スミーくんさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全20件
  1. 評価:5.000 5.0

    冒頭の献辞

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    反抗期で母にぞんざいな態度をとる高校生のマサト。
    父は、長距離ドライバーで留守がち。
    ある日、いつものようにだらけた態度のまま部屋に篭るといつの間にか眠っていた、
    リビングに行くと、母は既に立ち去った何者かに惨殺されていました。

    犯人は捕まらず、
    生意気で全然愛情や感謝を伝えていなかった日々やその日に限ってヘッドホンで音を遮ってしまっていたことを後悔しながら
    マサトは、転職した父と何とか日常を取り戻そうとするのですが、
    今度はマサトがチンピラに因縁つけられ暴行され、死んでしまうことに。
    が、そこに鬼が現れ、今死んで天国へ行くか、或いは鬼に魂を売って生き延びるか、ただしその場合、いつか最期を迎える時は必ず地獄行きに決まると、マサトに選択を迫ります。
    生きるため鬼に魂を売ると決めるマサト。
    しかしこの鬼・豪鬼は実は割と高位の鬼で、誇りを持った話せる奴。
    マサトは豪鬼に聞いた話から母を殺したのは鬼に魂を売った人間の誰かだと確信し、
    鬼憑きの人間を探すことに。
    そして、その先々で鬼や人間達の起こす悪事に出会い
    その末路や、鬼を退治したところで救えない人々に心を痛めていきます。
    その度に豪鬼は、自分たちはちっぽけな存在で、聖者になんてなれないのだと言うのでした。

    ……
    もう、これでもか、というくらい始まり頃の主人公が可哀想で、
    豪鬼に死か地獄かを選ばされる辺りで、こんなに理不尽な設定、作者さんは命を軽視しているかサディストなのかな…と正直少し嫌気がさしたのですが、結構その後の展開も面白く、まだ中盤なのですが、寝不足になるほど一気読みしてしまいました。

    それで、途中まで読んでから知ったのですが、作者さんがこの話を描いたのは、実は作者さんの親友が理不尽に暴行され殺害されたという重い現実の背景があり、
    漫画にしか出来ない問題提起を模索した末に描かれた作品なのだそうです。
    物語の冒頭で献辞を書かれた人がその親友さんらしいです。

    それを知ったら、作品中の残酷な描写も決して命の軽視などではない、現実の理不尽を訴えるために描かれた物なのだな…と、
    知る前とは違った印象を抱くようになりました。

    この後書きは本来、「決意表明2」の後に書かれているようで、めちゃコミでは省かれているのですが、
    出来たらそれも載せた方がこの作品のメッセージが伝わるのではないかと思いました。

    • 186
  2. 評価:5.000 5.0

    めちゃくちゃ面白いし泣いた

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    無料版を読んで気になったので、1話だけ買ってみようかな…と思ったら、
    めちゃくちゃ面白くて一気に全話購入してしまいました。
    ポイント追加しまくってしまった…。

    バイト先のコンビニに来た女の子に不気味な悪霊が憑いているのを見た主人公は、
    翌日彼女が凄惨な事件の被害者になったと知ります。
    そして今度はふと会った自分の幼馴染にその悪霊が移っていて、
    彼女を守るために奔走する…という内容。

    よくあるグロ系のホラー漫画のように
    主要人物を簡単に次々犠牲にしていくのではなくて、
    登場人物達が過去に亡くした人達への後悔や愛情に向き合って前向きに成長していく過程を通して
    キャラクター達に親近感や愛着が湧いてきて、
    読後感がとても良かったです。

    泪くんは何故突然見えるようになったんでしょうね。
    亡くなった人への気持ちを吐露したり弟が出てくるシーンは、かなり泣きました。

    ここからはネタバレなのですが、
    犯人が若い女性を連続で狙ったのは、
    まどかちゃんを最終的なターゲットに決めていて失敗しないためだったと語っていましたが、
    じゃあ何故唇オバケはその時点からまどかちゃんの所に出てこなかったのでしょうか?

