5.0
懐かしい!
ベルバラの後だったけど 男装の麗人が出てきても うんざりしなかったのをおぼえてる。このお話も最後は悲しいんだよね。ユリウスとクラークの幸せな結婚生活の結末。それと音楽学校在学中には イザークをイビリ倒していた 嫌な奴、モーリッツがフリデリーケの可哀想な死を経験して大人になっていく。続編では落ち着いたイケメンの実業家になっていた。本当に悲恋の話だけどロシア革命も背景になる とても美しい話です。
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ベルバラの後だったけど 男装の麗人が出てきても うんざりしなかったのをおぼえてる。このお話も最後は悲しいんだよね。ユリウスとクラークの幸せな結婚生活の結末。それと音楽学校在学中には イザークをイビリ倒していた 嫌な奴、モーリッツがフリデリーケの可哀想な死を経験して大人になっていく。続編では落ち着いたイケメンの実業家になっていた。本当に悲恋の話だけどロシア革命も背景になる とても美しい話です。
ベルばらが有名なかの池田理代子先生の代表作。全体的に重さがあるため、前半のレーゲンスブルグの音楽学校時代の青春が貴重。でも、どのキャラも愛すべき人物で、みんな精一杯生きてる…単なる少女漫画では終わらない作品です。
この作品がきっかけで、ロシア革命をはじめ歴史好きになりました。
全盛期の池田理代子先生のすべてが詰まっている最高傑作です。
個人的には、アレクセイ、アレクセイのお兄さん、ユスーポフ侯、モーリッツなどなど、いい男ぞろいなのも魅力です。
当時はこんなにがっつり読んでいなかったのです!それがほんとに勿体なかったと悔やまれるほどの名作です。さすが池田理代子さん!絵を文句なく美しいし、ストーリーも感情の起伏時代考証も完璧に描かれています。愛情もって描かれた登場人物をストーリーの中で死に至らせ、読む人の心を震わせることは事は、ある意味本物の作家だけが出来ること。。圧巻です!
ベルばらを読んだら次はコレ!
と思って手を付けると大変です。かなり長いです
波乱万丈で濃厚で複雑で世界情勢がガッツリと絡んできます
ベルばら同様世界史のお勉強にもなります
夢中で読んだけど何度か反復しないと理解と感情が追いつかないかもしれません
ただ、後味はものすごーーく苦いんですよね(これ以上は書きません)
その後味の悪さをじっくりと噛み締められる余裕のある人が何度も読み返すのでしょう
30年くらい前に読んでとても感銘を受け、自分もロシア革命の頃に生まれたかった、革命に身を捧げたかった等思ったものでした。
舞台がドイツからロシアに移ると話もガラッと変わり、ロシアでの話は緊張感がみなぎるので、ドイツの頃は懐かしさすら感じます。ユリウスの最期は残念ですが、アレクセイ(クラウス)を思いながら激動の時代を生き抜いた人生に羨ましさを感じました。
今から30年前、高校時代に読みました
当時はただひたすら主人公ユリウスの運命の恋の成就を願い、その悲恋に涙しましだが、自分が大人になって読み返すと、また違った発見もあり、その壮大なスケールに改めて感動!
今はスマホで何でも検索出来るから、ロシアやドイツの街並みやら景観を検索して、ここでユリウスやクラウスが、イザークが、なんて空想旅行もオススメです
子どもの頃、ベルばらが大好きで、これも読んだ記憶はあるのですが、覚えていなくて、もう一度読んでみようと思いました。
最初は絵の表し方、セリフまわしなどに懐かしい〜と思っていましたが、
読み進めると骨太で壮大で、特に女性のそれぞれの生き方が熱いです。
制限の多い時代に自分の心に決めたことを貫く強さに連載された時代の当時の女性達は何を感じたのだろうかと思います。
年を重ねた今だからこそ、面白い話だと思います。
ベルサイユのばらをすべて読み終わり、なんとなく読み始めたら、こっちの方がはまりました!
面白かったです。読み応えたっぷりで、内容も壮大でお腹いっぱいです。フランス革命に続きロシア革命についても、とても勉強になりました。
クラウスとユリウスの最後はとても悲しくて泣いてしまいました。この二人には幸せになって欲しかったです。
イザークは、いい人すぎて笑
ロベルタと一緒になったのも、いくら自分に命をかけてくれた彼女を助ける為でもちょっとよく分からなかった。全く分かりあえてなかった気がします。
本当に好きだったのかな。
随分前に単行本で持っていました。
当時は壮大なストーリーに魅了されっぱなしでしたが
今読むと再度この作品の凄さを再認識します。音楽、歴史、革命、ロシアの皇室や文化、すべてに精通していないとこのストーリーは作れないと思うとさすが池田理代子先生です。
オルフェウス窓で出会った男女は必ず恋に落ちるが悲劇の結末が待っているという伝説。ほとんどの登場人物は 叶わぬ想い、打ち明けることもできない恋、一緒になれない間柄の愛に悩みます。
それでも愛することを諦めない登場人物たち。
主人公は一旦 運命の恋人と結ばれるのですがやはり悲しい別れが待っていました。
私の好きな部はレーゲンスブルグの音楽学校時代です。ここからすべてが始まったのですから。主人公は最初女の子であることを隠し、ある時は罪に手を染め、すべてをなくし
ロシアへ愛する人を追っていき、またすべてを失いドイツへ帰り、最終的にある人物に手をかけられてしまいます。
長編の悲しい美しい物語です。
高校生の時、ベルばらで池田理代子さんを知り、そこからオルフェウスの窓を大人買いしました。ベルばらのオスカルは身も心も軍人ですが、こちらの主人公は同じ男装の麗人ながら、心は乙女です。
ヨーロッパからロシア、ソ連、私の知らない、国を憂い政治に身を捧げたり、その情勢で辛い人生を送ったり…全体的にそこはかとなく暗い陰のある時代に翻弄されながら生きた少女の話です。
ぜひ若い子にも読んで頂きたい!!!