5.0
泣ける
孤独感とか他人に理解されない寂しさとか、存在も生きる時間も違う相手に思いを寄せてしまう切なさとか、反対にお互いに理解しあえる相手のいる喜びが描かれています。
読んだあと優しい気持ちになれます。
細い糸を丁寧に編み上げた柔らかいレースのような作品です。
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孤独感とか他人に理解されない寂しさとか、存在も生きる時間も違う相手に思いを寄せてしまう切なさとか、反対にお互いに理解しあえる相手のいる喜びが描かれています。
読んだあと優しい気持ちになれます。
細い糸を丁寧に編み上げた柔らかいレースのような作品です。
好き嫌いが別れる絵柄ですが、絵が苦手な方にも是非読んで頂きたい本です。
妖と人間の狭間にいる少年が、ニャンコ先生と共に忙しい日々を送る日常。
心温まるもの、感動するもの等あり、うるっとしてしまいます。
1話1話がいい意味でボリュームがあり、とても楽しめます。
自分はアニメから入ったので最初は絵柄が好きではありませんでした。
しかし、そのようなことは気にならないくらい夏目友人帳に魅入ってしまいました。
10年前にアニメで知り、あっという間にドハマり。コミックも全巻持っています。
人には見えない「妖」が見える夏目は、幼い頃に両親を亡くし、親戚に預けられるもそれが原因でたらい回しにされます。学校でも嘘つき呼ばわりされ友達はできず、自分が心落ち着ける場所が見つからないままでいましたが、とある縁で藤原家に引き取られることになります。このときのお話が、とんでもなくあったかくて泣けるんです。。。
頭のでっかい招き猫を依り代としたニャンコ先生を用心棒にして祖母の遺品である友人帳を護り、そこに書かれた妖達の名前を返す日々を丁寧に描いた優しいお話です。
夏目を迎え入れてくれた優しい藤原家の滋さんや塔子さん。転校した高校で出会った西村と北本。夏目に妖を見える力があることを理解している田沼と多軌。妖についての相談を持ちかけ、小さい頃にいじめていたことを反省しその後もちょくちょく連絡をして会いにくるようになった柴田。
妖が見え、祓い屋として家業を継いでいる俳優の名取。
夏目を慕ってくれている妖達の通称「夏目犬の会」
夏目が小さい頃には考えられないほどの優しい人達に恵まれます。時々起こる厄介ごとに巻き込まれては、紆余曲折ありながらも解決していきます。
人間が善で見えないもの(妖)が悪、として描かないところがこの作品の素晴らしいところだと私は思います。
何度も言ってしまいますが、どうか、まずは2話だけでも読んでみてほしいなと思います。
自分は 原作より先にアニメを知りました。
第4シリーズが 終わる間際だったので、
さほど 興味がなかったんです。
でも、原作を読んでみて 驚きました。
今までに 見た事のない こんなに 繊細なタッチで描かれているんだと 衝撃的でした。
また お話も 感情移入してしまうぐらい 泣けてきて 印象に残っています。
こんな絵 嫌いだとか、認めないとか 色々たくさん言われているようですが、私は好きですよ。
特別なものがみえる夏目。祖母の残した友人帳をめぐって妖怪と繰り広げられる物語です。
妖(あやかし)にそれぞれ切ない事情があって、夏目が垣間見る場面が毎回苦しくなります。
アニメ化されていますが原作に忠実。
読むと、言葉を大切にしたくなる。
20代女子です(*^^*)
妖がみえる男の子が、祖母の残した友人帳を手にして様々な妖と心を通わせていくお話です。
用心棒になってくれた妖のにゃんこ先生が可愛く、男の子とにゃんこ先生のやりとりもほっこりします。
他人に見えないものが見えてしまうせいで、すごく苦しんだ少年が妖を通して成長し、人とも妖とも上手に付き合えるくらい心が強くなっていく様子は目がはなせません。
妖怪モノの中でも出色の出来である本作。世に出て随分経つのに、いつ読んでも色褪せない。夏目と、ニャンコ先生を始めとする妖怪たちが繰り広げる優しい世界。疲れた心を癒やしてくれる、サプリのような作品です。
アニメも非常に良く出来ていて、シーズンを重ねて人気が高いのも納得。今季も毎週楽しみに見ています。
露神様の話は不朽の名作だと思う。
アニメから入って原作を読み進めているのですが、魅力的なキャラクターばかりですでにどっぷり原作にハマってます。
人物やもののけの心理描写が繊細で言葉に出来ない思いが溢れて知らず知らず泣いています。
辛い話もありますがひとしきり泣いた後にはすっきりするしのほほんとしたニャンコ先生に救われたりします。
人間関係に疲れてる方や癒されたい方、いえ全人類ともののけ達へオススメです!
夏目のキャラがいい!
寂しく孤独な過去を持ち、人の心の脆さや優しさを知っていて、でも人にも妖怪にも情を持って接せられる + 思春期の男の子らしさ + 勇敢さ。
ニャンコ先生も普段の姿は面白可愛いのに、本当の姿は頼もしくカッコいい!
そんな2人(?)が織り成す物語、世界観も含めてハマります!
人ならざるものが見える夏目たかし。普通の人には見えないものが見えることでこれまでずっと嫌な目に遭ってきた夏目は自分の人生を恨んでいた。
しかし、祖母の残した友人帳、大妖怪にゃんこ先生との出会いから、妖怪との関わりをとおして、人間とは、妖怪とは、ということを考えるようになっていきます。
キャラがすごくかわいくて、毎回しみじみとした気持ちにさせてくれるストーリー。必読!