    あと、1週間に1人練習台にする事にしたということは、
    1ヶ月で近所の若い女性ばかり4人も連続で行方不明になったという事で、
    その時点で周辺の住民は物凄く不安だし噂になっていると思うのですが…
    そこで冒頭の女子高生の事件があったら、
    普通、真っ先に連続行方不明事件と関連付けて考えて、
    交友関係から犯人は分かりそうな気がしてしまいます。
    それと、あの子は何故川に投棄しなかったのでしょう?
    話中に説明が無かったので、ちょっとそこは気になりました。

    あとは非認可の薬で人を実験台にしていた?医者も、泪くんに会って霊視できるようにしてもらうか、
    遺族を探して集団訴訟とかしてみたら良いのに。
    ショウゴくんがお金に執着している理由として出てきたのだと思いますが、
    あのシーンが伏線回収されずにポンッと出てきて終わりになってしまった感があります。
    金額も、息子が10万円ずつ集めてどうにかなる額って、 悪徳医師にしてはちょっと微妙な気がします。

    • 77
  3. 評価:5.000 5.0

    続きが待てない

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    凪ちゃんがシンジくんへの尊敬の気持ちに気づきだし、
    お、これはヨリ戻す方向に進むの??という展開になってきたところで、
    超美人の当て馬・円ちゃん登場。

    …と思ったら、お邪魔虫だと思いながら読んでいるこちらまで応援したくなってしまうような健気な子でした。
    これは、本当にシンジくん、どっちを選ぶんだろう…?全然わからない。。

    でも美人だからと努力を評価されず心潰される思いを抱きながら、ずっと周囲に怯えて空気読んでいる円ちゃん、
    これは絶対、凪ちゃんと話合いますよね。

    同じ感情に追い詰められて自分探しのお暇に入り、何か掴みかけてきた凪ちゃん。
    むしろ、シンジくんより凪ちゃんの方が円ちゃんの救いになってあげられそうな気がします。

    あと、他の読者さんたちはゴンさんに手厳しい評価ですが(笑)
    私は、凪ちゃんに特別な感情抱き始めてから話すたび緊張するようになってしまったゴンさん、
    可愛くてちょっときゅんとしてしまいます。

    自分探しする凪ちゃんを否定し、以前の彼女に戻ることを求めるシンジくんは、
    凪ちゃんがお暇でようやく気づき始めた彼女の長所を
    ずっと前から感じて知っていたからなんだろうと感じます。
    でも、「健気に頑張るキミが好き」ってタイプだから、
    背伸びを辞めた彼女に失望して、また昔の彼女に戻ってほしいと願っている、、
    それって、彼女が周囲の顔色伺って必死についていこうとしていたからなんだけどなぁ…と、
    分かってくれないのがちょっと寂しい気がします。

    一方、凪ちゃんの前向きで大らかな性格に惹かれるゴンさん。
    ゴンさんも、今までの執着しない人間関係で誰とも分かち合えない寂しさを抱いていますが、
    内心変わりたいからこそ凪ちゃんに惹かれてきたのではないかなーと思って見ています。
    今のヒッピーみたいな生活から抜け出して変わるなら、凪ちゃんはゴンさんを選ぶのでも良いと思うんですが、
    どうなるんだろう。。。??

    とにかく先が気になって、、高校生の時ぶりに雑誌買っちゃおうかなーなんて思ってしまいます。

    • 72
  4. 評価:5.000 5.0

    少年漫画だとは気づきませんでした

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    キャラクターに共感する部分がとても多く、何度も泣いてしまいました。
    そして読んだ後、自分の取り組んでいる事も、出来る事から頑張ってみよう、と思える漫画です。

