【ネタバレあり】オルフェウスの窓のレビューと感想(2ページ目)

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  1. 評価:5.000 5.0

    最高傑作!

    ベルばらが有名なかの池田理代子先生の代表作。全体的に重さがあるため、前半のレーゲンスブルグの音楽学校時代の青春が貴重。でも、どのキャラも愛すべき人物で、みんな精一杯生きてる…単なる少女漫画では終わらない作品です。
    この作品がきっかけで、ロシア革命をはじめ歴史好きになりました。
    全盛期の池田理代子先生のすべてが詰まっている最高傑作です。
    個人的には、アレクセイ、アレクセイのお兄さん、ユスーポフ侯、モーリッツなどなど、いい男ぞろいなのも魅力です。

    • 8
  2. 評価:5.000 5.0

    圧巻です!

    当時はこんなにがっつり読んでいなかったのです!それがほんとに勿体なかったと悔やまれるほどの名作です。さすが池田理代子さん!絵を文句なく美しいし、ストーリーも感情の起伏時代考証も完璧に描かれています。愛情もって描かれた登場人物をストーリーの中で死に至らせ、読む人の心を震わせることは事は、ある意味本物の作家だけが出来ること。。圧巻です!

    • 9
  3. 評価:5.000 5.0

    30年くらい前に読んでとても感銘を受け、自分もロシア革命の頃に生まれたかった、革命に身を捧げたかった等思ったものでした。
    舞台がドイツからロシアに移ると話もガラッと変わり、ロシアでの話は緊張感がみなぎるので、ドイツの頃は懐かしさすら感じます。ユリウスの最期は残念ですが、アレクセイ(クラウス)を思いながら激動の時代を生き抜いた人生に羨ましさを感じました。

    by 匿名希望
    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    懐かしい!

    今から30年前、高校時代に読みました
    当時はただひたすら主人公ユリウスの運命の恋の成就を願い、その悲恋に涙しましだが、自分が大人になって読み返すと、また違った発見もあり、その壮大なスケールに改めて感動!
    今はスマホで何でも検索出来るから、ロシアやドイツの街並みやら景観を検索して、ここでユリウスやクラウスが、イザークが、なんて空想旅行もオススメです

    by 匿名希望
    • 6
  5. 評価:5.000 5.0

    はまりました。

    ベルサイユのばらをすべて読み終わり、なんとなく読み始めたら、こっちの方がはまりました!

    面白かったです。読み応えたっぷりで、内容も壮大でお腹いっぱいです。フランス革命に続きロシア革命についても、とても勉強になりました。

    クラウスとユリウスの最後はとても悲しくて泣いてしまいました。この二人には幸せになって欲しかったです。

    イザークは、いい人すぎて笑
    ロベルタと一緒になったのも、いくら自分に命をかけてくれた彼女を助ける為でもちょっとよく分からなかった。全く分かりあえてなかった気がします。
    本当に好きだったのかな。

    by 匿名希望
    • 3
  6. 評価:5.000 5.0

    懐かしの超大作

    随分前に単行本で持っていました。
    当時は壮大なストーリーに魅了されっぱなしでしたが
    今読むと再度この作品の凄さを再認識します。音楽、歴史、革命、ロシアの皇室や文化、すべてに精通していないとこのストーリーは作れないと思うとさすが池田理代子先生です。
    オルフェウス窓で出会った男女は必ず恋に落ちるが悲劇の結末が待っているという伝説。ほとんどの登場人物は 叶わぬ想い、打ち明けることもできない恋、一緒になれない間柄の愛に悩みます。
    それでも愛することを諦めない登場人物たち。
    主人公は一旦 運命の恋人と結ばれるのですがやはり悲しい別れが待っていました。

    私の好きな部はレーゲンスブルグの音楽学校時代です。ここからすべてが始まったのですから。主人公は最初女の子であることを隠し、ある時は罪に手を染め、すべてをなくし
    ロシアへ愛する人を追っていき、またすべてを失いドイツへ帰り、最終的にある人物に手をかけられてしまいます。
    長編の悲しい美しい物語です。

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    この作品は素晴らしい

    池田理代子さんといえば「ベルサイユのばら」で有名ですよね。
    確かに「ベルサイユのばら」は凄かったです。社会現象になりましたしね。
    でも、この「オルフェウスの窓」は、ベルサイユのばらよりうえかも。
    池田理代子さんの画力も円熟し、眠くなろうがお尻が痛くなろうが、読み進めることを止められなくなります。

    by 匿名希望
    • 7
  8. 評価:5.000 5.0

    以前、コミックスで全巻読みました!

    それでもなお、繰り返し読みたくなる作品です。
    特に前半のストーリー展開が好きです。
    音楽、特にピアノが好きな人ならば、「音楽=生きること」という力強さを
    この作品から感じると思います。それは作者の音楽に対する想いそのものです。

    絵柄は「ベルサイユのばら」の頃より更に洗練されとても見やすくなっています。
    各キャラクターも魅力的で。いわゆる「悪役」「敵役」のような人物も別の角度から人柄が描かれており、感動があります。

    • 2
  9. 評価:4.000 4.0

    悲恋

    「オルフェウスの窓から始まった恋は不幸になる」という言い伝え通り、作中でオルフェウスの窓から出会った男女は、みんな不幸になります。
    主人公のユリウスとイザーク以外もです。
    ユリウスとイザークの恋も悲しい結末になります。
    ハッピーエンドとは言い難いラストですが、それでもとても素晴らしいお話です。

    • 8
  10. 評価:5.000 5.0

    とても読み応えがありました。
    素晴らしい作品でした。

    ユリウスの悲しい運命…最後は読んでいてとても辛かったです。
    煌びやかな前半のユリウス、愛にひた走るユリウス、悲しみから身を守るための記憶喪失、そして全て思い出し…全ての謎が最期に解かれる。
    ユリウスの最後は少し駆け足気味の展開でしたが、正にノンストップで読み進めてしまいました。
    オルフェウスの窓の悲哀の伝説そのものだったと思います。

    ユリウスのことはとても悲しかったのですが、ユリウスとゆかりの深いイザークとダーヴィットとマリアバルバラお姉さまは未来へと繋がっています。
    ユリウスを最後まで心配し愛していたこの3人が未来へと繋がっていることがラストでの最大の癒しになりました。

    情勢と生きることに翻弄される激しい時代…
    そこに織り交ぜられたストーリー…
    余すところなく堪能させていただきました。
    〜素晴らしい作品をありがとうございます〜
    と心から言いたいです。

    • 1
ネタバレあり:全ての評価 11 - 20件目/全128件

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