じない。
素晴らしい華やぎの時代を描いていらっしゃる！
ベルばらとともに漫画界の名作だと思います！

懐かしい作品。もう一度読むことができて嬉しいです。歴史を垣間見ることもできて、とてもスケールの大きな作品。池田先生らしい作品だと思います。