    内容は、業界モノなのですが、
    服飾やモデルの世界は競争が非常に激しく、馴れ合いや綺麗事を言っていられるほど甘くない。
    「自分の服を着た人が喜んでくれるのが嬉しい」と人畜無害な理由でデザイナーを夢見た育人が
    服飾の世界で揉まれ「負けたくない、見返したい」と、
    腹が座り、成功のため競争に肯定的になっていく姿にとてもワクワクし、頼もしく感じました。

    魅力的なキャラクターは育人だけでなく、
    低身長でショーモデルは無理と言われながら、どんなに相手にされなくてもへこたれずに自分を売り込み続ける千雪。
    やっと掴めた仕事に最大限のプロ意識を持ってのぞむものの、本当に誰でも良い仕事、更にそれすらもバランスが悪いと外され…
    本来プライドの高い彼女がずっと堪えていた涙をこぼすシーンでは、こちらも泣いてしまいました。

    柳田さんや心、遠などの主要キャラクターは勿論なのですが、
    素養の無い夢を追うことの残酷さを目の当たりにし、心を天職のモデルに縛りつけようとする五十嵐、
    同じく泣きながら低身長の娘にクビを言い渡した藤戸社長、
    憧れの柳田の前で一か八かの機会に手を挙げられず、そこでチャンスを得た育人が柳田のテイストを崩して喝采を浴びたことに複雑な思いを消化しきれないカオル、
    強い自負を持ってファッションの世界を志したものの、熾烈な競争に埋もれ、
    更に「オシャレ」「ダサい」という流動的な評価に怯え、自尊心を保つために陰口を叩くその他モデルやデザイナー志願者・・・

    そんな挫折と向き合っている人たちの姿にも共感してしまうのです。

    どんな業界でも夢を追ったことのある人や、小さな事でも挫折した経験のある人なら、共感するシーンや心動かされるセリフがあると思います。

    まだ連載中のようで、はやく続きが読みたいです。

    • 51
  5. 評価:4.000 4.0

    最新でましたね

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    ちょうどサイト開いたら配信された所だったので、8話目読みました。

    ひえ〜…そうなる!?
    元カレの家に忍び込んで裸エプロンで料理大量に作ってるとか、、
    もうニュースになるレベルの狂気でしょー!
    それにしても徳井さんは、周囲の女性から揃いも揃って、都合良い肩書きの付いた物扱いされていて、
    近寄ってくる人も勝ち組になりたいから…って、なんか可哀想ですね。
    いつか幸せになって欲しいですね。

    それにしても、中山さん、性格悪いわ〜。
    詩織は良い気味として、親の会社への引き抜きを餌に女子社員を裏切らせるとか、、
    結局は皆にかしづかれていないと気に食わない人なんですね。
    最終的には親の権威振りかざしてくるなんて、、
    お父さんがわざわざ他の会社に世間勉強に行かせた意味あったの?(^_^;)
    それに娘を身元隠して引き受けてくれた義理のある会社から引き抜きって、倫理観なさすぎでしょ。。
    枝葉だけど、そこは気になりました。。

    ストーカーの正体は、個人的には「88」=「パパ」?お父さん??と思っていました。
    ちょっと意外です。
    都内の下町出身者としては、六本木やお台場も昔の不便だった頃のイメージが残ってしまっていて憧れもないので
    なんで、あんなに足元すくわれて仲間もいない虚飾の場所にまだこだわるのか、分からない…。
    六本木のキャバクラに落ちたのなら、
    新橋も港区なんですが、SL広場前あたりのキャバクラは?って勧めたくなりましたw
    あとは赤坂見附とか。
    むしろ六本木より働きやすいですよ。

    なんか末路が可哀想になってしまいましたが、
    とうとう明日香先輩が出てきそうですね!
    サヤの理解者になって救ってくれるんでしょうか?
    それとも更に追い込みかけてくるのか…?
    個人的には、そろそろサヤに気づかせてくれる人が現れて、救われて欲しいです。

