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5.0
「愛と性」のバイブル。
まずひとこと！
先のレビュアーさんのタイトルに感動しました！！
ナナとカオルに対して、まさに私が長年抱いていた様々な感情を一言にまとめてくれました！！！
こちらの漫画は、私が初めて堂々と、しかし無言で……所有したえっちな表現がメインの漫画です。夫も触れてきませんが……紳士協定のようです。（自己紹介か）
性快楽を突き詰めたら、敬愛・慈愛……愛こそが最上級の気持ちよさのスパイスなのではないか、と。
人間の性は、生殖や身体的快楽以外に、愛の文化という側面があるのだ、と思い至ります。
作品内の出来事を一部取り上げてみますが、例えば革や縄ひとつとっても、選ぶのに相手を思いやってのプロセスがある。
革の良し悪しに値段がついているのは当然として、ではなぜ上質な革が良いのか……という愛情のやりとりなど（そこを考えて、というか気づいて欲しいし）
この作品の主人公が、お小遣いという予算が限られる中でのやりくりの中で、その理由がより際立っているのもまた良い所だと見ています。
そして
主人公の性格とヒロインの性格が、非常〜〜〜にうまくマッチして
蔦が絡まるよう、ストーリーが展開されていきます！それが絶妙でたまらないです！
直接的な表現はないものの
深く深く「……エロいよ」といった所です（単行本帯コメント参照）
30代半ばのおばさんの願いとしては
エロ目的で読み始めた若い男の子にも、上に記したような
パートナー（恋人や妻）への思いやりや愛情なども感じ取って、この作品の良さとして大切にしてほしいなぁという事です。
※この本編シリーズもいいですが、ナナとカオルブラックレーベルもオススメですよ
by
主婦Ｋ
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9
