2.0
泣けますが不満
無料分が多くあるので読み始めたらハマってしまいました、主人公達の日常や状況の変化など主軸はハッキリしているものの内容自体は後半まで5話完結で様々な依頼者がうらやめしやに相談にやってきます。目には見えないモノたちから本当に大切な事を教えてもらう、良い話が多いと思います。但し肝心の主軸の方では光太郎が不憫でなりません、十年のという歳月を一瞬にして失ってしまった彼、かつての友達と共に何故死ななければならなかったのか…そこは光太郎だけでも人間として生かしてあげて欲しかったし子供時代に彩りを家族団欒で普通の暮らしを、やっと戻ってきた彼の人生を彼が天寿を全うするその日まで心穏やかに過ごさせてあげたかった。その後出てくる妹お静がいる時には光太郎や光太郎の友達は出てこれません、それもまた可哀想で…あれだけの霊力がありながらも開花させずに生涯を十代のまま終わらせてしまった彼が本当に勿体なさすぎる、あそこで彼を死なせる必要が本当にあったのかとわたしは疑問に思います。お妖も後に死んでしまいますがそうなると佐治とお静が生き残るのでしょうか?家族の半分を奪われて幼き娘と二人になってしまった佐治も可哀想です。いくら幽霊として彼らが見守っているとはいえ人間は生きてこそだと思うのです。死んでしまったらもう終わりなのです。辛い人生を過ごしたお妖も光太郎も生きていてほしかった、佐治にも家族の暖かさを幸せをずっと感じて生きていて欲しかった。お静についても同じ事が言えるでしょう、みんな可哀想。毎回変わるお話はいいですが主軸としてはどういう意図で作者様が主人公達を不幸にしているのか想像が出来ません。みんなハッピーエンドじゃダメなのでしょうか?
- 5