    • 35
  6. 評価:5.000 5.0

    キャラが皆丁寧に描かれ共感

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    ちょっと周囲とズレているために過去の人間関係の失敗から相手の心が離れていく事に臆病になっている2人が
    お互いに慮るポイントが違うために
    駆け引きもなく真剣に相手のことを考えているのにすれ違い、落ち込んでは
    何となくすり合わされて丸く収まる
    …その繰り返しで信頼が強まっていく感じが凄く面白いです。

    どちらの心の機微も道理が通っていて共感できるので、
    こんな事ありそうだな〜と思います。
    しかも、そのすれ違いがテンポ良く明るく描かれているので、笑いっぱなしで、
    アンジャッシュの勘違いコントの恋愛版みたいでした。

    わざとらしい天然じゃなくて、すっごく気持ちのわかる天然のふたりが愛らしくて、
    悲劇的な展開も無く読後感も良いです。
    タマや千代ちゃん、ナオトなどの脇役もみんな可愛くて愛着わきます。

    あと、絵が綺麗で、
    登場人物が奇抜な外見でもないのにそれぞれ個性的に描き分けられていて、
    どれも同一人物に見える事がなくて違和感なく見やすいです。

    • 30
  7. 評価:3.000 3.0

    厄介ファンってこんな感じなのかな

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    アイドルを好きな気持ちって、
    グッズを眺めて心満たされたり、
    握手会などのイベントで、憧れの人に直に会える非日常に酔いしれたり…。
    本来ならそれだけで毎日を彩ってくれるものですが、
    彼に喜んでもらいたいと思ってプレゼントをあげたら、お礼を言われた!実際着てくれた!
    …たしかにこんな特別感ある喜びを知ってしまったら、
    ちょっと無理してでもまた次のプレゼントをあげたくなるのかもしれないなと思います。
    そして、無理して貢いでいるだけに、他のファンの子より特別な存在だと思ってほしい…
    費用捻出のために横領に手を出し、仕事をクビになり、風俗に。
    そんな中、じつは美人ファンとは個人的に遊んでいる、
    自分の事は内心気持ち悪いと思われていて、バカにされていたと知って、
    我にかえると、自分は彼に貢ぐために全て失っていて…
    価値観や倫理観の稚拙さはともかくとして、暴走する気持ちは理解出来るなと思いました。

    同じ作者さんの他の作品と比べると、
    どんでん返しの展開も出世する楽しさも煌びやかさも無くて、
    最後までタイトルから想像できる話の枠に収まっていて、
    少し物足りなく感じてしまいました。
    でも、一見狂気にしか見えない厄介オタの気持ちの変遷が見えるような気がして、
    なるほどなぁと感じさせてくれるお話でした。

    • 27
  8. 評価:2.000 2.0

    絵は可愛いけど偏見が強い

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    梟症候群の話、絵はすごく可愛いと思ったのですが、
    水商売だと夕方から夜中まで仕事時間なので、
    それなりに売れっ子っぽいこのお母さんがこの時間帯に子供と過ごしているのは疑問でした。

    あと私は昔水商売をやっていたのですが、
    ホステスは、飲めば飲むほど売り上げになるので、
    売れている人ほど、仕事中にしっかり飲むためにプライベートでは飲まない印象があります。

    子供を夜付き合わせるとか、お酒を飲ませるというよりは、
    お客さんの同情誘って裏引きするためにお客さんと会う時に子供を連れて行くとか、
    お店を手伝わせるとかみたいに、
    仕事に子供を利用する人の方がトラブルとしてよく聞く話だし、
    夜更かしも、飲みに行く為よりは仕事終わりに託児所から連れて帰る時に起こしてしまう、という方が納得できるかな。
    そのあたりがちょっと不自然かな〜と思ってしまいました!

