みんなのレビューと感想「静かなるドン」（ネタバレ非表示）

途中からは微妙

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昼はパンティを作っている中小企業の冴えないサラリーマン、そして夜は広域暴力団のトップという真逆の２つの顔を使い分ける近藤さんの日常のギャグ漫画として始まるのですが、
昼職はドンの生来の残忍さを止めるための手段だったと明かされてきてからは、
実は近藤さんは深謀遠慮に長けた大人物で、彼に影響を受けた人達が少しずつ争いをやめていく…みたいな展開に。

一応、課金課金しながら途中40巻の最後のエピソードまで読んでしまったのですが、
正直、お金払って読んで良かったと思えるのは、坂本健のお葬式くらいまでかな…と思ってしまいました。

鬼州組4代目姐さんあたりからは、
度々起こる抗争を、近藤さんが相手のドンに影響与えるような人物に接触して、漢気見せて感動させて、ドンに掛け合ってもらって…の展開が多く、
そしてその大人物ぶりにドン達は焦り、むしろ早く近藤さんを片付けなくては…とますます躍起になり…といった感じのパターンに。

同僚の秋野さんとの恋愛は、もどかしすぎて、小中学生向けの少女マンガのようだし、
総長としてのお出ましの大半は、
秋野さんや昼職の同僚たちのピンチを救うため、多数の子分を引き連れてチンピラを蹴散らしに行くばかり。
それで思慮深い総長みたいな顔してるのは、都合良すぎるような気がしてしまいました。

ギャグ漫画のまま通してくれたら、面白かっただろうになぁ〜というのが正直な感想です。

430話まで読んでの感想

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無料話数が多いので暇つぶしに毎日読んでいます。
既にレビューで書かれている方もいますが男尊女卑の表現があるので苦手な方は注意です。
性的な表現も強い印象。
物語は争う組織が代わる代わるして似たような展開。
恋愛関係は秋野さんと近づいたり離れたりの繰り返し。主人公が突き放す、秋野さんが他の男といい関係に、やはりお互い好きだから近づく。
今の時点でも似た展開なのでまた寄りを戻すのでしょう。
主人公が美人から無条件に好かれるので今でいうなろう系な感じがしました。
主人公は優しい一面かっこいい一面もあるがデリカシーのないことを言うのであまり好きにはなれません。
組織を私情で動かすのもどうかなと。総長に嫌々なったので組織のことはほとんど投げやりな感じ。人情を出す時もありますが比率が少ないので何とも言えません。
たまに面白い展開があるので無料分までは読みます。
個人的に鳴戸さんと龍宝さんが好感度高いです。

読んでみると…

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有名なマンガですが、初めて読みました！読んでみると、滑稽で可笑しなだけの話ではなく、涙や登場人物一人一人の裏側を垣間見ることが出来たりと面白かったです。特に、マンガにしてもイヤな奴だなぁと思っていた部長の家族想いがわかる話はサラリーマンの切なさのようなものも感じ、普通の極道マンガではない良さを感じました。いろいろな側面から読むことが出来て面白いです。さすが！有名なだけある！！！

貧乏人は

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な～にが読むのに2ヶ月かかっただ。
貧乏人は多分3年はかかったぜ。

たっぷり楽しまさせて頂きました。
内容が古いとか。まぁ私が40代ですから気になりませんし。
色々登場人物が亡くなるので、思い入れの強い人が亡くなるとやっぱり悲しいですね。私は斉藤さんかな。
ドンちゃんの生き様には大して共感出来なかった
けど、最後は大願成就出来て良かった、良かった。

星3つ。の低評価の理由は最後駆け足過ぎるからです。人気が落ちて打ち切りになった？作者が飽きてどうでもよくなった？理由は分からないけど最後の怒涛の展開は納得行きません！酷いです！だから低評価。
まぁ最後まで読んでみたくなりますよ。そりゃぁ3年かかってますから！
低評価ですがお勧めしたい気持ちはあります。

最初の3分の1くらいが面白い

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とても長い連載なので、主人公の顔の設定が決まるまでにしばらくかかっていて、冒頭を見直すと誰かわからないレベルで別人。それはまあよくある話なので全然構わないけれど、途中でものすごく絵が下手になるのはツラい。ストーリーは新鮮組と鬼州組がわちゃわちゃやっている辺りまでは楽しいが、舞台設定が世界に広がってからの荒唐無稽さに興味が薄れていった。
などと言いつつ結局最後まで読んでしまったのは古参キャラクターたちの魅力のせいだと思う。静也と秋野さん、猪首、鳴門、龍宝、生倉。描かれた時代とはいえ女性やゲイ、トランスジェンダーについての差別的な表現や無知ゆえの間違った描写には引っかかった。静也も魅力的な好人物ではあるが、馬場さんやプリティの下着モデル相手には相当ゲスなことを言ったりやったりする。でも秋野さんは少年漫画が生み出した屈指のマドンナではないか？　ってそんなに少年漫画知らんけど。

たまにはこういうストーリーもいいね

まさかこの人が？！という系のお話。
人は見かけでは判断できないよね…実はすごかったりするんだよね…という、昔からある手法で描かれた内容。次から次へと起こるトラブルを、そんな主人公が冷静に解決していく。暇つぶしにはいいかもしれない。やくざモノだから、登場する人たちは悪い人であることは間違いないのだけれど、憎めないというか、そのあたり含めて、「お話」として気軽に読めてしまう内容です。

ザ・昭和

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主人公の二面性を描いた作品は数多ありますが、ヤクザの親分と女性向け下着会社のさえないサラリーマンという設定は、なかなか興味深いものがあります。

まだ途中までしか読んでいませんが、良くも悪くも、ザ・昭和、という印象。昭和の任侠映画と、昭和のお笑いネタ、絵のタッチも昔懐かしく、この作品を読んでいる時間だけは、タイムスリップしたような気分になります。

少し無理のある展開も気にはなりつつ、主人公のハチャメチャな二重生活を、外野の視点で楽しみながら、今後も気楽に読んでいきたいと思います。

ちらっと試し読みのつもりが・・・

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漫画は全く読んだ事が無かったのですが、香川照之が昔Vシネマ?で総長役をやったんじゃなかったかなぁ～とチラッと読んでみたのがキッカケでした。
最初は期待はしていなかったのですが結構気になり毎日読み進めてすっかりハマり(笑)
笑ったり、涙したり、胸がきゅ～んとなったり
今日で無料分を読み切ってしまったのですが続きが読みたいです。

なんかな～

無料分読み途中です。面白いは面白いけど、堅気でいたい割には、要所要所で極道パワー出して来るのがちょっとな、という感じ。結局権力持ってるから好きにできるんじゃない？みたいな。ホントに堅気やる気があるなら、何事も極道パワー使わないで解決してほしい。でもそれだと漫画として面白くないか。どちらかと言えば、主人公より、周りのキャラがチャーミング。

かっこいい…のか？

古い作品ですので、今時の感性からするとセクハラ、モラハラ発言が多いですね。気にならないなら楽しめる作品だと思います。
主人公も無駄な争いは避け、自分の信念を通し道化を演じている感がありますが、随所に出てくるダメダメなところを見ると、かっこいい？とは思えないかな。
古さが気になりますが、コメディーなので任侠物初心者には気楽に読める良作だと思います。