    • 26
  9. 評価:4.000 4.0

    わかる

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    私もしばらくキャバ一本で働いていた時期があって、
    その後アラサーの頃に、前の店の地域は避けつつも、少しだけ派遣のキャバで働きました。
    あの独特の音楽と照明の空間に戻った時の花子の気持ち、わかるなぁ…と思いました。

    売れるとあからさまにヒエラルキーが上がって何でも正当化されていく、
    それでも普通に懐き懐かれ…の人間関係はあって、
    だからといってそんな友情の関係でも平気で嘘が混ざってる、
    キャバクラのバックヤードの雰囲気が良く描かれていると思います。

    キャバで働いていると、どうせ店についてから夜用のメイクし直さなきゃならないので、
    同伴が無ければ頭ボサボサ・すっぴんで出勤なんてザラなんですよね。
    だから夜あがった花子が自分に構わない地味なOLになっていたのも、人によるとは思うけど、意外と現実味あると思います。

    でも、終わりの尻切れ感は正直ちょっと寂しいかな。
    ナンバーの発表なんて毎月の事だし、こんな風に含み持たせるほどのことでは無いんじゃないかなぁ…と。

    あと、いくつかつっこみたくなるところもあったかな。
    伝説のナンバー1がバースデーで200万?とか
    飛んだ子がカムバックは厳しいでしょ…とか、
    それと店の売上助けるほど売れてるのにヘルプに付けるかなぁ、
    しかも保証期間だろうにフリーに着かせないとか…??
    彩さんの営業も、完全な友営だと客単価上がらないので、あのくらいの色恋なら店も勧めてくるし、あんな悪者扱いされる程ではないような。

    あと番外編?の昼キャバの奥さんも、
    あれだけ愛想なかったら指名やドリンク取れないだろうに、
    昼キャバって時給はコンビニに毛が生えたくらいしか貰えないので、
    バックつかなきゃ高収入ではないような…。
    それに最後、シンママになったなら、もう昼キャバじゃなくても良いんじゃないかな…とか。。

    まあちょっとアレ?って所はあったけど、
    雰囲気としては、ドラマなどで描かれるキャバの話よりも
    夜の雰囲気がよく出ていて、楽しかったです。

    • 19
  10. 評価:5.000 5.0

    ショートショートや都市伝説のような世界

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    作り込まれた設定やキャラクターの魅力で読ませるのではなく、
    シンプルな設定で人間の内面や人生を描いていくような漫画なので、
    漫画が好きではない人でもショートショート感覚で楽しめると思います。

    基本的には1,2話完結の読み切りなのですが、
    読み進めていくうちに、完結した物語のキャラクターが話の中に登場したり、
    そのうちに走馬灯株式会社やディスクが壊れて人生が無くなってしまった人たちの謎が解けていきます。
    壮大な伏線回収が感じられてドキドキしました。

    後ろの方の話で、走馬灯株式会社を探す探偵が世の中を見回しながら
    「この中で走馬灯株式会社に行ったことのある人はどのくらいいるのだろう」と眺める雑踏の中に
    前話までに読んだ登場人物たちが沢山いるというシーンは、
    もしかしたら私の身の回りにも走馬灯株式会社に行った人やとても不思議な体験をした人たちが普通に混ざっているのかも…と思わされる、普遍的な奇妙さがありました。

    個別のエピソードで好きだったのは、雪村莉絵、山本たまこ、妹尾舞、笠置修道、今泉安彦、柴秋人です。
    本当に全然結末が読めないストーリー展開でした。

    全部を有料で読むのは大変ですが、
    全編通したラストの物語も、頭がしばらくボーッと引きずられてしまうような、忘れられない読後感です。
    物悲しくて空虚さもありつつ少し救いも感じる、静かなエピローグでした。

    もし読み切りではなく本編を追いたい場合は、「喜島茂輝」「澄川探偵事務所」「秋月楓」「風見匠」「光明寺輝人」「澄川耕作」「羽宮理乃」「走馬灯株式会社」の順(できたら「今野満男」も)に読んでいけば、全部のエピソードを読まなくてもエピローグまで読むことができます。

    ここ数年で読んだ漫画の中で一番面白かったと思います。

    • 8

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